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お金のことを教えられるのは親だけ??親の価値観は子どもに継承されやすい?

お金の知識を増やして、知識無双の第一歩

お金のことを親が教える必要があるのは、学校ではお金のことを勉強する機会が圧倒的に少ないからです。

お金の話はタブーとか、そういう常識もあるようですが、それはたぶん、あまり話せる人がいないからなんでしょうね。

倫理にかけたり、道徳から外れるような話題ではないのですが、大人になっても気にする人はまだいるかと思います。

↓文章を読み上げてくれます(.WAV)

お金の教養が圧倒的に不足しているのが特徴な日本人

日本の義務教育の中にはお金の授業はありません。

アメリカや香港など、海外では小学校の頃からお金の授業がありますし、シンガポールも金融教育が進んでいます。

つまり、今も昔も、日本の子どもたちは、学校でお金の勉強をする場がないということです。

さらに、親や祖父母世代の価値観が子どもに継承されるせいか、「子供がお金の話をするな」と言われることもあります。

お金は汚いもの、お金の話は人前ではタブーというような傾向がありますし、貯金が美徳という価値観も根強く残っています。

とはいえ、少子高齢化に歯止めがかからない日本では、今の日本の子どもが大人になるころには、年金や社会保障制度はあてに出来ない可能性もあります。

終身雇用で給料が右肩上がりの時代も終わりつつある時代です。フリーランスで働くという選択肢も増えてきているのはそのためですね。

世界の人と共に生きるためにも、お金の知識は必要不可欠な時代へ

お金を蓄えるのはもちろんですが、お金を管理し、限りある中でやりくりし、時には増やす、稼ぐというノウハウも、生きる力として必要になります。

さらに、少子高齢化による働き手不足の影響で、今以上に外国人労働者を受け入れているはずです。

世界各国の人たちと共に生きていく中で、お金の教育を十分に受けていない日本人はここで差がつき、お金については負け組が多くなることも考えられます。

日本の子どもたちがこうした厳しい状況の中でなんとかして生きていくには、お金がまわる世の中のしくみを捉え、自立のために正しくお金を使える人間になれるかどうか、というところがポイントです。

それが社会で自分の能力を発揮し、いろんな人たちと協調し、互角に渡り合う力にもなりえます。

 

子どもから「お金ってなに?」と聞かれたら、なんて答えますか?

子どもから「お金ってなんやねん?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。

  • 何かを買うのに必要なもの
  • 生活するのに欠かせないもの
  • 安心のために蓄えておきたいもの
  • マウントをとるため

等々、色々とでてきますが、こどもが一番イメージしやすいのは「何かを買うのに必要なもの」だと思います。

子どもは大人がどこでどうやってお金を使うか、じつはよく観察しています。(お金に限らずですが)

親がお菓子やおもちゃを買ってくれるのを見ていれば「お金があればほしいものが手に入る」ということは、3歳くらいの小さな子どもでもわかります。

親が思っている以上に、子どもはお金の概念をつかんでいます。

ですが、子どもが実際にお金に触れ、その存在をしっかりと体得する機会は、あまり多くはないでしょう。

カードやスマホ決済がありふれたこの世の中では、こどもがお金に触れる機会が少ない

今は、お金を引き出すものの代表として「ATM]があります。

また、Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)などの交通系ICカードを「ピッ!」とすれば、バスや電車なども簡単に乗れますね。買い物の支払いも可能です。

お金の送金も買い物も、スマホやネットでポチっとするだけで、あっという間に終わります。

ほんの何十年前は、買い物も切符も現金が主流でしたから、この金額にはこれだけの紙幣や硬貨を払うと学習する場が、日常生活の中にたくさんありました。

現金よりも、カードで何でも済ませるシーンばかりをみている子どもは、高いものでも安いものでもなんでも簡単に変えてしまうと錯覚しやすいです。

おわりに

海外ではお金の教育は義務教育レベルで取り入れられています。

日本では学校では学びの機会はほとんどないので、自分で学ぶ必要があります。

よく「FP3級は義務教育に取り入れてほしい」と意見がありますが、これは本当にその通りだと思います。

ただし、子どもがそのままFPの教科書を見てもわからないので、そこを大人が内容を咀嚼して子どもに与える必要があります。

時代の変化と共に、お金の形も変わってきました。今は現金で支払いをしている人のほうが珍しくなっているかと思います。

支払い方法が変わっても、「お金」という概念は変わりません。しっかりと子どもにお金のことを教え、将来幸せにしてみましょう。

 

参考文献

 


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