質問をするにしても、まず相手にキチンと喋ってもらうことが重要ですが、こちらもちゃんと話を聞いている姿勢をみせることも大切です。
「うん、うん」と聞いているだけでは、相手も本当に聞いているのか不安になってくるわけです。
これは、専門家に聞くのも、セミナーで聞くのも同じです。
この記事はこんな人におすすめ
- 専門家に質問をしても、何を言っているのか難しくて理解できなかった
- 大勢の人がいるセミナーで質問をしたくても、どう質問していいかわからない
はいはいはい、完全に理解しましたよ~
と、僕はいつも言います♪
そういう人は大抵の場合、理解していませんね。
質問をしてくる人の方が、理解度が高いように思えます。
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仕事をすすめていると、取引先などと交渉する機会が多くあります。そんなとき、こちらの都合ばかり話しても話し合いは進みません。
必要ならまず相手の話しをじっくりと聞き、相手の話しを理解したうえでこちらの主張を伝えていきます。結局はそのほうが、こちらの主張は伝わりやすいです。その時に役立つのが質問となります。
相手の話しを聞くといっても、ただ黙って聞いているだけではだめです。
ポイントは、話している側が「自分の話しがちゃんと伝わった」と安心できるかどうか、という点です。
ただ黙って聞いているだけでは、「この人はうん、うんと聞いているが、本当に伝わっているのかな?」と不安になり、話し合いの効果が半減します。
では、あなたが相手の話しを十分に理解したことを証明するにはどうしたらよいのか。
一番有効な方法は、相手が言ったことを「あなたの言葉で整理して投げ返す」ことです。相手がひとしきり話し終えたら、次のようなことを質問してみます。
「あなたの言いたいことは、要は〇〇ですかね。」それが相手の言いたいことと合致していれば「この人は聞いているな」と満足しますし、違っていれば「それは違くて、こういうことです」と違っているところだけを説明することになります。
そして、その説明が終わった後、再び同じように聞いてみましょう。それを繰り返せば、あなたの理解が完全であると相手は確信するはずです。
あるいは、相手の話しが理解できないときは、次のような質問を投げかけて、積極的に聞いてみます。
「〇〇の点だけ、よく理解できなかったので、もう一度聞いていいですか?」と。こうすると、あなたが相手の話しを理解しようと真剣に聞いている姿勢は伝わります。それによって相手は安心して話しを続けることができるのです。そして最後に、他にいいたいことがないかどうか聞いておけば完璧です。
相手の話している最中なのにそれを遮ってまでしゃべりだす人もいますね
場所によってはキャッチボールでなく、ピッチャーマシン相手に話しているような人もいますね。
自分が言いたいことを全部言いきり、自分の話しをじっくりと聞いてもらい、相手に理解されたときに人は満足します。
そして、今度はあなたの話しを受け入れる心の余裕も生まれます。質問には、そういう効果もあります。
心理学では「返報性の法則」といい、人は自分の話しを十分聞いてくれたお返しをしたくなるものだといいます。
相手は、この返報性の法則に従って、今度はあなたの話しを十分に聞いてくれると思います。
いつも与えられていると、何か恩返ししたくなる気持ちが湧きますね。
ただ、そういった与えられることを普通だと感じる人もいるので、相手を見極める必要もあります。
パソコンを買う時でも、車を買う時でも、何かを始めるときでも、自分があまり知識を持っていない分野に関わろうとするとき、あなたはどうしますか?
大抵の場合は、その分野に詳しい人の話しを聞く(または本を読む)などして、知識を得ようとするのではないでしょうか。
その分野に詳しい人は、多くの知識を持っており、正しい判断をできることが多いからです。これはビジネスでも同様ですね。
世の中には専門家が数多くいます。何か疑問点があるとき、少し突っ込んだ話を聞きたい時は、その道のプロに質問するのが一番の近道になります。上手に聞けば、有用な情報を手に入れることもできます。
専門家は、その道について深い知識を持っていますが、そのレベルで話しをされても、専門用語が飛び交ったりして聞く方も理解することは難しいでしょう。
ですから、専門家に質問をするときは、まず「自分の知識レベルを知ってもらったうえで話してもらう」ことが重要です。
つまり、自分がその道について持っている知識レベルを最初に話しておきます。そうすれば、そのレベルに応じて答えてくれるはずです。
たとえば、パソコンを買う時も、使う目的によって必要な情報は異なります。ですから「何のために」という質問の目的を、相手に伝えることが大切です。質問者の知識レベルと目的がわかれば、答える方もかなり答えやすくなります。
これは、会社内の仕事仲間と話すときも同じです。あなたのことをよく知らない人と話す場合は、とにかく自分のレベルをまずは相手に知ってもらいましょう。
ただ注意すべきは、知ったかぶりは厳禁です。変なプライドは捨てましょう。
ちなみに、Excelの関数って詳しいですか?
あ、なんでも聞いてくださいよ~
関数でいつも焼肉焼いてますよ~
・・・・・
専門家の話しを聞く場所として、セミナーや講習会というものがあります。
ある特定のテーマに基づいて全受講者のために行われているので、質問をする場合もそのテーマに沿った質問をsるうのがマナーとなります。
また、質問している時間は全ての受講者の時間を使っているわけなので、ポイントだけを手短に質問します。
そのためには、講演を聞きながら、疑問に思った点を質問メモに残して、すぐに質問できるように整理しておくといいです。
例えば、「お話の中で特に言及していませんでしたが、この制度についてはどうお考えですか?」や「この制度は今後どのような方向性で進むのでしょうか」など、大局的な見地を問う、大きくまとめた質問や、「考えをまとめると、こういった解釈でよろしいでしょうか。」といった確認型の質問が回答を得やすくなります。
反対に、自分の考えを長々と話したり、自分の意見を言うだけだったり、受講者のほとんどの人が関係ない特殊な事例とか、結局何が聞きたいのかわからない質問は、やってはいけません。
こういう場で質問をするのは勇気がいりますが、せっかくの場で、専門家の話しをじっくりと聞くチャンスなので、是非有効活用してみましょう。
いっぺんに3つも4つも質問をされるのも、結構くるしいですね。
複数ある場合は、3つあるのですが、まず1つ目は〇〇ですがどうですか?、と、一件一件質問と回答を得るといいですね。
答える方も、「3つ目の質問は何でしたっけ」となることがあります。
相手に自分が真剣に聞いているという事を伝えるためには、最後に「つまりこういうことですね」と、まとめてみるのもいいかと思います。合ってれば問題ないですし、違っていれば、相手も「説明が難しかったかな」と思って丁寧に教えてくれます。真剣に聞いてくれる人には、真剣に話したくなるという事実もあります。
また、初めてのことをする場合は、専門家に聞くのが一番いいのですが、専門用語で説明されても、全然理解できずに終わってしまいます。これを避けるためにも、まずは自分の知識レベルがどのくらいなのかと、何故その質問をするのかという目的を伝えておくと、相手も答えやすいかと思います。
もし質問者が少し知っているレベルで説明するとき、これくらい知っているだろうと、質問者へ説明を省くこともありますので、なんとなく知っているレベルであれば、全然知らないというレベルで考えて問題ないです。
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