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判断が早くなるコツこそが、ロジカルシンキング!!判断が遅いと殴られることもなくなる!?

判断が早い!ロジカルシンキング

A4メモ用紙を毎日努力して書いていると、感覚が研ぎ澄まされて頭の回転が速くなるようなきがします。

そして、その感覚をビジネスに生かすことができれば、即決即断ができる優秀なビジネスマンになります。

便宜上、ビジネスマンと表現していますが、個人で働いている人にも同義です。

是非ともロジカルシンキングを身につけてみましょう。

↓文章を読み上げてくれます(.WAV)

ゼロ秒思考の頭の中

A4メモを毎日10~20枚、それぞれ1枚1分で書いていると、感度がものすごく上がっていきます。

経験したことのないようなプロジェクトに取り組んでいるときは、気持ちはいっぱいいっぱいになってしまいますが、メモを書いていることで落ち着きますし、頭は高速回転になっていきます。

それがもっと進むと、瞬時に素晴らしい案を考えつくようなことが起るようになります。

その究極の姿が「ゼロ秒思考」となります。

例えば、物産展を企画し、当日を迎えたときに、Aというステージの混雑の解消の仕方を考える場合ですが、

Aステージはどんな場所か?

  • 人気店は集中していない
  • 端にあり、お客さんの抜け道になっていない
  • 子供向けブースが多い
  • 混雑していて解消が必要

Aステージの混雑を解消するには

  • Aステージに多いのは子どもとその親が多い?
  • したがって混雑から子どもがケガをしたり、迷子になる
  • これに対して、ゆるキャラが風船を配り、子どもを誘導するのはどうか?(子供を移動させると親も移動する、子どもが風船を持つことで子どもの位置を把握しやすい)
  • 誘導ができ、迷子や事故も防げるので、Aステージの混雑解消につながる

このAステージの特徴をとらえ、それをもとに混雑の根本的な原因を把握し、具体的な解決方法に導いていく。

このロジックが瞬時に頭で描かれるのがゼロ秒思考です。

なお、上記はあくまでも一例でありますので、その他の実情にも応用はできます。

雨が降っても客を帰さない対策

  • 屋外の場合、全体に屋根をつけるには費用的にも無理
  • 入り口での傘配布も費用がかかるうえ、客の荷物になる
  • 雨の日の限定イベントというサプライズを用意する
  • サプライズ企画なら費用があまりかからない方法もある

客を帰さないための、雨の日限定イベント

  • 雨の日の限定お土産を無料で配る(費用がかかる、物産展で買うはずの人が買わなくなるリスクがある)
  • 雨の日限定でお笑い芸人ライブを行う(客層と合わない、雨でなかった場合、キャンセル費用がかかるリスクがある)
  • 参加するゆるに手作りレインコートを着てもらう(限定コスプレ、多世代を惹きつける、費用も安価、過去の類似する成功例があるか調べる
  • 高齢者層への対策が何か必要か?

雨の中で、高齢者層を足止めする対策は

  • 雨の日セールとして、限定のコラボ丼を特別価格提供(限定コラボは真新しい、特別価格は魅力あり、お店も売れ残りの廃棄を減らせる)
  • 屋根付きのイートインスペースは拡大するか?(高齢者は待ってくれるか、雨での移動が大変な人も足を止めるか、休憩しながら買い物できる)

このメモ書きをみると、雨対策を考える過程で、ゆるキャラ限定コスプレを着てもらう案を思いつくと同時に、過去の類似する成功例を調べるといった課題と、高齢者層への対策といった課題がみつかりました。

前者の課題は、有名テーマパークでの成功例を発見。後者の課題については新たなA4メモ書きで解決策を図っていきます。

雨の日セールの限定コラボがお客とお店双方にメリットがあること、また、屋根付きのイートインスペース拡大も必要であることに気が付きます。

A4メモは1分で書くのがいいのですが、特に内容が濃い場合は1分を超過しても問題ありませんが、それでも限界は2分までにしておいたほうがいいです。

次々に毎日書いていることで、考えが止まったり、言葉選びをしたりすることもしなくなります。不思議なほど考えも深まっていくようになります。

即決即断が仕事のスピードが上がるコツこそがロジカルシンキング

ロジカルシンキングを身につけると思考力が向上するのでいいことが起こります。

余計なストレスなく、どんどん仕事を進められるようになる

課題を見た時に、聞いた時に、本質的な問題点が浮かび、どうすべきがみえるようになり、方向性がみえるようになります。

判断が素早く、人の話しも一度で深く理解できるようになるので、状況把握が的確で速くなっていきます。

想定外が起ったことでも、焦らずに解決することもできます。

瞬間的に物事を判断し、瞬間的に最適なアクションをとれることが、理想でなく現実にできます。

人とのコミュニケーションもスムーズになる

素早く思考・行動できる以外にも、上司や部下とのコミュニケーションがとれ、関係性も良好に築けます。

上司の仕事は部下に本来の力を発揮してもらうことです。自分の頭を整理してから説明すれば、部下に意図が正確に伝わります。

部下からすれば、自分の考えを上司が「なるほど」と思える形で伝えられるようになりますので、無駄に叱られることもなくなります。

当然、家族や友人ともいい関係性を築いていけることでしょう。

論理的に考えてから話したり聞いたりするので、感情のぶつけ合いの話し合いにならずにすむからですね。

リーダーシップが発揮できるようになる

慕ってくれる(?)仲間に冷静に指示を出し、優先順位に従って問題を解決できるようになります。

一度こういうことができるようになった人は、さらに大きなチャレンジでも同様にロジカルシンキングを徹底し、素晴らしいリーダーシップを発揮していくことでしょう。

ロジカルシンキングで人生を変えられる

ロジカルシンキング自体は全く難しいことではありません。

必要なのは努力となり、誰でも会得できる技術となります。

A4コピー用紙を用意して、頭に何かが浮かんだらさっと書き留めて、何か整理しようとしたら2×2のマトリックスやロジックツリーでさっと整理してみる。

今まで論理的思考、ロジカルシンキングに触れてなかった場合は、一度でいいので試してみることをおすすめします。

人を大きく成長させてくれるので、これからの人生にも役に立つことが大いにあるかと思います。

おわりに

ロジカルシンキングについてここまで書いてきましたが、もし思考の方法で悩んでいたり、どう考えていいか頭の整理がつかない場合は、是非利用してみることをお勧めします。

身につけるには、練習という努力が必要ですが、努力のみで会得できるというのでやっていれば決して損をすることはありません。

ビジネスの世界は努力だけでは報われることはない時もありますが、その手助けになる思考方法となるので、少しは努力が報われることでしょう。

今までやっていた、これに近しいことをしていた人は問題ありませんが、もし周りで友達が考え方で悩んでいれば、ロジカルシンキングを参考に教えてあげてください。

そうすれば、一緒に楽しい人生を歩くことができると思います。

復習

ロジカルシンキングについて今まで書いてきたことの復習となります。

ロジカルシンキングとは

「論理的に物事を考え、既成概念にとらわれず、もっとも適切な方法をみつけ、具体的に実行する手法・姿勢」ということです。誰でもできる論理的思考方法となりますので、特別な技術とか頭のよさとかは必要ありません。

「今日は雨が降ると天気予報でいっていた。だから傘をもってでかけよう」これも立派な論理的思考となります。

既成概念にとらわれない発想と行動が必要

当たり前という現状維持の考え方は一切捨て、ゼロベースで考えることが必要です。そもそも、その既成概念がどういう成り立ちなのかを吟味する必要もでてきます。

また、考えるだけでなく、それを実行できることが一番重要です。考えるだけ考えて実行しないというのは結構あります。きちんと実行まで落とし込むことで、実質的に変化をもたらすことができます。

論理的思考というのは「これがこうだから、こうなる」ということ

冬にケーキが売れている、冬にいちごが売れている、冬にチョコが売れている。だから冬にスイーツが売れる。こういうことが論理的思考となります。論理的思考には、帰納法と演繹法の二つがありますが、根本はどちらも「これがこうだから、こうなる」という考えがあります。

相手目線でたつと、相手が「なるほどねー、そういうことなんだ」と思ってくれれば十分論理的思考になっています。

ロジカルシンキングの練習7つのポイント

①1分で書く

スピード重視で行うこと。とにかく質より量をこなす。

②1件1枚で書く

1つのタイトルに1枚におさめることで、頭の整理になる。

③紙はA4コピー用紙

コスト面でも、サイズ面でも、書きやすいサイズである。

④タイトルは疑問形にするなど工夫する

「ブログを多くの人にみてもらうには何をしたらいいのか?」など、具体的かつ疑問形でタイトルを付けると書き出しやすい

⑤同じ内容・似たタイトルでも気が済むまで何度でも書く

頭の中で整理がついていない証拠。何度も書いてもかまわない。

⑥1枚につき4~6行、1行は20~30字

起承転結で4行、おまけで6行におさめると重要度をコンパクトにまとめられる。

⑦ファイルに保管はするけど、すぐには見返さない

3か月後程度見直すくらいでちょうどいい。

論理的思考で相手に説明する時は、理由を3つ説明する

相手に説明する時は、単に説明するだけでなく、理由を3つ付け加えると、自分の考えていることが相手にも伝わりやすくなり、説得力も増します。

逆に、理由が3つ思い浮かばない場合は、それは浅はかな考えだと疑ってみましょう。

マトリックスを使って頭の整理

2×2のマトリックスを使用して、頭の整理をしてみましょう。

優先順位をつけたい場合、どこを重点的に対策したいかを見出したい時に使えますが、使いこなして仕事をしている人は案外少ないです。

理詰めに考えるタイプでも、直感的に感じるタイプでも、ロジカルシンキング

理詰め派の方が論理的思考を使っているというイメージがありますが、じつはそうでもありません。

理詰め派が論理的思考を深めることができれば、さらに咀嚼したアイデアやネタを考えることができます。

直感的に感じるタイプが論理的思考をできれば、突拍子もない良いアイデアでも、何故それが良いのかという説明ができるようになり、企画をするのが楽しくなります。

3Cを意識してビジネスをする

ビジネスをするうえで大切なのが、3C(市場・顧客、競合、自社)を意識することです。

これらを常に意識でいることで、需要のあるビジネスを企画的、継続的に運用していくことができます。

副業をする人でも同じことが言えますので、個人で稼ぎたい人は意識してみましょう。

ロジックツリーを使って思考を整理

何か問題が起きた時、それを解決するわけですがその時の頭の整理の仕方として、ロジックツリーを使うと整理しやすいです。

「現象・問題」「本質的な原因」「根本的な解決策」「具体的施策」をそれぞれ可視化してみるやりかたがおすすめです。

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