睡眠を改善しようとして色々と取り組んでいるかたも多いかと思いますが、1回だけで済むというものでなく、継続して続ける必要があります。
要は、習慣化しないと効果が出ないということです。
「脳の疲労を取り除く」「血液の循環を良くする」「睡眠環境を整える」この3つの要素が大切です。
睡眠改善の習慣を紹介していきます。
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休みの日も同じ時間に起きて、生活リズムを崩さないように
良い睡眠がとれない人は、休日に起きる時間が遅くなりがちです。平日の睡眠不足を取り戻そうとしているということですね。
しかし、休日の寝ダメ程度では、脳や体の疲労を取るということはできません。
むしろ、遅くまで寝た場合、体のだるさや気分の落ち込みが出てくるかと思います。
休日も同じ時間に起きる理由は、休日と平日で睡眠のリズムが変わると体内時計が狂っていくからです。
例えば、平日は7時に起きているのに休日は10時に起きている。
こういう生活だと、「体」が何時に眠ればいいのかわからなくなり、自律神経が乱れて、メンタルや体調が悪化していきます。
時差ボケも似たような状態になるかと思います。
これを防ぐためには、体内時計を整えてあげる必要があります。そのため、休日でもいつもと同じ時間に起きるという習慣が大切です。
体内時計を整える朝の行動。日光を浴びる。朝食をとる。
体内時計を整えるのに、いつもと同じ時間に起きること以外もあります。
起きたらすぐに太陽の光を浴びる
起きたらまずシャッターやカーテンを開けてください。
人間の身体は太陽の光を浴びると体内時計がリセットされるようになっています。
この段階で覚醒のスイッチが入り、14時~16時間後になると、メラトニンというホルモンが分泌されて夜に眠くなります。
朝の光が、覚醒と睡眠のサイクルを設定してくれるというわけです。
朝食を食べよう
胃腸を働かせることによっても、体内時計はリセットされます。
しかし、どうしても食欲がなく食べられない人もいますので、無理をせず、バナナ1本でもいいですし、ヨーグルトを食べるのでも大丈夫です。
朝に何も食べない人は、午前中は元気が無かったりしますが、これは朝食を抜くことによって胃腸が働かないために、体がちゃんと起きていないからです。
おなかがすいて元気がないというのとは、また違うということです。
朝起きたらコップ1杯の水を飲む
朝起きたら1杯の水を飲むことも習慣化しておくとよいでしょう。胃腸を働かせるのとは別の効果があります。
人間は寝ているときは大量の汗をかきます。そのため、起きた時は脱水症状に近い状態だと思っていた方がいいです。
睡眠時間が長い人は、その分、汗をかく量も増えています。
脱水症状のような状態になると、脳の水分が足りなくなり、思考や集中力が低下します。
朝、最も水分を必要としているのが脳となります。起きたらすぐに水分補給しましょう。
朝にコーヒーを飲む習慣がついている人もいますが、空っぽの胃にいきなりコーヒーを注ぐのは刺激が強くなりがちです。
また、コーヒーには利尿作用もあるため、水分補給には向いていません。
先に水を飲んでから、コーヒーを飲むようにしましょう。
その日によく眠れるかどうかというのは、朝起きた時にある程度決まってしまいます。
毎日決まった時間に起きるとともに、脳と体をしっかりと覚醒させることで、日中のパフォーマンスが上がるのはもちろん、夜はスムーズに眠りやすくなります。
おわりに
毎朝、ある習慣化を身につけることで睡眠の質はよくなります。
朝起きるときは、平日も休日も同じ時間に起きる、日光を浴びる、朝食をとる。
一般的には当たり前といわれそうな行動ですが、それができている人というのは案外いません。
また、これは毎日行うということを考えると、できている人はさらに減るでしょう。
積み立て投資みたく、毎日コツコツと順調に、睡眠の質を積み立てていきましょう。
参考文献
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