この記事はこんな人におすすめ
- 自分はよく間違いを犯してしまうから自己嫌悪に陥る
- 世の中楽しいこともないし自分の思いどおりいかずにイライラする
- 自己中心的な人が何を考えているかがわからない
結論は、現状の自分を受け入れる
仕事でミスをして負い目をおったり、上手く行かずに悩むことは多いです。
同じミスをして罪悪感を感じたり、どうしようもならないことで悩んだりと様々に。
しかし、間違えたことに負い目を追ったり、対策できないことに時間をかけるのはもったいないです。
人間はミスをすることは避けられませんし、世の中どうにもならないことなんて沢山あります。
現状を受け入れて、ミスを避けるための行動や、どうにかなることだけに注目する方が建設的です。
他人を変えるよりも自分の考えや感じ方を変える方が手っ取り早いので、まずはありのままの自分を受け入れることから始めましょう。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
多くの人は、自分を悪い人間だと思う傾向がありますが、それは次のとおりです。
①「不用意な発言で人を傷つけたことがある」
誰でも不用意な発言はしてしまいます。
相手が自分の言動に否定的な反応をする可能性があることを考えるのは大切ですが、本人の感情をコントロールするのはその人自身しかできません。
②「私は間違いを犯した」
人間は間違いを犯しやすいです。
愚かな振る舞いをすることは避けられません。
間違いを犯したからと言って、悪い人間ということにはなりません。
私たちは誰もが完全な洞察力を持って生まれてきてはいません。
成長し、知恵を身につけて初めて、自分が過去にとった行動が不適切だと気づきます。
人は生きている限り、多くの間違いを犯します。
無知や経験不足での間違いを否定せず、ただ洞察を深める必要があったと考えましょう。
他人の感情に振り回されないようにするってことかな
開き直りも時には大切だと言うことです。
自分に対して、良い感情を持ちたい場合は次のことを心がけます。
- 相手を軽視しない
- 相手を意図的に傷つけない
- 自分より弱い立場の相手をいじめない
- 相手を自分と同じように大切にする
- 相手も痛みを敏感に感じる人間だと思う
- 相手に敬意を持って接する
相手のことを考えるのは大切ですが、それは自分への自尊心を生み出すことにもなります。
相手を大切にできて初めて自分への大切さもわかるんですね
他人から借りたものを大切に扱うのと同じです
私たちが怒るときは、周囲の人や出来事が「自分の思いどおりになるべきだ」、と思い込んでいたがそうならなかったときです。
怒りの根底には、3つの間違えた信念があります。
- 人生はうまく行かなければ困る
- 気にくわないことがあれば腹を立てるのは当然
- 嫌なことに耐えなければならないのは不合理
言い換えれば、私たちは世の中が従うべきルールを勝手につくっています。
その最たる例が、自分の嫌いな人とは関わりたくないという思い。
世の中には協力してくれない人がいるから腹が立つということです。
しかし、怒りは必ずしも悪いものでなく、健全な怒りは必要となります。
健全な怒りは、その状況を打破するきっかけになりますし、行動の原動力にもなります。
一方、不健全な怒りは、感情を抑えることができず、憎しみ、恨みや怒号となって表れること。
思考停止になり、感情だけで行動すると自分自身もコントロールできません。
誰しも怒ることは避けられませんが、怒るのであれば前向きな怒りで道を開きましょう。
怒ってやる気が出るって話はよくきくな
相手や物を傷つける怒りはただの暴力です
誰でも被害者になった経験の一度や二度ありますが、被害者意識まで持つ必要はありません。
被害者意識を持たないためのコツは、次のとおりです。
- 事態の深刻さに頭を悩ませるのでなく、善後策を考えることに時間を使う
- ポジティブな側面をみつけ、自分を弱い生き物だとは考えない
- 自分の問題を他人のせいにせず、何ができるかに注目する
- 自己中心的にならず、建設的な考え方を持つ
被害に合うことは残念ですが、それを他責ばかりにしても何も生まれません。
自己中心的な考え方を変えるには、ボランティア活動やごみ拾いなど、対価のない活動をしてみることをおすすめします。
被害者意識は自己中心意識からくるんですね
特にゴミ拾いをやると世界が変わって見えますよ
人生は不確実であるため、どれほど努力をしても、ときには痛み、困難や損失を伴うことはあります。
そんな時は、現実を受け入れて、できるだけうまく対処することが必要です。
変えることができなそうな困難な状況に陥ったとき、人生は不公平なように見えますが実際には違います。
自分が犯した間違いから学ぶ人と学ばない人がいるだけで「間違える」こと自体は誰にでも公平にあります。
変えることのできない現実は、受け入れるしかありません。
変えることができないことを変えようとすると、間違えた行動になったり、時間を浪費するだけに陥りやすいです。
大人になってから自分の身長を伸ばそうと努力するのと一緒ですね
辛いですけど、時には甘んじて受け入れることも必要です
誰でも間違いは犯しますが、犯した責任はとりましょう。
他人に責任を押し付けてはならず、この態度は自滅的で、将来さらに多くの問題を生み出します。
問題に遭遇したら学習することで人生の質を高めることができます。
過去を振り返り、原因を発見し、どんな行動だったら避けられたかを考え、洞察力を深めます。
こうすることで、同じ間違いを犯しにくくなり、間違いへの責任を果たすことにもなります。
失敗したときに自分を責める必要はありませんが、責任から逃れるのはいけません。
間違えたらそのまま放置はダメだね
改善は2度、3度と繰り返しながら質を上げていきます。
幸せは、自分が作り出す心の状態です。
幸せになる指数を高めるポイントをご紹介します。
- 本当に楽しいことに没頭して我を忘れる
- ネガティブな出来事は、どうにかなることに取り組み、どうにもならないことは無視
- 幸せを感じる理由をたくさん見つける
- 自尊心を高めて素晴らしい人生を送る価値があると感じる
- 楽天的な思考で前向きな考え方を忘れない
「幸せ」な考え方は自分で身につけられるスキルです。
普段から自分に厳しくして、幸せを感じにくくなっていたら試してみましょう。
悲観的な考えだと幸せは生まれないな
幸せに注目すると楽観視点になるのがてっとり早いです
世の中には「人生は不公平だ」と嘆く人は多いです。
しかし、自分にとってどれほど理想的な世の中に近づこうとも、不公平さはなくなりません。
私たちの世界は、公平とは程遠いところで成り立ち、むしろ公平であること自体が非現実的な考えです。
公平という言葉は、単なる願望に留めておくことです。
よくよく考えればわかりますが、公平と不公平には明確な線引きはありません。
「公平」は普遍的な法則ではなく、あくまでも自分が作り出した概念であるということです。
自分の身の回りにも、公平に見えたり不公平に見えたりするものがたくさんあります。
不公平さについて考えるよりも、自分自身がポジティブな変化を起こさない限り、何も改善されません。
突き詰めて考えると、公平なんてものはないに等しいですね
今の自分に何ができるかを考えるのが大切です
書店にいくと、多くの書籍があります。
子ども向けの本、絵画、音楽、哲学、料理、経済や小説など、様々なジャンル、様々な著者が執筆した本があります。
時には、書いている内容はほとんど同じで著者や表紙だけが違うものもあります。
なぜ、これほどまでに多くの本があるかと言うと、それほど多くの種類の読者がいるからです。
この点では人間は本に似ています。
ピッタリ合う人もいれば、不愉快に感じる人もいます。
多様性のある現代ですが、好きでもない人(本)がいるのも仕方ありません。
逆に、自分を嫌っている人だっています。
自分を嫌っている人がいても、自分に危害が及ばない限り特に何もする必要はありません。
本屋でも、嫌いなジャンルの書籍や苦手な著名人の本を手に取る必要性がないのと同じです。
だれかが自分を嫌っているからと言っても、よほど性格に問題がない限り自分自身に問題はありません。
他人から好かれようと性格を変えようと努力する人もいますが、そのためだけにやる必要もありません。
一人ひとり、好みは違うため、万人から好かれる方が難しいし、一部の人から嫌われるのは自然な考えです。
中には圧倒的なカリスマ性のある人もいるがな
自分が他人から好かれようとすると、他人主体の人生になります
ありのままの自分を受け入れることは重要です。
多様性が求められる現代ですが、自分が他人のために変化する必要はありません
うまくいっている人が考えることのまとめです。
- 間違いを犯す人でも悪い人間ではない
- 相手を大切にできると自分にも大切にできる
- どうにかなることに考えたり時間を使う
- 被害者意識は自己中心的な発想からくる
- 現実は受け入れて対応する
- 自分の間違いには責任を持ち改める
- 幸せになるための良い心を作る
- 世の中不公平しかないため自分にできることを考える
- 一部の人から嫌われるのは当然
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