この記事はこんな人におすすめ
- どうすれば相手に気に入ってもらえるかが分からない
- 個性的過ぎる人をみるとどうしても受け入れられない
- いい判断ができるようになるための基準がわからない
結論は、主体性を持って生活する
個人的な生活をしていると、人間関係というのは大きな悩みのタネの一つだと思います。
他人の目を気にしたり、どうすれば自分を受け入れてもらえるかなど考えます。
しかし、他人の目線を気にしすぎたり、そのために行動や態度を変えたりするのは問題です。
他人への配慮や敬意は必要ですが、価値観までも他人に合わせる必要はありません。
価値観を他人に合わせることは、他人の規定に生きることになり、自分が主体にはなれません。
主体性を持つことで、他人に合わせることなく、自分らしい生活でき、そのための判断もできるるようになります。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
人生のある時期では、意識的かは別にして、周囲の人たちと調和するために妥協するか、自分さを出しながら生きるかを決断します。
結果、ほとんどの人は調和のため妥協の道を選びます。
社会的に受け入れられるかは周囲の人たちの外見と行動をマネすることができるかに左右されると気づくからです。
みんなと同じ行動、考え方を取ることで調和がとれ、それが多くの人が実践しているから、そうしなければと思い込むほどです。
妥協して調和をすることにもメリットはあります。
社会に溶け込みやすい、友人関係も広がる、目立ちたくない人にとっては保護色の役目がある。
しかし、反面デメリットもあるのも事実です。
- いつも他人の目を気にする
- 多数派の選択は自分には合わない
- 自分の好みを抑圧するほど、自分らしさがなくなる
- 自分の意に反して他の人と同じような生き方になる
周囲の人たちとうまくやる現実的なアプローチは、自分にとってメリットがあるときは妥協し、そうでないときは自分らしさを出しましょう。
個性を亡くしてまで調和する必要はないんですね
調和も行き過ぎると八方美人な考えになりやすいです
世の中には、多数派以外の考えは問題があると視る人がいます。
私たちは、機械とは違い一人ひとり異なる特性や資質といった個性を持っています。
精神的、肉体的、知能、人種、民族、教育、社会的、経済レベル、職業など、数えれば際限がありません。
こうした個々の違いに注目して問題視するのは、自分にメリットや必要性がなければ意味はないでしょう。
個々人の違いを指摘する人は、そうすることで自分の正しさを証明しようとします。
人それぞれ違いはあるので、相手を受け入れて生きていく方が楽に生きられます。
個性を尊重することで受け入れるんですね
職場でも浮いている人がいるかもしれませんが、個人としては受け入れましょう
自分の外見が今と違っていたらいいなと思うことはよくあります。
実際、自分が他人よりどれだけ外見的に優れているかも、私たちにとって最大の関心事のひとつです。
外見を意識することを重要と捉えるのは、他人の目を意識しすぎている面があるからです。
自分の外見に対して最悪の意見を持っているのは、おそらく自分自身です。
多くの人は、自分に対して最も厳しく批判する傾向にあります。
他人からも言われることもありますが、それをさらに深刻にするのは自分自身の批評です。
外見を気にしないようにするには、中身の部分に注目するのがコツです。
モデルや俳優など見た目を職業とする人でもない限り、外見は最も重要ではありません。
性格、知性、コミュニケーション能力など、いわゆる中身の部分のほうがはるかに重要です。
一定期間一緒にいると、見た目は慣れてきますが、中身に問題があると段々と嫌気がさし、長期的な関係づくりの壁になります。
また、自尊心を高められると、外見への重要度は低くなります。
外見に気を付けるのは、身だしなみや清潔感までにし、ファッション性と言ったところまでは二の次にしましょう。
社会人だと身だしなみと清潔感しか求められないしな
もっと基礎的なことに注目しましょう
ここで言う些細な問題とは、本当に問題でなく無視しても影響がないことを言います。
たとえば、ある日職場に出勤すると、自分のデスクの上に見覚えのない荷物が置いてあり、どかさなきゃいけないことに腹を立てる。
床や別の空きデスクがあるのに、他人のマナー違反にずっと怒るといったことです。
職場なので、仕事であれば誰かの机や椅子を勝手に使ったりということはよくあるはずです。
しかし、自分の机は聖域であるかのように思っていると、それが期待となって、裏切られたという感覚を覚えます。
こうした問題は、最初からあったわけではなく、職場についた時に、自分自身が生み出したものです。
些細な問題は、非現実的な期待の表れです。
これは心の中にだけ存在するものなので、心の持ちようを変えることが解決策になります。
- 自分の望みどおりに他人は振る舞ってくれないという事実を受け入れる
- 自分に危害が及ばない限りは他人を受け入れる
些細な問題はこうすることで、生活から排除することができます。
非現実的なことはコントロールできませんからね
心の持ちようは自分でなんとかできるので意識しましょう
相手に好印象を与えるために、普段と違った言葉遣いや態度をすることはよくあります。
もちろん、これ自体は間違っておらず、社会人としては当たり前のことです。
しかし、あまりにも着飾りすぎると、その人と知り合ってからはずっとそのように振る舞わなければという条件がつきます。
私たちが自分の普段の言葉遣いや態度に戻ると、相手は私たちへの感情は変わります。
「作法が良い」という状態を長く続けるのは難しいです。
結局はどこかで必ずいつもの言葉遣いや態度が現れてきます。
外見を自分に見合わないレベルまで見繕うと、自分らしい振る舞いができずかえってストレスにもなります。
- 迷惑が掛からない程度に、自分のレベルに合わせて振る舞う
- 居心地が悪く感じたのなら、それは自分らしく振舞えていない
自分らしさを出せずにストレスを抱えるのは、精神的にも長く続きません。
相手が嫌な気持ちにならない程度の態度や作法があればいいんですね
ただ単に「こうしなければ」と囚われるのは控えましょう
他人が正直であるかどうかについては何もできませんが、自分に正直になることはいつでもできます。
正直になって、一部の人に嫌われても気にすることはありません。
普段の素の自分を早めに知ってもらう方が、案外お互いのためになるときもあります。
割り切って生活した方がストレスはないってことね
素の自分を受け入れてくれる人は少ないかもしれません
友人から相談に乗ったり、愚痴を聞いたりといったことはあるかと思います。
そこで、相手の問題を解決しようとしても、いい人間関係は続きません。
相談や愚痴を聞くのはいいのですが、問題を抱えている人には最終的には自分で解決させたほうがいいです。
解決をするのは、客観的に判断できてその道を行く専門家に任せる方が無難です。
人間関係をつくるのは確かに難しいでしょう。
自分を不適格な人間だと感じている人は、特定の人と付き合えば自分の社会的価値が高まると考えます。
しかし、その状態は精神的にとても辛い状況に陥りやすいです。
自分がつまらない人間だと感じる人は、自分の不完全さを補ってくれる人と一緒にいたいと考えます。
ビジネスではとてもうまく行く考えですが、プライベートではうまくいかないことが多いです。
相手に依存しなくてすむように、自分の中で不十分だと感じる部分を改善しましょう。
相手がいなくなって寂しいと感じる人は、ひとつの人間関係が終わったら、すぐに別の人間関係を作らず、人生観を見直したり、違うジャンルの人と出会ったり、うまく行かなかったことを振り返りましょう。
いずれにしても、悪い人間関係を作るくらいなら、いないほうがましです。
友達の輪を広げないとって感じるんだ~
焦る必要はなく、その人間関係が必要であるか判断してからでも遅くないです
「誰も私を理解してくれない」と言うとき、満たされない願望を抱え、何も言わなくても他人がそれを満たしてくれることを求めている状態です。
しかし、この要求は現実的ではありません。
家族や友人ですら、その人の願望を理解していないことがよくあることも多いからです。
結果として何も起こらないため、願望は叶えられず、不幸な状態となり、被害者意識を持ちやすくなります。
他人がいつも自分の心の中を読んでくれると期待するのは止めましょう。
願望は願望、現実は現実と切り離して捉えましょう。
私たち一人ひとりは個性を持った人間なので、その一人ひとりを完全に理解することは不可能です。
こういう風に考えると、他人が何も言わない自分のための動機や要求を理解してくれたり、期待するのは不合理です。
自分の思いと相手の理解のミスマッチを防ぐには、自分の要求は相手にハッキリと伝えましょう。
何も言わずに理解されるのは稀にしか起こらず、しかもそれはたまたまということがあります。
意思を示してくれないとわかりません
勝手に相手に期待するのは控えましょう
必要でないものをもたないことはごく当たり前で、自然な発想です。
ですが、自分に不必要なものを買ったり手に入れることはよく起こります。
- 自分の価値を相手に見せつける目的で買っている
- みんなが持っているから買っている
- メジャーなものだけど稀少価値が高いからローンを組んで買っている
このような最大の問題は、自分の人生を他人に規定されてしまいます。
自分の価値観ではなく、他人の価値観に合わせて生きていることを意味します。
人並みの生活を目指すと言うよりかは、自分にとってどんな価値観が大切かを自問して生活してみましょう。
結果として、ミニマムな生活になったり、あるいは豪華な生活をするのであれば問題ないでしょう。
他人に見せつけるのが目的になってしまうと、長期的にみれば果てしない泥沼の生活へと沈んでいきます。
大切なのは自分の価値観だな
自ずと「価格でなく価値」での買い物ができるようになります
選択すること自体は簡単ですが、それが「賢明な選択」をするとなると難しくなります。
自分が何を選ぶかは大変重要です。
選択は時には人生の方向性を大きく変える分岐点にもなりえます。
重要な判断をするときには、ある程度結果を予測して選ぶことでしょう。
いい選択とは、何かを選ぶときに適切な指針をもっていて、個人的な問題を迅速かつ効率的に解決できるようになります。
- 気分が良くなる
- 他の人が変わる必要がない
- 自分の幸せが優先される
- 他人が責任をとる必要がない
- 自分を含めて誰も被害を受けない
上記のような指針を持つ人であれば、いい人間関係をつくることができるでしょう。
わざわざ自分の選択肢で将来を苦しめる必要はありません。
良い選択をすることは、良い未来をつくることにつながります。
あくまでもプライベートではってことだね
苦しまない=努力しないということではないですよ
自分を創ることには主体性が必要です。
ありのままの自分で生活できることは満足感にもつながります。
うまくいっている人が考えることのまとめです。
- 自分の好みなスタイルで生活
- お互いの個性を尊重する
- 自尊心を高めて自分の内面を重視する
- 些細な問題にいちいち腹を立てない
- 着飾りすぎないで身だしなみを整える
- 正直になって素の自分を知ってもらう
- 不幸な人間関係からは遠ざかる
- 人は自分のことをそれほど理解していない
- 価格でなく価値で選び、不要なものは手にしない
- 賢明な選択をできるといい人生になる
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