この記事はこんな人におすすめ
- 就職するか進学するかで悩んでいる
- 自分がどんな企業に就職すればいいか迷っている
- お金を稼ぐちからを身につけるために、20代で何をすればいいのか知りたい
お金の悩みは勉強で解決できます
お金の力を身につけるには、10代で勉強する力をつけ、20代ではそれに加えて社会での基礎作りが必要です。
20代で億万長者になる必要はなく、むしろここでたくさんの失敗を経験して、あせらず30代で億万長者になるのが結果的に成功しやすいと思います。
20代は社会での貴重な経験を多く得られるので、20代前半も自己投資に比重を置くと、将来面白い人生を歩めるかもしれません。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
10代では、社会の仕組みに乗ることが大切でしたが、就活の際は「就活する」か「自分のビジネスを持つ」か「大学院(進学)に行く」といった、一般的な流れとは違う場所にいくのも正解です。
初めての就職活動は、22~23歳に行うことが多いので、このまま社会の流れにのって、その後別の道に行くということも考えられます。
自分でビジネスをしようとする人でも、まだノウハウがないので、一度、社会に出てから、社会の仕組みを理解して独立する人も多いと思います。
ただ、就活する際は「人気企業ランキング」のとおりに就活するのはやめておきましょう。
その時点で人気なだけであって、将来も安定した人気があるとは限りません。
会社の寿命は案外短く、10年~20年前に人気だった企業も、今は吸収&合併でなくなっている会社も多くあります。
東日本大震災が起こるまでは、東京電力ホールディングス㈱に行けば、一生安泰だ!と考えていた人もいましたが、震災後はそれは誤りだったと気づいた人も多いでしょう。
では、どんな情報をみた就活をするのがいいのでしょうか。
それは、就職四季報をみることです。
企業が公開している情報であれば、この四季報には就職に有利になる情報がたくさん載っています。
将来、独立して稼げるようになる企業は・・・
自分が稼ぐためには、どんな企業が有利なのか・・・
最初は情報量が多く圧倒されるかと思いますが、理解できれば大きな味方になります。
就活生の神器ってやつですね
1,500円くらいの出費で何千万円の差がでるなら、安いものです
就職する時、企業を選ぶときの理由は様々です。
「有名企業はやっぱ安泰」「自分の実績づくりならやっぱ大手が一番」などなど。
将来に自分のやりたいことを達成するために、結果的に有名企業のほうが達成しやすいのであれば、それはそれで問題ありません。
ですが、ただ単に「安泰だから」「名前がメジャーだから」というだけで有名企業にいくのは、「稼ぐ」ということにフォーカスしたときの方向性とは違った道になるでしょう。
目的もなく有名企業に就職すると「他の人と同じ価値」となっていき、社会の中ではレアな存在になることは難しいでしょう。
会社に入ったはいいけど、結果的に事務仕事ばかりやっていた、給料はいいけどこの仕事がやりたかったわけではないという感覚にもなってくるでしょう。
今の時代、「事務代行会社」が存在し、発想管理・顧客対応などを委託することができます。
大企業の総務部門を丸ごと請け負ったり、アメリカ法人の日本支社の事務作業を丸ごと代行したりと、そんなこともやっています。
人件費ばかりかかる正社員よりも、もし事務代行会社にお願いしたほうが安いのであれば、正社員に仕事を依頼する意味はなくなります。
こうすると、社会の中の一般的な「その他大勢」みたいな存在の需要はますます減っていきます。
会社員の仕事は、あなたがいなくても仕事は回るでしょう。
あなたが入社しなくても、その会社が存在していたのですから、それは当然のことです。
会社員でも、もし自分が立ち上げた仕事で自分にしかできないプロジェクトをやっているのだとしたら、あなたはレアな存在です。
独立してもきっとうまくやっていけることでしょう。
就職とは、自分の強みを活かせる人間になるための第一歩と考えておきましょう。
※あくまでも、億単位で稼ぐには会社員よりも自分で企業したほうが大きく稼げる可能性が高まるという話です。
今の時代は大手でも会社員は一生安泰じゃないですからね
もちろん、会社員という生き方を否定する気はないですよ
よく「俺が持っているこのスキルは誰にもまけないから、これ一本で人生勝負する」みたいに考える人がいます。
スキル一本で勝負する「シングルスキル」は、上には上がいるのが常です。
例えば、プロ野球のホームラン王、ゴルフでのドラコン優勝、将棋や囲碁でのタイトル保持者、これらは変わっていくことがあり、優秀な後輩世代も日々表れています。
一般的な資格でも「弁護士」「医師」「司法書士」とありますが、資格を持っていることはすごいですが、これ一本で勝負していくには、同業者同士の中ではやはり目立ちません。
ただ、「医師で弁護士資格を持っている」「プロサッカー選手で医師免許を持っている」といったダブルスキルを持っていると、一気に目立つ存在になります。
ドラクエで言うと、ただの戦士よりも、ベホマとザオリクが使える戦士であれば、アタッカー兼ヒーラーとして活躍できます。
ファイアーエムブレムであれば、回避の高いユニットよりも、必殺率も高いユニットであれば、避けながら敵を倒し続けることができます。
お金持ちになるのも同じで、ダブルスキルは必要です。
英語が話せる人、事務仕事が得意な人、これだけの場合は社員だろうが外注だろうがどちらでもいいことになります。
ですが、トークスキルがあり魚介類について詳しい人を探しているのであれば、ピンポイントで探すしかありません。
もうちょっと詳しく言うと、英語だけを離せる人よりも、中国語、スワヒリ語も話せる人であればこちらのほうが貴重な存在になります。
もし今、あなたが強みと言えるスキルを1つしかない場合、何か別のスキルを身につければ大成できる可能性が広がります。
就活の際、思い切って採用枠が少ない業界に挑戦するのもいいでしょう。
採用枠が少ないということは、その業界で働ける人物が少ない=貴重な存在になれるということです。
そこに自分の強み(スキル)を加えれば、ダブルスキルを形成しやすくなります。
プログラミングができて初心者から上級者への説明が上手ってのもダブルスキルですね
大切な新卒カードは、将来のためにきりましょう
20代のうちにお金持ちになりたい人はいるでしょう。
それは当然の気持ちだと思いますし、例えば10億円を若い時から持てば、まさしく人生が変わるほどの経験も得られるでしょう。
目標にするのは構いませんが、その後の人生のことも考えておきましょう。
基本的には、10代は社会の土台づくりであるのと同じで、20代は30代で成功をするための土台作りでもあります。
30代でも継続して成功しつづけられるように基礎をつくっておくのが、20代です。
30代で、持っていた10億円を全て失った・・ということにならないように、20代でしっかり基礎をつくりましょう。
もちろん、100億円稼ぐビジネスをつくる基礎として、20代で10億円稼ぐという考え方はありです。
大切なのは、20代はあくまでも基礎作りに専念し、あせらずにお金の稼ぎ方に固執しなくてもよいということです。
20代では次の5つの力を育てていきます。(リベラルアーツ大学より)
基礎中の基礎なので、どれ1つ欠けない力をつけましょう
①お金を貯める力
②お金を増やす力
③お金を稼ぐ力
④お金を使う力
⑤お金を守る力
30代で稼ごうとして、結果的に20代で稼げたって人も聞きますね
稼げる人は稼げるだけの力を身につけていますからね
「みんなが就職しているから」「みんなが結婚したから」「みんなが家を買ったから」と、みんながこうしたからという理由で行動しては、いつまでも貴重な存在にはなれません。
20代のうちから、将来なりたい自分になる人生計画をたててみましょう。
ソフトバンクの社長の孫正義さんも、19歳の時に人生50カ年計画を作成したようです。
- 20代で自分の業界に名乗りを上げる
- 30代で軍資金を貯める
- 40代で一勝負して、大きな事業に打って出る
- 50代でそれをある程度完成させる
- 60代で次の世代にバトンタッチする
実際に孫社長は、
24歳で日本ソフトバンクを設立
36歳で店頭公開して軍資金を獲得
40歳で東証1部上場
50歳でiPhone販売契約
をしています。
このライフプランは孫社長のものであって、他の人が真似しても決してできないでしょうし、同じ規模を目指す人も参考にしかなりません。
孫社長は10代や20代の時から基礎が固まっていたおかげで、30代で活躍の場を広げることができたのです。
起業をするのは誰でも簡単にできますが、基礎がないと数年で消え去っていき、最悪もう一度立ち上がることができなくなります。
20代の人が真似をするのは、30代で活躍するため、20代のうちから基礎を固めるということころです。
大企業はできなくても、基礎作りはできますね
そのためにも、ライフプランは必要なんですね
目標は頭の中で描いているだけでは、目標を持っているとは言えません。
目標は、紙に書き出して、自分の目で見える状態にしておかないと、目標を持っているとは言えません。
多くの人が目標を達成できないのは、目標を忘れてしまうからです。
紙に書き出して、それをいつも目にする場所に貼っておくか持ち歩いておけば、忘れることはありません。
例えば、「10億円稼ぐ!」という目標を掲げた場合、それを毎日みていたら「10億円ってどうやって稼ぐのか?」「稼ぐためにはどんなことをやるべきか?」「じゃあ今やらないといけないことは?」と、疑問がどんどん湧いてきます。
現実的な目標でも、雲をつかむような目標でも、目標を雲にしてはいけません。
ただ、あまりにも非現実的で実現性に乏しい目標を書いても、潜在意識で否定して達成できません。
「1年で0から1兆円稼ぐ」とか、「メタボな自分が1年で100m10秒を切る」といったものはさすがに一般的にも無理があります。
まずは、「全身を大きく伸ばして頑張れば指先が触れる」くらいの目標を書き出してみましょう。
スポーツで全国制覇をする!なんてのもいい目標だな
目標は紙にかかなくても、他の人に言いまくるというのも効果的です
一度決めた目標は絶対に変えては行けない!
と思っている人もいますがこれは少し違います。
優秀なリーダーは、目標に固執せずにどんどんと変化させていきます。
たとえば、サッカーで守りを固めた試合運びをしようとして、1点相手にとられても終始守りを固めていたら勝てる試合も勝てません。
リアルタイムで、状況に応じて目標を変えていけるのがリーダーの役目です。
「明日からこのビジネスで勝負する!」と方針を決めても、次の日に「やっぱ時代が追いつてないから撤収するで!」と変化に対応できるのがリーダーの役目です。
目標は、その時その時で変えていかないと腐っていきます。
人生の目標も同じです。
- 運動が得意だからプロスポーツ選手になる
- サッカーのプロスポーツ選手になる
- 海外で活躍できるサッカー選手になる
- ゴールキーパーで年間セーブ率を90%にする
といった具合に、目標をブラッシュアップして変化させていくことが必要です。
最終的には、自分が最もしっくりくるような、そんな目標に落ち着かせるといいでしょう。
この変化させていく目標も、毎回紙に書き出して達成させていきましょう。
ブレブレの人と思われたらどうしよう
根幹の部分が毎回変わるとそう思われますが、行程部分はどんどん変えていきましょう
10代で勉強を頑張って、その後は自分一人で頑張ろうとする人がいます。
ですが、人生ではいかに誰かの助けを得られるかが成功するためのコツとなります。
単なる友人に助けてもらうというのでも、20代同士では難しいでしょう。
その友人もまだ経験不足で、あなたを助けたい気持ちはあっても具体的にどうやれば助けられるかが分からない可能性があるからです。
20代では、近い年齢でなく、その界隈で成功している人に教えを請いてもらいましょう。
日本国内だけでも、成功者、有識者といった先駆者はたくさんいます。
そして可能であれば、「人生」「ビジネス」の師匠とも呼べる人物を探し出してみましょう。
人生では、あなたが人間としてどう生きたいかということを教えてくれる人です。
ビジネスでは、あなたが成功したいと思っている業界で助けてくれる人です。
つまり、自分のモデルになるような人物ということです。
越えられない師匠がいるからこそ、自分がおごり高ぶることもありませんし、常に勉強できる身に環境を置くことができます。
この師匠と呼べる人物に出会うのは苦労が絶えないかもしれませんが、見つけ出せれば自分にとって大きな助け舟になります。
しかし、師匠とは、自分の人生の答えを教えてくれる人物ではなく、方向性を教えてくれる人物です。
答えは自分で結論づける必要がありますが、どの道に進むか迷った時に相談するのが師匠です。
他人から教えを請うというのは、つまり他人の経験値を吸収するのと同じことです。
余談ですがそういう意味で、「本を読むのが大切」とも言われています。
※マルチ商法なんかで、師匠と呼ばれている人物がいますが、そういう人には関わらないようにしましょう。時間の無駄になります。
目標となる人物の話しは耳を傾けますからね
歴史上の人物も、あるいはそうなる可能性もありますが、できれば直接話が聞ける人がいいですね
20代では、10代で勉強したことに加えて社会での基礎作りが大切です。
30代で稼げる人物になると仮定すると、20代での過ごし方は将来に大きく差がでます。
10~20代で、勉強しててよかったと思えるような30代になりましょう
お金持ちの思考についてのまとめです。
- 就職先は、人気ランキングでなく就職四季報で企業分析して決める
- 有名企業でなく自分の強みを活かせる企業に就職する
- 得意な分野は2つ作れ
- 20代で結果を出そうと焦らず、30代で大成できるプランを作る
- 周りと比較しない、自分なりの生き方を決める
- 目標は紙に書いて目に見える状態にすると達成できる
- 目標は常に変化するもの
- 成功は誰かから教えてもらうことが近道
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