スマホやテレビなど、情報を得る手段というのはたくさんありますが、最近ではデジタル機器による疲労も起こりやすくなっています。
情報を得るのはいいですが、莫大な情報を処理するために脳を酷使していることも忘れてはいけません。
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SNSやYouTubeでの情報収集は、思ったよりも脳が疲れる
YouTubeやニコニコ動画、SNSなどでは、、見ているだけで頭に情報が多く入り、有意義な時間を過ごせている、自分が何かをしていたという感覚を得られやすいです。
一方、情報過多によって脳が疲労し「脳疲労」となることもあります。
インプットされる情報量が多くなると、脳では情報が処理しきれずに、頭の中はごみ屋敷のような状態になります。
この情報を整理できない「脳疲労」は、前頭葉の機能低下状態となります。
情報の整理を行う前頭前野は思考や意思決定、記憶や感情のコントロールを司ります。
前頭前野の機能低下が起こるとミスが多くなったり、意思決定が遅くなったり、イライラして仕事に支障がでてきます。
情報を集めるときは集めるだけ、メールを見るときは見るだけ。メリハリをつけた仕事をする。
情報を集めるなら、集める時間を決めます。
面白そうな動画や投稿をどんどんスクロールで探し始めたら、脳が無駄遣いされている状態ともいえます。
SNSは虚無のような、根拠のないような、デマのような様々な情報が出回っているので、劣等感や無価値感などを感じやすくもなります。
また、自分の投稿がどれだけ「いいね」されたか、これまでよりも「いいね」がもらえたかなど評価が気になりやすく、SNSはとくに心が疲れている時のメンタルヘルスには向かないものとなっています。
集中力というのは、きっていい切り方と、だめな切り方があります。
インターネットにつながっていると、メールが来たとデスクトップに通知が来て、作業の途中でも開いて返信して、といつの間にかシングルタスクからマルチタスクに変わっていることもあります。
情報を探す時間、メールやチャットを見たり返信したりする時間、メリハリをつけた時間の使い方をしましょう。
仕事の途中で休憩する場合は、キリの悪いところで休憩に入るのがおすすめ。
よく「キリのいいところまでやったら休憩にする」ということがあるかと思います。
しかし、実は休憩をするなら「キリの悪いところ」がよかったりもします。
キリがよくなると「仕事が終わった」と脳が錯覚して、また一から集中力を上げなければならなくなります。
キリの良いところまで頑張って、集中力が下がるまで続けるのではなく、下がる前に仕事に集中しているキリの悪いところで止めたほうが休憩後もすぐにリズムに乗り、集中でき仕事の能率もよくなります。
また、休憩中はグルグル思考をする力が強くなるので、ひらめきが起りやすくなったりします。
キリのいいところまで終わってしまうと、その仕事は頭から抜けてしまいその仕事についての閃きが浮かびにくくなります。
もし、仕事中になにか新しいアイデアをひらめきたい場合は、仕事はキリの悪いところで休憩に入ると、休憩中に新たないアイデアをひらめく可能性もありますので、クリエイティブな仕事をしている方にとっては特におすすめです。
おわりに
YouTubeやSNSなどは、娯楽として利用するのであればいいのですが、情報を得ようとするとその量は膨大になります。
あまりにも膨大な量の情報を仕入れようとすると、脳が処理しきれずに、頭が疲労しきってしまいます。
特にSNSでは、その情報は2次情報であったりすることも多く、真偽を確認する必要もある可能性もあります。
SNSは疲れているときに見るのはあまりお勧めしません。
休憩に入る場合でも、仕事はキリの悪いところでキルと、休憩後も仕事のリズムに乗ることができます。
日本人は几帳面な方が多いので、キリのいいところまでやる人も非常に多いですが、試しにキリの悪いところで休憩に入ってみることをおすすめします。
特に、クリエイティブな仕事をしている人は、新しい閃きが起るかもしれません。
参考文献
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寝具選びのの参考に↓
昭和西川㈱のページ
ビーナスベッド㈱のページ
前月のブログ状況報告↓
2021年6月近況報告
こちらにも参加しています↓
はじめまして。
情報収集はキリの悪いところで休憩に入ると、新しいひらめきが起こるんですね!
つい、キリの良いところまでやってから休憩に入りますよね…
試してみます(^^)/
コメントありがとうございます。
キリにいいところで休憩してしまうと、脳が完了したと認識するので、あくまで作業中であるという認識を保つことが大切ですね。
今後ともよろしくお願いします。