お知らせ

気が利く人になってなんで気が利くの?「相手の気持ちを考えてみよう」

友達や仕事仲間のなかに「気が利く人」「いい人」なんて呼ばれている人っていますよね。

そういう人たちって、いったいどういうことを意識しているのかをみていきましょう

相手を尊敬してみることで、相手の求めていることが見えてくる

気が利く人というのはよく「頭がいい」と言われますが、決してそんなことはありません。

いい学校にいたからと言って、みんなが気が利くわけではないというのは、なんとなくわかりますかね。

相手の求めていることを考えたり、相手が快適に仕事ができるように考えたり、これは相手を尊敬していることにつながっていきます。

尊敬と書くと、仰々(ぎょうぎょう)しいですが、相手のことを考える、要は、相手の立場にたって考えてみることが大切です。

尊敬していない相手には、特に思っている人には、「気を利かせよう」とは考えようとしないかと思います。

相手の求めていないことをしても、それは余計なおせっかい

当たり前と言えば当たり前ですが、「気が利く」という行為は、行動した結果、相手が満足した場合にあてはまります。

例えば、相手に「何食べたい?」と聞き「なんでもいい」と返事がきて(迷惑な答えだとかはいったん無視して)シチューやラーメンなどを作るとき、

「栄養になるから」といって、減塩して、かつ野菜のみしか入ってないものを作っても、

もし相手が力仕事をよくするので「ガッツリした料理」を食べたかった場合は、あまり気が利いているとは言えないです。

この場合のガッツリした料理は、「肉」や「味付けが濃いもの」を作ってあげれば、気が利くと言われていたかもしれません。

(あくまでもこれは例なので、実際はどうとかは、置いておいてください)

料理以外でも、仕事や友人付き合いで、良かれと思ってやった行為が、実はおせっかいだった。

気を利かせようとしてこういう失敗は、非常によくあることだと思います。

でもそれは相手のことを考えての行動です。それで気を利かせる行為をやめるのではなく、

相手のことをもっと考えて次は応えられるようにしていくといいですね。

気づかいには、気づかいで返してみよう

相手に気を使ってもらえた(と感じたら)、自分のその相手に気づかいで返してみましょう。

仕事や日常生活をしている中で、相手から気をつかわれることも多々あるでしょう。

そういう時は、お礼を言うのみじゃなく、気づかいで返してあげると相手も喜びます。

気づかいを返すタイミングはすではなくてもよいですが、気を使われたら「相手はこういうことを考えているのか」と考え、

「じゃあ自分は、こうしたほうがいいかな」と考えてみましょう。

お互い気を使いすぎて堅苦しく聞こえてしまうかもしれませんが、仕事では特に重要ですし、友人関係も、こういうところが無くなってくると、

ふとしたきっかけで壊れてしまいます。

先読みして、何をすれば気が利くかを考えよう

仕事をしているときに、上司からの仕事の内容にも気が利くか、気が利かないかが分かれてきます。

例えば、自分が初めてその仕事をする場合に上司から「あれとこれやっておいて」と言われたとします。

先読みができる上司ほど、必要最小限なことしか仕事をふりません。今やっておけば、将来的に自分のためになる(楽できる)仕事です。

逆に、あまり先読みしない上司は、結局やった意味がなかったことが多いです。発生する確率が低いケースのことまで想定して、不必要に仕事をふります。

将棋や囲碁で「何手先まで読んで、その一手を選択しているか」という感覚に近いですね。

先読みをするには、経験や想像力、知識などが必要不可欠となります。一朝一夕では身につかない技能なので、みなさんももし仕事をする場合は、

先読みして行動をしていると、いずれ「気が利く人」と言われるかもしれません。

おわりに

一点注意がありますが、相手に気を利かせるのはいいですが、見返りを求めるのはやめましょう。

「あれだけ気を利かせたのに、あいつは何もしてくれない」という考えに陥り、感情的に相手を尊敬できなくなってしまいます。

気が利く行為は、ドラクエでいうと「もろはの剣」ともとれます。

成功すれば相手にいい印象を与えますが、失敗すると余計なおせっかいとなってしまいます。

ただ、常に相手のことを考えていれば、いずれ失敗は減っていきます。

失敗しても消極的にならないように、意識していきましょう。

仕事編のまとめページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA