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清涼飲料水は飲んじゃだめって本当?果汁100%ジュースは安全と言えない理由

清涼飲料水は飲んじゃだめって本当?果汁100%ジュースは安全と言えない理由。

この記事はこんな人におすすめ

  • 水なんて飲むのはありえない。わざわざ水を買って飲むメリットがわからない
  • 清涼飲料水は飲みすぎると悪いと聞くけど、どう悪いのか知りたい
  • 果物は1日にどれくらい食べればいいのかわからず悩んでいる
フツオ
フツオ

飲み物にも、避けるべき飲み物と飲んでもいい飲み物があります。

体のパフォーマンスを考えると、避けたほうがいいのが「甘い清涼飲料水」です。自動販売機やコンビニで手軽に買える反面、血糖値の上昇につながるため、体のパフォーマンスを低くすることにつながります。水、お茶、コーヒー、純ココアが血糖値とは相性のいい飲み物です。ですが、スポーツをしている方は、スポーツドリンク等の飲み物は必要です(飲みすぎは厳禁ですが)。自分の体にあった飲み物を選ぶようにしましょう。

このブログの信憑性

このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。

↓文章を読み上げてくれます(.WAV)

甘い飲料水を避けることで失敗を回避

無意識のうちに砂糖を摂取しまいがちなのが、缶コーヒーなどの市販の飲料です。

短時間に大量の糖質を体に取り込むため、血糖値に対する悪影響はかなり大きいです。

口にする飲み物は「水」「コーヒー」「お茶」「純ココア」がおすすめです。

いずれも砂糖が添加されていないものです。

純ココアって?

純ココアは「ピュアココア」とも呼ばれ、砂糖やミルクが入っていない、純粋にココアのみが入ったものです。

通常であれば、ケーキなどのトッピングにも使えたりしますが、これをそのままお湯に溶かして飲むこともできます。

当然、砂糖が入っていないので苦みが多少ありますが、私はこれにココナッツオイル(エクストラバージン)を入れて飲んでいます。

ココアの純粋なおいしさを味わえるので、慣れると砂糖入りのココアは飲まなくなりますね♪

清涼飲料水というのは可能な限り避けたほう無難です。

国内における清涼飲料水の売り上げは年々増加の一途をたどっています。美味しいですからね。

健康管理の目的から「甘味飲料への課税」や「人工甘味料への置き換え」を望む声も多いようで、その消費に対しての警鐘が鳴らされています。

そのなかで、砂糖を使用した甘味飲料と100%果汁ジュースと人工甘味料を使用した飲料の3つを使て、発がんの関係性を調査したグループがあったそうです。

結果は、砂糖を使用した飲料と100%果汁ジュースで発がん率の上昇がみられた一方で、人工甘味料を使用した飲料では、発がん率の上昇がみられなかったそうです。

100%果汁ジュースのほうが健康的なイメージがありますが、これによりそのイメージは崩壊したといえるでしょう。

なお、人工甘味料と発がんとの明らかな関係はみられずとも、人工甘味料には腸内細菌叢を変化させてしまうと言う別の危険性があります。

100%果汁ジュースにしろ、砂糖にしろ、人口甘味料にしろ、いずれも安易に摂取をしないほうがよさそうですね。

いくら食べても満腹感も満足感もないのでどんどん食べたくなる人工甘味料が「異性化糖」です。

とうもろこしのでんぷんが原料のため「コーンシロップ」とも呼ばれ、原材料の表記に「ブドウ糖果汁液糖」「果樹ブドウ糖液糖」と表記されています。

清涼飲料水だけでなく、市販のお菓子にも使われている、要注意な甘味料です。

ちなみに、一般的に売られている栄養ドリンクも、成分表をみるとわかりますが、砂糖が入っているので飲みすぎには気を付けましょう。

少年・少女
少年・少女

僕達もおやつにいつもフローズンパフェが出てくるんですが、食べすぎには注意が必要ですね。

masaる
masaる

甘いものは幸せになりますが、体を壊さないように、文字通り「さじ加減」には気を付けましょう。

果糖とブドウ糖の違いと、海外では砂糖税がある!?

砂糖は消化管に入ると「果糖」と「ブドウ糖」という2種の単糖に分解され、それぞれのルートで消化されます。

ブドウ糖は血液中に流れ出て全身の細胞をめぐり、エネルギー産生に使用されるのに対し、果糖は肝臓で代謝されます。

このため、果糖は血糖値を上げないばかりか、甘味に強い上にブドウ糖よりも低カロリーという特色があり、健康にもよいというイメージが浸透してきました。

ブドウ糖は血糖値を上げることで満腹中枢に働きかけて食欲を低下させますが、果糖にはこうした働きがないため、簡単に摂りすぎてしまうリスクがあります。

また、その摂りすぎが脂肪肝や大腸がんなどを誘発し、健康資産を損失させる「果糖中毒」を引き起こします。

諸外国では、こうした甘味入りの飲料に課税する「砂糖税」が広がりを見せています。

2014年に砂糖入り飲料に対して10%の課税を施行したメキシコでは、1年未満のうち砂糖入り飲料の売り上げが5%減少しました。

経済的に恵まれない家庭では、10%弱の減少をみせました。

アメリカのカリフォルニア州(バークレー)でも、同じように砂糖入り飲料への課税である「ソーダ税」が2015年に施行されました。

その税率は、なんと驚きの25%と最高レベルです。

その結果、法律が施行されてからわずか4カ月で低所得者が多く住む地域での砂糖入り飲料の販売は、21%も減少しました。

同じように、イギリス、フランス、フィンランド、ハンガリーにおいても同様に砂糖税が施行されています。

課税を逃れるため、糖度を下げたり、なくしたりする飲料メーカーも出てきています。日本で言うと、酒税みたいなものですね。

タバコやアルコールと同じく、砂糖は中毒性が高い食品ですから、物理的に遠ざけること、目に入らないようにすることが離脱の有効な方法になります。

ペットボトル症候群のように、予防策として「家に置かない」「お金を出さない」という環境をつくることは、非常に有効です。

日本では、砂糖入りの清涼飲料水には今も何の制限もありませんし、今後も国が対応する動きは見えないので、自己防衛をする必要があります。

よしお
よしお

疲れていると甘いものが欲しくなりますからね、仕方ないね

masaる
masaる

甘いものを食べると、「ハイ」な状態になるだけなので実質的に疲れはとれていません。

要は、感覚をマヒさせて幸福感をみたしているだけなんですね~。

糖度の高い果物や野菜は避けよう

スーパーやコンビニで売られている果物は、かなり甘くておいしいもので溢れているかと思います。

これは、品種改良によって、糖度を上げて食べやすくしているためです。当たり前ですが、美味しいものほどよく売れるので、生産者も創意工夫を重ねて、日夜美味しくなるように作っているんですね。

ですが、「果物は体にいい!」「砂糖(甘味料)じゃないからへーきへーき」とたくさん食べたくなるかと思いますが、体のハイパフォーマンスを目指す場合は、食べすぎは禁物です。甘いものは糖度が高いという事を忘れないようにしましょう。

どうしてもデザートを食べたい時は、白砂糖がたっぷり使われたお菓子よりも、ビタミン・ミネラルが豊富な果物を選ぶ方が正解です。

血糖値に大きなインパクトを与えないように、糖度の高いもの、例えばパイナップル、モモ、バナナなどは避け、少量を楽しむようにしましょう。

フツオ
フツオ

りんご、なし、キウイ、カキ、美味しい果物は多いですよね

masaる
masaる

血糖値のコントロールは大切です。ですが、果物を全く食べないというのも苦しいかと思いますので、適切な量を心がけましょう。

俳人こそこそ話

「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」でお馴染みの俳人の正岡子規ですが、彼は無類の柿好きだったようです。

正岡子規の知人はみんな彼が柿好きなことを知っていたようで、正岡子規が病床に臥せっていた時にお見舞いの品として、柿をたくさん贈ったそうです。

贈られた柿を大量に食べていた正岡子規は、医者から「もう柿を食べるな」とドクターストップがかかってしまい、柿を食べられず残念がっていたそうです。

まとめ

自動販売機やコンビニにいけば、甘い清涼飲料水はたくさん売っていますが、食事の投資として考えると、これはハイリスクローリターンな飲み物となります。

甘いものを飲みすぎる(食べすぎる)と、血糖値の上昇に直結しますので、体のパフォーマンスが低下することになります。

もし飲み物を飲む場合は、砂糖が入っていない、水、お茶、コーヒー、ココアがおすすめです。

また、飲み物だけでなく、果物も注意が必要です。

最近の果物はとても甘くて美味しいのですが、それだけ糖度が高くなっているという事です。

生産者の汗と努力の結晶ですが、だからこそ1口ずつ丁寧に食べ、たくさん食べすぎないように気を付ける必要があります。

  • 甘い清涼飲料水は、体のパフォーマンスを考えれば避けたい飲み物
  • ブドウ糖と果糖はそれぞれ異なる働き方をするが、果糖は満腹中枢を刺激しないため摂りすぎる可能性がある。(甘いものは別腹理論)
  • 甘い野菜や果物も、糖度が高いので摂りすぎには注意

復習編

masaる
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ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。

随時更新していきます。

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