お知らせ

睡眠だけでしか得られない効果・効能。眠らなければ死ねる理由。

suiminotokotoonna

suiminotokotoonna

↓文章を読み上げてくれます(若干誤読あり)↓.WAV

睡眠によって得られる効果は5つあります。逆に言えば、睡眠でしか得られない効果が5つもあるということです。

睡眠の効果を理解して、自分の身体をケアして健康に気を付けてみましょう。

効果は次のとおりになります。

脳と体に休憩を休息を与える。心も体も脳もブラック企業になっていませんか?

誰しも思いつく効果が「休息」ですね。眠った後に起きれば体力が回復しているのは実感できているかと思います。

睡眠中の脳と体は、パソコンで例えるなら「スリープモード」の状態となります。人間のスリープモードは、自律神経を考えてみるとわかってきます。

自律神経とは「体温の維持」「心臓の拍動」「呼吸」といった、人間の意志とは別に生存に必要なことを担っている神経です。

活動しているときは「交感神経」が、リラックスしているときは「副交感神経」が、この二つの神経で構成されています。

この二つが代る代る、波線を描くようにどちらかが優位になって切り替わっています。

日中は交感神経が優位状態となります。この状態だと血糖値、血圧や脈拍が上がったり、筋肉と心臓の動きも活発になります。適度な緊張感で集中力も増します。

一方、食後や睡眠中は、休息のため副交感神経が優位な状態になります。この状態になると、心臓の働きや呼吸がゆるやかになります。

日中働いたら、夜にはリラックスのため副交感神経に切り替わって休息モードに入らないといけません。

その切り替えの鍵を握るのが「睡眠」となります。睡眠は確実に休息モードに変えてくれるので、睡眠による休息効果はかなり大きいです。

記憶の整理と定着。寝ずの勉強は効果が薄い。

日中の記憶を整理して定着させることも、睡眠の役割となります。

記憶する、すなわち「インプットする」ということですが、睡眠をとることにより、脳が長期記憶をしてくれてより長い間覚えることができます。

※長期記憶の逆は短期記憶。覚えてもすぐに忘れてしまうものになります。たとえば一夜漬けで勉強したときも、短期記憶になりがちです。

睡眠をとって記憶を定着する一方で、記憶の「整理」も行っているので、不要な情報や忘れてしまいたい情報も行われます。

たとえばパソコンでも、なんでもかんでも重たいデータを保存してしまうとそのうち容量がいっぱいになり、保存できなくなります。

脳もこれとおなじで、「インプットと削除」を行うことで脳内のメモリを管理しているということになります。

※余談ですが、長期記憶へと結びつける場合には、何かと関連付けて覚えることが効果的です。歴史の年号の語呂合わせなんかがその代表例ですね。自分が既に知っていることとつなげられればなお覚えやすくなります。

ホルモンバランスを調整して、身体の状態をコントロール。

ホルモンというのは、意識していなくても分泌されて、身体を健やかな状態に保ってくれます。

このホルモンバランスが崩れると、肌荒れや抜け毛が多くなるといった症状が表れてきます。

ホルモンバランスを整えてくれるのも、睡眠の役割となります。

ホルモンは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病とも密接に関わりがあるので、ホルモンとの良い付き合いをしていくことが大切です。

ホルモンには、成長ホルモン(グロースホルモン)や生殖にかかわるホルモン(プロラクチン)といった、数多くの種類があります。

これらは睡眠中に多く分泌されることも判明されています。

寝る子はよく育つというのも、ホルモンが関係していますので、特に子どもの睡眠は大切にしましょう。

免疫力を向上させる。病気にかかりにくい体をつくる。

睡眠が乱れ、ホルモンバランスも崩れると、免疫の働きまで乱れてきます。

ということは、風邪やインフルエンザ,ガンなどの免疫に関係する病気になる可能性が高くなります。

インフルエンザなどの予防接種を受けても、睡眠が乱れているせいで「効果がなかった」となるほど、睡眠と免疫力は切っても切れない関係です。

今現在、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいますが、睡眠が乱れていると効果が低い、もしくはない可能性があります。

風邪を引いた場合は「寝て治す」と言われますが、これは本当で、体の休息と免疫の向上をすることで、対応しているということですね。

自分たちが寝ている間にも、体内ではとてつもないほどの仕事量をこなしていてくれるということです。

脳の老廃物をとり、キレイな脳にしている。

少し難しい言葉が出てきますが、脳は通常「脳脊髄液」という保護液に浸かっています。

脳脊髄液は1日に4回程度、新しいものに入れ替わるのですが、その際に脳の老廃物と一緒に、古い脊椎髄液も除去されます。

脳の老廃物は日中などの「覚醒時」に溜まります。

人間には脳の老廃物除去機能が備わっており、日中、行動している時間帯でも行われていますが、これだけでは作業が追いつかないため、まとまって除去をする時間が必要になります。

たとえば、SNSやサイト運営でも、基本的にデータ管理や整理を行っていますが、どこかで一旦運営を停止してメンテナンスをとる時間帯が必要となりますが、これと同じです。

まとまったメンテナンスを取らない場合、緊急メンテナンスが入ったりします。しかし、人間はこうはいきません。

この、脳の老廃物の除去が不十分になっていくと、アルツハイマー(認知症)などの病気が引き起こされる可能性があります。

つまり、眠らないと脳にどんどん老廃物がたまり、やがて脳に直接ダメージが入ってしまいます。

おわりに

今回はここまでですが、睡眠の効果はとても重大です。

若いから大丈夫だとか、年だから関係ないとか、そう言っている方は今すぐ睡眠の重要性を認識しましょう。

自分の身体が一番の資本です。健康を崩した時に初めて「あの時もっといたわっていれば」と思ってからでは遅い可能性があります。

現代社会では長時間労働が多く、睡眠が乱れてしまうことも多いですが、自分の身体が一番重要であることをもう一度認識しましょう。

 

 

参考文献

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠 [ 西野精治 ]
価格:1430円(税込、送料無料) (2021/6/12時点)

楽天で購入

 

 

★こちらにも参加しています。

にほんブログ村

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA