睡眠にいい食事とはどういうものなのでしょうか。3食きっちりとっている人のほうが逆に少ないのではないでしょうか。
睡眠を重視するためにも、食事の栄養バランスも見たほうがより快眠できます。
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栄養に気を配って食事を選んでみよう。ビタミンはとりすぎくらいがちょうどいい。
朝はちょびっとしか食べず、昼もそこそこに、夜はガッツリと食べる。こういう食事習慣をしている人は多いかと思いますが、やはりここでも何を食べるかが重要になってきます。
多くの人に不足している栄養素は、ビタミンとなります。
ビタミンの不足は脳疲労や無気力、うつなどのメンタル面の不調へとつながっていきます。
十分な量の食事をとっていても、その内容が偏っていれば、一種の栄養失調状態になることもあります。
忙しく、コンビニやインスタント食品に頼りがちな人は、必要なビタミンを食事から摂りづらくなってしまいます。
また、ストレスが多い生活は、ビタミン群の消耗を招くので、これで栄養不足につながっていきます。
つまり、良い睡眠がとれない原因の1つに、しっかりと栄養が摂れていないこともあります。
食生活を改善をすることは、選択の方法を変えてみるのも1つの手段
全て自炊で、オーガニック素材で・・・といった風にしなくてもいいです。多分できないとおもいます。
それに、ランチでコンビニ、ファーストフードのお店を全く利用しないというわけにも(経済的にも)いかないでしょう。
栄養状態を改善するには、今までの食生活の延長線上で、出来るだけいい選択をするということです。
たとえば
- コンビニではサラダを中心にしたメニューを選んでみる
- ランチでは丼ものではなく、定食を選ぶ
- 昨日肉を食べたら今日は魚、と日替わりで食べるものを変える
- お菓子は栄養の多いナッツ類に変えてみる
- 糖分の多い飲み物はやめて、水やお茶を飲む
- デザートはフルーツが多いものを選んでみる
といった、あげればまだまだあるかと思いますが「健康を意識するならなにが必要か?」を考えて選ぶとよいでしょう。
余談ですが、コンビニなどの食品のほとんどに「ビタミンC」が表示されていますが、これは「酸化防止剤」の意味合いになりますので、栄養としてビタミンをとるのには期待はできません。
抗酸化の効果を持つ食品をとることも非常に重要。脳疲労を守る防御壁になります。
仕事などでストレスを感じたりすると、活性酸素(疲れのもと)が溜まり脳が酸化(脳の疲労が溜まること)していきます。
それを防ぐためにも、抗酸化作用のある食品が役にたちます。
抗酸化作用を持つ食品や飲み物の主なものは
- ニンニク(黒ニンニクがベスト)
- 緑黄色野菜
- ゴマやナッツ類(野菜や果物と合わせて食べれば更に抗酸化力がアップ)
- ココナッツオイル
- ルイボスティー
などがあります。
これらを毎日の食事に取り入れることで、脳疲労は軽減し、良い睡眠へとつなげていくことができます。
ちなみに、こんなにたくさん食べられないという人向けには「レバー」がおすすめです。
鶏・豚・牛、どれでも大丈夫です。タンパク質、ビタミンB1,B2,B12を含み、特に鉄分やビタミンAが豊富です。
貧血予防や冷え性にも効果的なため、肉類の中でもかなり栄養価は高いです。しかも鶏であれば低カロリー!
週に1~2回食事に取り入れるだけでも、多くの栄養を取り入れやすくなります。
ただし、食感や匂いが気になって食べられない方もいるかと思いますので、タレ等でなるべく食べやすくするといいでしょう。
注意点は、生で食べることは絶対にやめ、しっかりと加熱して、美味しくいただきましょう。
おわりに
いい睡眠につなげることは、やはり眠るだけを考えるのではなく、食事によることも重要です。
いくらいい睡眠環境を整えても、食べているものが悪ければなかなかいい眠りを迎えることはできません。
食生活、とくに栄養を見直して、睡眠改善をしていきましょう。
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