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社会人マナーの一般的な仕草

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社会人ともなれば、あいさつ、お礼、式典への参加等々、色々とやることが多くなってきます。

そこで、一般的なマナーをここに書いていきますので、是非参考にしてください。

  1. 贈り物
  2. 食事
  3. 結婚式
  4. 葬式
  5. 来客・訪問
  6. おわりに

贈り物

お歳暮・お中元

重要度はお中元<お歳暮となります。

相場は3,000~5,000円ですが、自分の年齢や相手との関係によって値段は変動します。

普段特にお世話になっている人ほど、高価なものを贈るのが一般的です。

お中元より、お歳暮の方が値段は高くなり、お中元を贈った場合、お歳暮も贈るようにしましょう。

贈る物は、会社であれば仕事中に飲食できるもの。小包装のものを選ぶといいです。

子どものいる家庭であれば、ジュースやお菓子。人数が少ない家族には、大量のものを贈るのは控える。

相手の環境に応じて贈る物は変えましょう。

注意としては、相手が喪中の場合は、四十九日が過ぎるまで時期をずらします。

「暑中御見舞い」や「暑中御伺い」にしたり、紅白の水引きを控えたりしましょう。

贈る場合は「お世話になりました。」の一言と、相手への感謝の一文をや、贈り物を選んだ理由も添えるといい印象を与えられます。

お祝い

結婚祝いは、挙式の1~2か月前より、遅くとも1週間前に送り状を添えて贈るようにしましょう。

基本的に新生活に必要な、またはあると便利なものを贈るといいでしょう。

出産祝いは、5,000~10,000円が相場です。赤ちゃんに必要なものや、子育てに便利なものを贈るといいですが、ベビー服などはすぐに使えなくなりますので、

なるべく1~2年ほど使えるものがいいでしょう。

入学・就学祝いは本人の欲しいものをあらかじめ聞いてから贈るのが無難です。こちらで勝手に選ぶと、既に持っていたり、他の人と被る可能性が高いです。

引っ越しや新築祝いは、シンプルなデザインの家具・家電・雑貨がいいでしょう。ライターやガスコンロなど、火を扱うものは避けておきましょう。

昇進・栄転祝いは、仕事中に使える小物や癒しグッズ、趣味にまつわるものや、お酒などがいいでしょう。

お見舞い

病気の場合は、相手の家族にお見舞いの言葉を述べてから、容態を聞いて面会可能かどうか確認しておきましょう。

大人数での訪問は控えておきましょう。

出産の場合は、出産直後は控えましょう。体力が回復したころにしましょう。特に精神的に不安定になっている可能性が非常に高いので、

相手の不安を和らげるようにしておきましょう。

お見舞いの品物

いいもの・・・本、花束、商品券、クオカード、病院で飲食できるもの

だめなもの・・匂いの強い花、散りやすい花、鉢植え

食事

事前準備の流れ

  1. 参加者を決める
  2. 日程を調整する
  3. 会場を選ぶ
  4. 予算を決める
  5. 会場を予約する
  6. 参加者に連絡する(会場の場所がわかる地図や日時を伝えます)
  7. 重要な場合は前日に確認のお知らせをする

席次

基本的に、部屋の出入り口に一番近い席が下座となり、遠い所が上座となります。

会社の場合だと、上座の真ん中に来賓の中心人物。下座の真ん中に会社の責任者が座ります。

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ただし、状況によってはこの通りにはならないことも多いです。

フルコースの料理

パンは小さくちぎって食べます。

スープは皿を傾けずに、手前から奥へすくうと上品にみえます。

魚料理は、ナイフとフォークでひれを取り除く。口に残った小骨を出すときはフォークを使います(指はダメ)。

肉料理は、左側から一口ずつ切って食べます。

置かれているナイフとフォークは、皿を真ん中とすると、外側から使うようにします。

ビュッフェ

1つのお皿に暖かいものと冷たいものをたくさん盛るのはNGです。

同じような種類の料理を2~3点盛って、食べ終わってから次の料理をとります。

立ち話が長くなりそうなら、飲み物を進めたり、席に座ることを提案するといいでしょう。

お酒

お酒を注ぐときは、ビンのラベルが上になるようにします。

お酌を受けるときは、片手をグラスの底をもち、もう片方の手はグラスの側面に添えます。片手はBG。

乾杯の時は、ワイングラスなど繊細な作りの物は、グラスをカチンと当てずに、自分の顔の高さに軽く上げます。

結婚式

結婚の知らせを受けたら

招待状がきたら、出席の場合は返信、欠席の場合は返信と祝電を手配します。祝電をしない場合は、欠席理由とお祝いの言葉を添えるといいでしょう。

すぐに返信出来ない場合は、後日連絡する旨を伝えましょう。

いずれの場合も、お祝いの言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。

祝儀

新郎新婦との関係や年齢、地域の慣習によってまちまちですが、身内以外は3万円が相場です。

身内の場合(3親等以内)は、5~10万円が相場です。

その他の親族は3~5万円が相場です。

祝儀の表書きは毛筆が原則ですが、筆ペンでも可能です。万年筆、ボールペンはやめましょう。

筆で書く自身が無い場合は、サインペンを使いましょう。

いずれにしても、色は黒にします。

お祝いの場合は、濃い黒で書くようにします。

書き損じ、かすれてしまった場合など、素直に新しい袋に書きましょう。

なお、祝儀袋は「ふくさ」に包んで持っていくと祝儀袋が汚れません。

受付時

受付の段階で、ふくさから祝儀を取り出し、新郎側か新婦側の招待を受付に告げます。

また、「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べましょう。

(受付の担当者は新郎新婦の友人など、親しい仲であることが多いです)

 

葬式

訃報(ふほう)の連絡を受けたら

どこで誰が亡くなったか、通夜と葬儀の日時など詳細な情報を確認しておきます。

故人が友人や知人なら、葬儀に参加し、手伝いを申し出るなどして遺族の助けになれるといいでしょう。

社員やその家族・取引先関係等なら、会社としての対応を確認します。

通夜にも告別式にも参加できない場合は、弔電を入れます。

(相手は身内のみ<家族のみ>でやる場合もあります)

気を付けることは、悲しみの渦中にありながらも葬儀の準備に忙しい喪家(もけ)に配慮して行動しましょう。

無配慮に死因を確認したり、忙しい時に電話をするのは控えましょう。

香典

知人や同僚、上司なら3,000~5,000円、両親なら10万円、兄弟姉妹なら3~5万円、祖父や祖母なら1~3万円が相場です。

祝儀よりも控えめな金額ですが、より親しかった人や、お世話になった人には上乗せしましょう。

一般的に血のつながりが濃いほど金額も上がります。

香典の表書き

「御霊前」はほとんどの宗派で使えます。「御仏前」は四十九日以降の法要で使うものですので注意。

薄墨または薄墨の筆ペンで書きます。

仏式なら「御香典」、神式なら「御神前」「御玉串料」、キリスト教式では献花(けんか)を行うので「お花料」と書きます。

受付時

受付の段階で、袱紗から香典袋を取り出し「この度はご愁傷さまでした」と簡単にお悔やみを述べて記帳します。

お悔やみの言葉

  • ご逝去(ごせいきょ)のお知らせを受け、心よりお悔やみ申し上げます。
  • 哀悼の念にたえません
  • お力落としのなきようお祈り申し上げます
  • さぞご無念のことと拝察いたします

など、相手の立場を配慮したことを言いましょう。

相手との関係性にもよりますが、もう少し砕けた表現で、相手に伝わりやすい言い方をしてもいいでしょう。

忌(い)み言葉の使用は厳禁となります。

  • 死ぬ
  • 滅ぶ
  • 去る
  • 重ねる
  • 再び
  • 折り返し
  • 追って
  • しばしば
  • 近々
  • 次々

 

来客・訪問

新居に引っ越したなど、お客様を出迎える場合は、スリッパや飲み物、お茶菓子、等を用意します。

トイレや洗面所などは常にキレイにしておきましょう。

来訪

コート類や手荷物は「お預かりします」と声をかけて受け取ります。

コートなど、アウターはハンガーにかけます。

夏場など、汗をかいている場合は、水やおしぼり等を差し出します。

部屋についたら、上座を案内しましょう。

お茶菓子を差し出す場合は、お茶菓子を差し出した後にお茶を出します。

訪問

訪問先で靴を脱ぐ可能性があるなら、靴の中敷きや靴下に気を配りましょう。

訪問先についたら、入口でマフラーやコート等のアウターは脱いでおき、片手で持っておきます。

靴を脱ぐ場合は、室内に背を向けずに脱いで、靴箱があれば、靴箱側に靴のかかとを向けてそろえます。

おわりに

社会人で関わりそうなことを書いていきましたが、

基本的に相手に配慮した気持ちが大切です。

マナーについては知っているか知らないかで、相手に与える印象は大きく変わります。

場合によっては、自分のみならず家族に対しても影響を与えますので、知識としてしっておきましょう。

知ったうえで、オリジナルに相手の配慮をすると、相手にも好まれます。

 

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