夜眠るときに、枕を使っている人も多いと思います。しかし、その枕は自分の身体にあっていますか?
身体に負担をかけない枕は、実は自分で作ることができます。
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枕は自分の身体にあったものを使うのが吉。低すぎず、高すぎず。
枕は自分の身体にあってないものを使うと、寝ているときに身体への負担がかかってしまいます。
身体にあってない枕は、大体は「高すぎる」ことが多いです。
高すぎる位置で頭を固定されると、極端に言うとそこから首がぶら下がるような形で寝ていることになります。
首や肩と敷布団の間に隙間ができてしまい、一晩中、首が吊られた状態になります。
朝起きた時に身体が痛くなるのは、枕の高さがあっていないから
朝起きた時に首が痛かったり、肩が凝っていたりするのは、枕の高さがあっていない可能性が高いです。
こうした症状がない場合でも、朝起きた時に枕無しで寝ていることが多い人は、枕が体にあってないと考えてもいいでしょう。
布団やマットレス同様に、枕も高機能をうたった高価なものが数多く売られています。
しかし、枕も値段ではなく、身体にあうものを選ぶようにしましょう。
オーダーメイド枕で自分にあった枕をつくってもらう方法もあります。
しかし、高さはあっていても、素材がよくないものだったりすると、しばらく使うと「今一つしっくりしない」となってしまいます。
枕にも寿命があり、一生は使えません。
今一、枕に納得がいなかいひとは、今使っている枕にひと工夫して自分に合う枕をつくってみましょう。
バスタオル(フェイスタオル)で自分にあった枕を作ってみよう
バスタオルがあれば枕の高さ調整ができます。色々とタオルは便利ですね。
- バスタオル1枚(薄手の場合は2枚)用意する
- バスタオルを手前から丸めていく
- 丸めたバスタオルを枕の手前にくっつける
- バスタオルをセットしたら、首にフィットさせる
- 首と敷布団の間の隙間が埋まるように調整する(高くするときは多く巻き、低い時は少なく巻く)
こうして出来上がった枕は、丸めたタオルの厚みで首、肩と敷布団の隙間を埋めてくれるので、実際に寝てみるとフィット感があるかと思います。
次に、タオルを全部外して元の枕だけで寝てみましょう。
今度は首の下から肩の下にかけて隙間を感じるようになります。この隙間を、タオルが埋めてくれるというわけです。
首、肩と敷布団の隙間を埋めることで、体への負担が少なくなりいい睡眠を迎える
このバスタオル枕は、首を下からささえてあげることがポイントです。
高すぎる枕の場合は、首に負担がかかりすぎるので、首が凝ったような感じになります。
そして、肩を下から支えてあげることもポイントです。
以前にも書きましたが、猫背の人は非常に多く、寝る姿勢は肩が布団から少し浮いた状態になります。
肩が浮いたままだと、肩回りの筋肉は緊張し続けることになっていしまい、安眠妨害となります。
首と肩をサポートしてあげることで、絶妙なフィット感が生まれます。
タオルを巻くだけで調整できるので、一番いい高さになるように自分でみつけてみましょう。
なお、仰向けが寝苦しい、横向きでないと眠れない人は、抱き枕もおすすめです。
抱き枕があると、上になるほうの腕と足の置き場があるので、その分筋肉の緊張を和らげることができます。
おわりに
枕選びも非常に重要となりますが、中々自分にあった枕を探すとなると、簡単ではありません。
特に、市販されている枕だと、大抵の場合は高すぎることが多いので、低めの枕を買うといいでしょう。
どうしてもフィット感のある枕が無い場合は、バスタオル等で首と肩を支えてあげて調整をしましょう。
肩こりや首の痛みに悩む場合、枕を見直してみて、良い睡眠を迎えましょう。
参考文献
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