この記事はこんな人におすすめ
- 時間節約術を試してみたいけど、どうにも上手くいかずに悩んでいる
- 時間節約方法を学ぶ時間がなくて悩んでいる
- 1日を無駄に過ごした気になってしまい落ち込むことが多い
結論は、時間節約は自己カスタマイズできる
多忙な現代を生き抜くために、時短テクニック、いわゆる時間節約術を勉強する人は多いです。
しかし、自分に合った方法というのはなかなか見つけられないもの。
そこで重要なのが、ライフスタイルや時間節約術を「観察」「推測」「仮説」「測定」してみましょう。
実際に試した後は、メモを書き記録をして振り返る時間を増やすことで、時間を生み出すことにつながります。
いきなり大きな変化は生まれませんが、小さな変化を作ることで、複利効果のようにやがて大きくなります。
時間節約術を知って、自分のライフスタイルに合わせたものにカスタマイズすると優先事項を見極められ、好きなことに時間を費やすことができるようになります。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
大事なことのために時間をつくりたい、けれどもそんな余裕がない。
やりたいことがあるけれど、疲れてしまって余裕がない。
現代人はスケジュールが空いていると仕事の予定を入れてしまいがちです。
時間を作るうえで大切なのは次の4ステップ。
①ハイライト:その日の最優先事項を1つ決める
②レーザー:ハイライトで決めたことに集中し続ける
③チャージ:体を使って脳を充電
④チューニング:あなた自身の生活スタイルに合わせる
今回は「③チャージ」にポイントを絞り、時間を作る「集中するため」の戦術を紹介していきます。
①ハイライトでその日の最優先事項を1つ決め、②レーザーで集中し続ける環境が大切です。
しかし、集中しっぱなしは続かず、いずれ休憩は必要です。
③チャージで体を休め、脳をリフレッシュします。
頭も心も休む方法を知ったら、④チューニングで自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズしてみましょう。
紹介する戦術を実践してみて、自分に合うならカスタマイズし、ダメなら無理にやる必要はありません。
そして、やるといっても、完璧にやり遂げる必要もありません。
完璧の追求も注意力が散漫になる原因の1つ。
時間作りには完璧な手法はないため、こだわりすぎないように気を付けましょう。
ライフスタイルは一人一葉ですからね
やってみて諦めるのでなくカスタマイズしてみましょう
科学的方法と言うと難しく聞こえますが、やることは至極単純です。
1 何が起こっているのか「観察」する
2 なぜそれが起こっているのか「推測」する
3 仮説をテストするための「実験」を行う
4 結果を「測定」して仮説を検証する
これがほぼ全部です。
世の中に出ている商品の大半はこの4ステップを経ています。
時間作りも科学的方法と同じです。
今の生活を観察して気がつき、何が時間と注意に悪影響を及ぼしているか推測をし、仮説を立てます。
【ハイライト仮説】
1日の初めにやりたいことを1つだけ決めれば、より濃密な時間を過ごせ、より大きな成果を出せる
【レーザー仮説】
多忙や気を紛らわすものから離れれば、注意をレーザー光線のように絞り込める
【チャージ仮説】
狩猟採集時代の人間に近い暮らしをすると、心身のエネルギーを高められる
仮説はここまでです。
最後の測定はあなた自身で行動に起こしやってみるしかありません。
実験の対象者はあなた自身で、本当に意味のある結果かどうかはあなたにしかわかりません。
実際にやってみることの大切さですね
行動力がある人はこの4ステップのサイクルが早いです
データを収集するのは簡単です。
ハイライトの時間を作れたか、どれくらい集中して取り組めたかを毎日振り返る。
どれくらいのエネルギーがあったかを記録し続けます。
その日使った時間節約術を振り返り、何が上手くいったか、いかなかったことについて、気づいたことを書き留めて翌日に別の切り口を計画する。
次の簡単なチェックをしてみて振り返ってみましょう。
1 ハイライトの時間を作れたか?
2 今日の集中レベル(レーザー)は10段階でどれくらいか?
3 今日のエネルギー(チャージ)は10段階でどれくらいか?
4 今日試した節約術は実践してみてどうだったか?
5 明日試したい(繰り返したい)方法
6 今日の感謝はあるか?
このようにメモを書くと、時間節約術の記録を振り返りができます。
紙とペンなら家にあるからすぐできるね
メモを取ることは自分を知ることに非常に役立ちます。
自分のことを振り返ると、自分自身の変化を感じ取れ、意識をどこに向けて生きていくのかをハッキリできます。
実験する時に気を付けるのはある程度の粘り強さが必要となります。
効果がすぐに出るもの、時間がかかるもの、表面的に現れるもの、目に見えない変化があるためです。
試行錯誤・トライ&エラーを繰り返しながら行い、失敗しても自分を責めないように!
大切なのは完璧を目指さないこと。
60%~80%の完成度で十分です。
自分のライフスタイルに合わせて、結果を振り返り自分のやり方を分析して微調整しましょう。
メモをとるけど完成がゴールじゃないということですね
振り返ることは気がつくのが重要です
メモを取るときには実験結果を測定することもそうですが、感謝を振り返るのも大切です。
感謝は昔から多くの文化で行われています。
文教やストア哲学の基本であり、聖書でも、日本の茶道でも、時間も場所も問わず大切にされています。
感謝を振り返ることは「実験をしてよかった」と思うに至れればいいでしょう。
悪しき習慣を変えることやバイアスにかかった習慣を変えることは並大抵のことではありません。
そのためにも、感謝をすることは重要なのです。
実験がうまくいかなかったとしても、苦労しか体験できなくても、最後を感謝で締めくくれれば気持ちが報われます。
メモを取る習慣、そして感謝する習慣を作ることは、習慣を振り返り、励みを生み出すことになります。
積極的に感謝していきましょう。
怒号よりも「ありがとう」が飛び交った方がいいですからね
感謝は基本です
言葉で説明されると、時間節約術はどれも可能だが、実際に毎日の時間を作ることを本当に出来るのかと言う疑問を持つ人もいるでしょう。
時間節約術を知っても、当然ですが明日の仕事量や予定がいきなり変わるわけではありません。
実際には、いきなり大きな変化を生み出そうとする必要はありません。
時間を作るには、あと一歩前進するだけで大きな変化をつかめる、ということが大切です。
小さな変化を取り入れれば、自分の生活をもっとコントロールできるようになります。
気を釣らすものを取り除き、心身のエネルギーを高め、重要な一点に集中すれば、素晴らしい1日になるかもしれません。
自分だけの重要な、特別なことに集中する時間を60~90分作ることからやってみましょう。
積立投資と同じように、コツコツが大事だね
小さい変化は複利効果で大きな変化になります
アメリカの神学者ハワード・サーマンの言葉に次のものがあります。
世界に何が必要かなんて考えなくていい。
どうすれば自分が輝けるかを考え、それを実行しよう。
世界に必要なのは、輝く人たちだ。
毎日ハイライトを選ぶうちに自分の優先事項をはっきり自覚でき、集中力を高めるうちに、新しい強みや関心が芽生えるかもしれません。
その道がどこへ通じているかを確かめる自信ができるかもしれません。
自分のいちばん大切な優先事項を見極める習慣ができると、日々の生活が変化します。
今の仕事がピッタリという人は、一番大事な機会をますますうまく見極められるようになります。
そこに時間節約術を使うと、キャリアを長期的かつ持続的に高みに押し上げ、趣味や副業もさらに充実します。
趣味や副業が充実すれば、自分にとって大きなものになることもあります。
優先事項のバランスは、毎日、毎月、毎年変わっていきます。
今やっていることが、数年後も同じようにやっていることはないでしょう。
どんな目標になっても、優先事項を見極められると、今よりもっと好きなことに時間を作れ、集中できます。
時間を作りだす方法、いつかでなく、今やってみることをおすすめします。
いつかは結局やらなくなっちゃうんですよね
小さな変化を生み出すにはさっさと行動することです
時間節約術は自分のライフスタイルに合わせます。
まずは実践して、だめなら検証して時間を作る方法をトライ&エラーしましょう。
時間術大全のまとめです。
- 「観察」「推測」「仮説」「測定」で時間を生み出す行動を起こす
- メモを活用して記録をとって振り返る
- メモには感謝も振り返り、その日に救済を与える
- 小さな一歩から始めることが重要
- 今日やろうを意識して行動する
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