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現代型栄養失調になってしまう原因とは??目の前の美味しいものを食べるだけの生活は、もうやめよう。

現代型栄養失調になってしまう原因とは??目の前の美味しいものを食べるだけの生活は、もうやめよう。

この記事はこんな人におすすめ

  • 普段、食事をよくとっているのに、体調がよくならず悩んでいる
  • 食生活を改善してみたいけど、何を摂っていけばいいかわからない
カンノーン
カンノーン

昔は加工食品やインスタント食品がなかったから、こういう悩みはなかったのですよ。

食事というのはただ単に食べるという事ではありません。何を食べているかによって、自分の身体への栄養というのは大きく変わります。

最近では、たくさん食べてはいるのに、疲れが取れない、元気がでないといった症状が出る人も多いです。今回は、その点を食事という視点でみていきます。

このブログの信憑性

このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。

↓文章を読み上げてくれます(.WAV)

現代型栄養失調に陥る要因とリスク

現代型栄養失調について、深堀して考えていきましょう。

例えば、栄養を無駄に消費してしまうケースです。

栄養を得るための食べ物ですが、逆に栄養を消費してしまっていることもあります。

その代表例が、玄米から糖をとった「加工食品」である、白米です。(白米を一般的に加工食品というのかは、一旦置いといてください。)

玄米に代って白米が普及したのは江戸時代の頃です。ビタミンB1が不足することで起こる「脚気」(あしけ。ビタミンB1不足による倦怠感や手足のしびれ、むくみのこと)が大流行したと言われています。

ビタミンB1には、糖質を分解する過程で必須となるため、大量の糖質をとると不足することが知られています。

しかし、このビタミンB1は、玄米にもともと豊富に含まれている栄養素となります。自然な食べ物というのはよくできていて、食材自身の分解に必要な栄養素を内包しています。ですが、人間がわざわざそれを手間暇かけて「加工」して落としています。

この問題は、砂糖や小麦など他の糖製食品にも共通しています。

上記は玄米(炊いた後の)栄養素です。
上記は白米(炊いた後の)栄養素です。
ガク・シュウ
ガク・シュウ

白米はたしかに食べやすいですが、その過程で栄養素が失われているんですね。

masaる
masaる

美味しく食べるために、不味いものをそぎ落とす。

投資に当てはめるとリスクとリターンは表裏一体がお似合いの言葉でしょうか。

ビタミンとミネラルは常時消費されている栄養素

ビタミン・ミネラルは、体内の無数の代謝に関わっているために、常に消費されていますから、慢性的に不足しがちな栄養素となります。

さらに、白く精製された加工食品をとれば、一層の栄養不足の原因となります。

また、ビタミン・ミネラルの宝庫であったはずの野菜や果物は、食べやすさを追い求めた品種改良や土壌の劣化などにより、栄養価が落ちているという理由も、現代型栄養失調に拍車をかけています。

50年前と比較すると、野菜や果物の栄養素の量は激減していると報告もあります。

おあばさん
おあばさん

50年も経てば、そりゃあ人も野菜も果物も変わるわよね~

masaる
masaる

つまり、栄養素を摂ろうとしても、食材事態に栄養が減っているというから摂取する機会が少ないということですね。

現代型栄養失調の恐怖

一昔前は、収穫直後のとれたてのものを食べる習慣がありましたが、流通手段の発達によって、都市部ではその習慣が失われました。もともと少なくなかった栄養素が、流通過程でさらに失われやすくなったのです。

そのため、せっせと野菜を食べても、十分な量のビタミンやミネラルを摂取することが非常に難しくなりました。

また、白米の例のように、精製された加工食品が多い食事をしていたり、頻繁な外食などで野菜の摂取が少なくなると、食物繊維が不足して、腸内環境の悪化が起こりやすくなります。

すると、本来ならばスムーズに排泄されていくはずの不要物が体内に長く留まり、それらの毒性が全身に影響を及ぼします。

こうした様々な原因が複合的に絡まりあって引き起こされる現代型栄養失調は、次のような症状や病気を呼び寄せることになります。

  • 不定愁訴(めまい、立ちくらみ、頭痛、肩こり、だるさ、不眠、落ち込み
  • 冷え性→肥満
  • 動脈硬化→脳卒中
  • 糖尿病→認知症
  • 免疫力の低下→がん
少年・少女
少年・少女

ホント、何も考えずに、提供された食べ物ばかり食べていたら、体を壊しますね。

masaる
masaる

もう一度いいます。

食事を投資と考えると、勉強は必要です。

よくわからないものに、投資はしてはいけません。

注意

今回例にあげた、白米についてですが、「食べるな」という趣旨ではありません。

今食べているものを栄養素をよく理解して、今の自分に必要なものを摂るということを考えていく必要があります。

美味しいものは、誰しも食べたいですからね。

まとめ

現代型栄養失調とは、車に例えると、ガソリンは満タンなのに、見た目や内装がボロボロの車のようなものです。動くだけなら何とかなりますが、その状態で動いていれば、もっとボロボロになっていきます。これは身体でも同じです。

特に、今の社会では美味しく食べやすいものがたくさんあり、ついつい食べすぎてしまうということも起こります。ですが、食べやすくなったものは、ある意味「加工された食品」という事になりますので、そこで栄養素が失っている場合もあります。

栄養失調の状態が続けば、病気やケガにもつながっていきます。

復習編

masaる
masaる

ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。

随時更新していきます。

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