この記事はこんな人におすすめ
- 体の体調がすぐれない。肌荒れが治らないで悩んでいる。
- 最近食べ過ぎている、太っているような気がするが、何が原因かわからない。
- とにかく安全な食べ物が知りたい。食べてはいけない添加物を知りたい
食事を丁寧に摂るということは、食べるものや時間にも気を付ける必要が、あったんですね。
白いご飯、白いパンは食べすぎると体が栄養失調状態になります。これらは「エンプティ―カロリー」と呼ばれ、カロリーのみで栄養がない食べ物です。そして、糖質も多く含まれているので、野菜でビタミンやミネラルを補給しても糖質を分解するために取り崩してしまいます。体の不調は、こういったエンプティ―カロリーが原因であることが多いです。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
↓文章を読み上げてくれます(.WAV)
白米や食パン、うどんなど白い炭水化物は、精製の過程で本来あるはずのビタミン、ミネラル、食物繊維を失い、ほぼ糖質だけになっています。
これらの精製された食品は、栄養が失わられた空っぽのカロリーという意味で「エンプティ―カロリー」と呼ばれます。
エンプティ―カロリー食品を食べると、カロリーだけは得られますがビタミンやミネラルなどの栄養が得られず、体は栄養失調状態になります。すると、脳が「もっと、もっと栄養をとって」と指令を出すため、食欲がさらに増します。
ご飯、パン、麺類が食べ過ぎになりやすいのはこのためです。
さらに、エンプティ―カロリーは糖質が多いので、分解のためにビタミンB群を無駄に消費し、さらに栄養失調が加速します。食物繊維も乏しいため、食べすぎは血糖値の乱高下を引き起こします。
ジュースに例えると、味を栄養素とすると、そこに水を加えることで、栄養素は薄まりますが量は増える、そんな感じです。
ですが、糖質摂取を控える=炭水化物全てを控える、というわけではありません。
炭水化物は「糖質+食物繊維」であり、質と量をコントロールすれば問題ありません。
一般的に普段みなさんが食べている「白い主食」の代わりになるものはこちらです。
- ブランパン、ライ麦パン、全粒粉を使用したもの
- 玄米、雑穀米
これらは、ビタミンやミネラル、食物繊維を丸ごと残しているので、「ホールフード」とも呼ばれています。
食物繊維には、血糖値の上昇をゆるやかにして、ビタミンB群が糖質の代謝のサポートをします。
体系を維持する人がお仕事の方は、摂取する食事を選んでいるのは有名なお話ですね。
食事にはコツがあり、それは食べる順番です。
いつも白米を最初に食べている人は、たとえそれが少量だとしても血糖値が急上昇します。
なので、最初はきのこ類など、食物繊維を多く含むものを食べ、みそ汁、おかずを食べ、最後に白米といった「カーボラスト」の順にすると血糖値の上りはゆるやかになります。
白い主食は取らないに越したことはないけど、摂取する場合は最後に摂取しようという事ですね。
甘いものと同様に中毒性のように食べたくなってしまいますからね。食べる順番、これだけは意識しましょう。
深夜に食べると太りやすいというのは、皆さんも聞いたことがあるかと思います。
都市伝説の類ではなく、人間の体にはリズムがあり、胃腸などの消化器の働きも時間によって変わることがわかっています。
午前 → 排泄を中心とし、体をリセットする時間帯
午後 → 消化力が高まってエネルギー消費がスムーズになる時間帯
夜間 → 体が栄養素を吸収し、ため込みやすい時間帯
体のリズムに合わせるなら、朝食は軽くつまむ程度にして、午後は栄養をたっぷりのものを食べ、夜間は空腹を感じさせない程度に軽めのものを少しとる、ということになります。
ビジネスパーソンは、夜に会食が入ることが多いため、1日の中で夜の食事の比重が大きくなる人が多いです。
そうでなくても、3食のうちは夜ご飯が一番充実する家庭が多いと思います。
日頃から会食の多い人は、時間の設定に留意したり、時計の針が9時(できれば眠る3時間以上前)をしめしたら、箸をおくようにしましょう。
自宅では、たくさんの量をとるときは、早めに摂取することを心がけましょう。
飲み会の1次会の次の2次会に行くことがあったら、もう何も食べてないですね。
2次会ってなんで行くんですかね?
というのは置いといて、普段から時間帯を意識していれば、月1回程なら夜遅く食べることがあっても、リカバリーは取れますからね。バランスを意識しましょう。
諸外国では、使用禁止されている添加物が、日本では認可を得ている、というのはとても多いです。
果糖やトランス脂肪酸などがそうですね。
身近な添加物として挙げられるのは、プロピオン酸です。
これは、食パンなどに含まれており、いわゆる防カビ効果があります。
プロピオン酸を摂取すると、糖質代謝がかく乱されてインスリン抵抗性が上昇し、食後血糖値が上がりやすくなります。
つまり、肥満や糖尿病の原因となる可能性があるとして警告する報告もあります。
おさけのおつまみとしてよく食べられる、ビーフジャーキーなどの食肉加工品に使われている「硝酸塩」は、精神科疾患に罹患しやすい添加物です。
そう病など精神科疾患に患っている対象者が摂取している食品を確認し、健常者との比較を行ったところ、硝酸塩を添加したビーフジャーキーを食べている人では、オッズ比3.5倍という確率でそう病に罹患しやすいという研究報告もあるそうです。
ハムやソーセージなど食肉加工品に使われるリン酸塩や硝酸塩にしろ、摂取した直後に出るだけでなく、経年的に母体や胎児に影響を及ぼす可能性もあります。
特に妊婦の方は、加工食品の摂取は控えたほうがいいでしょう。
一般社団法人日本食品添加物協会では、添加物の効果と目的をまとめた一覧表もありますので、こちらも見てみましょう。
モノづくりニッポンが、添加物づくりニッポンになってしまったんですね。
ここに紹介したのはあくまでも一例です。
スーパーの出来合いのものにも添加物が含まれている時代ですからね。
スーパーやコンビニで、お惣菜には値札が書いてありますが、同時に「食品に含まれているもの」も書かれています。
そこには「添加物」も記載もあります。
これは、スーパーはお惣菜をその場で調理しているわけではなく、予め作られたものを仕入れ、スーパーで解凍なりをして店頭に並べているためです。生魚なんかは鮮度が大切なため、冷凍されたものをスーパーでさばいています。
成分表をみると、こういったことも調べるきっかけにもなると思いますので、食品を買う際は成分表をよくみてみましょう。
現代人は、知らず知らずのうちに体内に有害金属を取り込み、じわじわと蓄積しています。
取り込みやすい金属は、ヒ素、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、ニッケルなどがあります。
- ヒ素:農薬、魚介・海藻類、産業廃棄物、土壌、残留農薬、殺虫剤、排気ガス
- 水銀:魚介類、歯科充填剤のアマルガム、柔軟剤、防カビ剤
- カドミウム:たばこ、タイヤ摩耗粉塵、飲料水、缶詰、農作物、排気ガス
- アルミニウム:加工食品(食品添加物)、胃薬(酸化アルミニウム)
- ニッケル:化粧品類
どれも生活の中で接触しやすいため、知らず知らずのうちに溜まっていきます。
臨界点を超えると、アレルギーや疲労、肌荒れ、間接や筋肉の痛みなど様々な症状が発症します。
有害金属に汚染されているかを知るには、毛髪ミネラル検査が有効です。
この検査、有害金属にどの程度汚染されているかだけでなく、必要ミネラル過不足を知ることもできます。
私の右手も既に毒されているわ・・・
食品を摂取すること、摂取する時間帯というのは人それぞれです。
頭では理解しているけれども、必ずその通りに実行できないという事情があるかと思います。
なので、できるチャンスがあるときにやりましょう。毎日の食生活にメリハリをつけることで、慢性的にしないようにしましょう。
不健康になってからでは、食事への投資は遅いので、気づいた時、このブログを読んだ時に、取り込むようにしましょう。
- 白い主食は食べすぎない。エンプティ―カロリーは、現代型栄養失調の原因の1つです
- 食べる時間帯にも配慮して、朝と夜は比較的軽めにして、お昼ご飯をたっぷり食べよう
- 添加物が多いのは「加工食品」。特に、ソーセージやハムなどの肉類の摂りすぎはNG。
- 食品には有害金属も含まれているが、体への取り込み回避がほぼ不可能。毛髪ミネラル検査でまずは現状を調べてみる
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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