この記事はこんな人におすすめ
- 自己投資をしてみたいけど、どういった考え方をすればいいかわからない
- 世の中の成功者って、どんな習慣をしているのか気になる
- 成功している人は、同じ人間とは思えないけど、どんなことをしているのか気になる。
あのGACKT様の書籍を読みました。
前回からの続きです。結果を出す人に共通しているのは、仕事のスピード感と段取りですが、これの完成度はかなり高いです。納期を守るという当たり前のことですが、それを余裕をもってやるのか、ギリギリでやるかによって、クオリティも全然変わってきます。そのほか、結果が出る人のメンタルや思考を紹介していきます。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
※このブログでは一般的な表現にしていますが、本書ではGACKT様の独特な言い回しで書いてありますので、読んでいるとGACKT様が語り掛けてくれるような気分になります。
↓文章を読み上げてくれます(.WAV)
「自分は頑張っているのに・・・」と、思うのは自己アピールにしかすぎません。
どれだけ頑張っても、誰よりも努力しても、やり方を間違えていたら意味がありません。
そもそも、頑張りのレベルというのは個人で違います。
つまり、少し残酷ですが頑張っているというだけでは、なんの評価にもつながりません。
では、どこで評価されるのかと言うと、結果しかありません。結局は結果が全てです。
たまに、過程を評価してもらおうと頑張っている人がいますが、結果が伴っていなければ、それは無意味です。
「毎日残業している」「毎朝早起きして仕事している」これも全て結果が出ていなければだめです。
少し厳しいですが、結果が出ていなければ「頑張っているふり」と、相手に思われても仕方ありません。
では、結果はどうだすのかというと、出るまでやり続ければいいだけのことです。
子どもの頃、自転車に乗ろうとしても乗れませんでしたが、頑張って続けていれば、乗れるようになりますが、これと同じ感覚です。
徹底的に、結果にこだわりましょう。
心情的には、評価できますが、ビジネスでは評価の対象にはなりませんからね。改めて、資本主義社会とはこういうことですね。
ポーカーなどのカードゲームは、ギャンブルだと思っている人も多いですが、少し違います。
たしかに、ポーカーでも大富豪(大貧民)でも、一度きりの勝負であれば、運要素が強くなります。
ですが、ゲーム数を重ねれば重ねるほど、勝敗というのは偏ってくるかと思います。そして、最後は勝つべき人間が勝つようにになります。
ポーカーで強くなるには、駆け引き、読み、観察力、記憶力、表現力、信頼、勇気、ブラフ、戦略、等々・・・こうした要素が求められます。
プロのディーラーであれば、場に出ているカードや相手プレイヤーの特性やクセ、立ち振る舞いで、自分が勝てる確率やその期待値を即算出し、勝負所で勝負しにいきます。いわば、勝負勘というやつでしょうか。
これはビジネスでも同じことが言えます。
よく、「初対面(第一印象)が重要」と言いますが、これと同じことです。
ビジネスでも交渉するときは、相手の好み、要望、性格、クセ、状況などを正しく観察し、信頼を得られる言動とともに、流れや本質、勝負所を見抜いていきます。
そうすれば、例えば交渉の瞬間は、自分が仕掛けたタイミングで始まるので、焦ることもありません。
あまりそういった実感を感じなくても、たとえばクレーム対応なんかもこういった力は大切です。
余談ですが、ビジネスでもポーカーでも、テーブルについたらまず周りを見渡しましょう。そして、周りに「カモ」が見つからない場合は、すぐに席を離れましょう。なぜなら、自分がカモになるからです。
勝負勘というのは、ギャンブルに使われるイメージが強いですが、スポーツでも勝つべくして勝つ人は、ここを大切にしている気がします。
挑戦し続けている人は、「今の状態では達成できない」そう感じることはあるでしょう。
ですが、こういう時に限って、驚くような出会いや出来事が起こるものです。
惰性でなく、本気で取り組んでいる人には、達成に必要なピースはいいタイミングで表れます。
そうして成功すると、また新しいプロジェクトをするときにも「今回も成功できる」と思います。
スタートする時に考えても答えが出ない場合は「とりあえず動き出せば、なんとかなる」と、信じましょう。
ただ、動き続けるといっても、数十年、何十年と、様々なことに対して本気で取り組んだ場合のみです。
当たり前ですが、成功というのはいきなりやってきません。数々の失敗の先に成功があります。
不可能と思えることも、続けていればやがて可能になるでしょう。
道を間違えたら、成功はしないことには気を付けましょう。
「本番でなんとかなる」「いざという時はどうとでもなる」という言葉をゆるされるのは、きっちりと段取りを組んだ人のみです。
「本番は頑張る」という人は、大抵の場合、気合だけが空回りして周りがみえず、他人に迷惑をかけています。
段取りが十分であれば、本番に臨むことができ、いい結果もでます。
不慮の事態にも対処できる余裕も出てくることでしょう。
テスト勉強での一夜漬けも、まったく役に立たないのは言うまでもありません。
もし、「本番でなんとかなる」と言っている人が、いつも成功をしていたら、それは過去に大量の経験をしたからか、日常的に不慮の事態に備えて思考しているからです。
段取りなくして成功はありません。
例えば、100万円を1億円にするということも、段取り(計画)が必要になります。なんとなくで成功したら、今頃みんな成功者です。
自分の人生を変えたいと思った時、挑戦している時には、妬みや嫉(そね)みといった、余計は言葉を聞く機会が多くなります。
ですが、本気でそう思っているなら、そんな人たちの言葉に耳を傾けている必要はありません。そんな時間もないはずです。
当たり前ですが、そういった人たちの言葉は、なんのメリットにもならないからです。
「誰が足を引っ張ろうとしているのか?」と、そんな風に疑心暗鬼になる前に、どういう人生を歩みたいか宣言をしましょう。
どうしたいのか、どうなりたいのかを明確にしましましょう。
夢や目標は、宣言してこそ実現する可能性が大きくなります。
または、紙に書いて、毎日目にするところに張り付けておくのも効果的です。
ですが、わざわざ「夢を叶えるために努力しているんだ」というアピールは必要ありません。
また、同時に、言葉を発した瞬間から、責任が生じることも覚えてきましょう。
口だけ言って挑戦しないのは論外だけど、挑戦してできなくても、その過程で新しい目標もできるかもね。
1つのことから学ぶことが多ければ多いほど、それだけで成長につながります。1+3とか、1+7とか、単純な足し算と同じです。
ご飯を食べるときにも、「これはどこで作られたものなのか」「この素材は〇〇地方が品質がよかった」などなど、様々な観点で学びを楽しむことができます。
知るということは愉しいこと。学ぶ楽しさがあります。
普段から目にするもの、触れるものについて、高画質のカメラで見るように、日常の解像度を上げていきましょう。
小さなことからたくさん学ぶ機会は多くあります。
頭のいい人というのは、こういう視点を持っている人が多いです。
日常生活を学びの場としてしまえば、成長につながります。ほら、このブログをどういう視点でみるかも、学べる機会になりますよ。
課題と聞くと、学生の頃に先生から出される宿題をイメージしますが、それは違います。
無視してはいけませんし、ズルしてクリアするものでもありません。
課題は、自分自身を成長させるためのものですが、やるかやらないかは自分次第です。
やらなくても誰かに怒られるわけでもないですが、甘えれば成長はできません。
課題は、自分を成長させる、自分を厳しくするためのツールと考えましょう。
そのために必要なのは、ノートです。(ノートでなくても、毎日目にするものがいいです。)
そこに、課題をリストアップしましょう。
ノートのほうが、「書く」という行動をするため、より客観的に課題を把握することができます。
ただし、リストアップして満足してはいけません。ここからが本番です。
未達成の課題については、具体的に、いつ、どうやって、何をもって達成するか、を意識しましょう。
これを何年も続ければ、理想の自分に着々と近づいていけます。
漢字の書き取りみたいに、書いた方が記憶にも残りやすいですからね。
「時間があったらやる」「もっと時間があればなあ」こう思う人は多いかと思います。
ですが、時間自体は有限ですが、あります。
仕事の休憩時間、移動時間、ちょっとした時間など、探せばあるかと思います。
こうした「隙間時間」を有効活用するで、時間を作り出すことができます。
もう少し切り詰めると、「〇〇までに終わらせる」と約束することで、物事に取り組む集中力を上げることで、時間を作り出すことができます。
しかし、この世の中で、分単位で仕事をしているという人は、本当に極少数だと思います。
スマホをなんとなく見ている時間、テレビを見ている時間、そういった時間を切り詰めることでも、時間を作り出すことはできます。
1日は24時間です。ですが、甘えていては、1日の時間は無駄に過ぎ去っていきます。
時間は、取捨選択の上に、作り出していきましょう。
「忙しい」と口に出していたら、一度自分の生活を振り返るのもいいかもしれませんね。
「仕事のスピードを上げて、クオリティを犠牲にするか」「クオリティを上げて、スピードを犠牲にするか」
こう思うこともあるかと思います。
ですが、世の中に求められるのはどちらもです。スピードとクオリティがある人には、どんどん仕事が舞い込んできます。
しかし、クオリティは、実は8割程度の成果でも「十分」だと評価してもらえることは多いです。
クオリティを上げようとして、考えすぎて逆にクオリティが下がることもあります。
なので、もし両立させるのが難しい場合は、まずはスピードを重視しましょう。早めに着手すればするほど、クオリティを上げる機会が増えます。
さらに、より多くの試行錯誤を繰り返すことで、たくさんの気づきと結果を得ることができます。
ちなみに、スピードを無視すると、誰にも評価されません。
「納期」は大切ですからね。
品質が悪くても、納期を守ってくれれば、まぁ許せます。
プロジェクトを立ち上げるときや、リーダーになったとき、多くの仕事をこなすことになるかと思います。
ですが、そこで「リーダーは自分だから、全部自分で仕事をする」というスタンスをとってはいけません。
リーダーはあくまで、進行速度(仕事の主導権)を把握することです。
プロジェクトの進行は、よく飛行機の発着陸に似ていると言われます。
つまり、立ち上げ時に全力を尽くすことが必要です。
0から10の時期は、滑走路でのスピードが、そのあとの基準になります。
10から50の時期は、徐々に高度を上げる段階で、周りの仲間に仕事をふる時期です。滑走路で勢いがついていればついているほど、進みやすくなります。
50から100の時期で、エキスパートを加えましょう。
リーダーの知見を超えたエキスパートの力を集めることで、プロジェクトの完成度と速度が、大きく変わります。
プロジェクトの進行全体のうち、8割程度重要なのが、リーダーの行動力です。
最後の詰めは、エキスパートに任せるようにしましょう。
一緒に取り組む仲間たちの学びの場にもなります。
そこで得た学びの場は、またさらに次のプロジェクトへとつながり、いい循環を生み出します。
いい仕事仲間というのは、互いに学びの場が与えられるような環境だと思います。
努力というのは、至極当然の行為です。
何かを学ぶときも、習得するときも、努力するのは当然です。
もし、他の人の才能をうらやましがっている時間があったのなら、その時間を努力に費やしましょう。
できないのは、環境や手法が間違っていることが多いです。
できるまで継続することで「必ずできる」という確信が生まれます。
そして成功をおさめたら、今度は維持することも大変です。
結果を出すよりも、その結果を続けるための努力を続けることのほうが大変です。
成長を続けない限り、そこで止まってしまっては、後からやってくる他の努力の波にのまれてしまいます。
だから、努力はして当たり前なのです。
努力は当然ですが、努力していない人と比べても意味がありませんね。
今回書いたことでも、私自身、全てを実践できていません(特にポーカー)。
仕事をするうえで大切なことは、一通り今も継続してやっています。
私の回りには、仕事に愚痴を言ったり、適当にこなしたりしている人もいますが、
そういった人の仕事の結果は大抵よくありません。
私は組織で働いているので、スピード感がどうしても失速することが多いですが、
それでもスピードを重視して取り組むことは意識しています。
成功している人のメンタルや習慣をまとめると、次のとおりです。
- 努力の方向性を間違えて頑張るのは無意味
- 勝負強さを学ぶなら、ポーカーをやる
- あきらめずに挑戦をし続ける人は、不可能を可能にできる
- 物事は、段取りで95%が決まる
- 目標を叶えたければ、口に出して言う
- 1つのことから、多くのことを学ぶ機会を増やす
- 課題をリストアップして、達成したらチェックする。
- 時間がないは言いわけ。時間は作り出すもの
- スピードとクオリティは両立がベストだが、無理な場合はスピードを重視
- エキスパートをチームに加えて、役割分担をする
- 努力は成長には必要なこと。当たり前な事。
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
本シリーズまとめページへ
前月のブログ状況報告↓
こちらにも参加しています↓