この記事はこんな人におすすめ
- 結果を出している人って、話し方が上手だけど、どんなことを意識しているのか気になる
- 自分の話しが相手に伝わらずに悩んでいる
- 会議やプレゼンで、なかなか意見が通らずに悩んでいる
あのGACKT様の書籍を読みました。
話し方は、ゆっくりと、重みをつける
結果を出している人や、優秀な上司や先輩というのは、そうじて「聴くこと」が上手です。頭ごなしに否定するのではなく、相手の意見を聞き出して、そしてゆっくりと丁寧にひと言返す。自分と相手の関係性が築けていれば、その人に合った喋り方もしてくれます。それには、相手を観察すること、相手のニーズを把握することが重要です。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
※このブログでは一般的な表現にしていますが、本書ではGACKT様の独特な言い回しで書いてありますので、読んでいるとGACKT様が語り掛けてくれるような気分になります。
↓文章を読み上げてくれます(.WAV)
結果を出している人の多くは聞き上手です。いい上司、いい先輩というのも、このタイプが多いと思います。
相手が知り得た有益な情報を引き出して、ビジネスチャンスへとつなげます。
他人の話しを聞くことは、自分にとってはインプットとなります。
しかし、自分の話しをするのはアウトプットとなります。
人は、自分の話しを聞いてくれる人に対して好意を持ちます。
こう考えると、インプットに徹した方がメリットがデカいです。
ですが、アウトプットが全くダメというわけではありません。
しかるべき相手と、ベストなタイミングが必要です。
自分を売り込む必要がある相手がいるときは、まず相手の話しを聞いて、信頼を得られるように振る舞いましょう。
初対面は聞き役に徹して、関係性づくりに全ての時間を使うくらいがいいでしょう。
関係性さえできれば、次へのチャンスへとつなげられます。
聞き役に徹すると言うのは、相手がしゃべり始めるのを待つのではなく、相手の話しを聞き出していくということです。
「これをすれば」「一緒にあれをすれば」と、どういう条件のもとであれば「OK」となるのか、ということを明確にしましょう。
「ダメ」というのは、可能性が0の時だけに使えばいい言葉です。
基本、全てのお願いには可能性があるということ、チャンスがあるということを覚えておきましょう。
思考をとめて「ダメ」と言ってしまうくらいなら、頭を回転させて「OK」の可能性を探してみましょう。
「わかった。この条件でどうだろう?」
その一言で、交渉の場は、お願いを実現をするための有意義なものになります。
「ダメ」と答えた場合は、「ダメな理由」を説明しなければなりません。
相手が「OK」の返事が欲しい人ほど、その時間は長くなります。
当然ですが時間は有限となります。非建設的なことに構っているヒマはありません。
まずは挑戦することを意識しましょう。
人生のチャンスの回数を増やすことに時間を費やしましょう。
お願いする方も、「OK」になる条件を示してくれれば可能性が広がりますからね。
会議や交渉の中で、自分の存在を印象付ける方法があります。
会議の中で生じる隙間や、急に静かになる時間に、ゆっくりと、簡潔に自分の考えを述べましょう。
多くをダラダラと語る必要はありません。
大切なのは、話す内容もそうなのですが、言葉を出す速度とタイミングです。
ゆっくりとしたテンポは説得力を増しますし、口を開くタイミングを計ればみんなが耳を傾けます。
話し方1つで、会話の中で自分の立ち位置を明確に示すこともできます。
ゆっくりと、1つ1つ丁寧にしゃべることで、言葉に重みがプラスされます。
相手を説得や説明したい場合、マシンガンの用に話しかけても伝わりにくいということですね。
プレゼンや交渉事をするときに、話しを進める際に重要なのが「相手が何をどう見ているか」ということころです。
「相手が、ものごとのどこをみているのか」
人を見ているのか、利益なのか、ブランドなのか。
「相手が、どの立場でみているか」
従業員なのか、経営者(決定権がある人)なのか、投資家なのか。
「相手が、どれくらいの範囲をみているか」
自分の業種の範囲だけで見ているのか。
世界情勢を知っているうえで、見ているのか。
こういったことを分析して、相手の目に入る場所に、こちらの提案を置くようにして話してみましょう。
自分が「これ絶対にお勧めです!」とやみくもに押しても、相手には届かないことが多いです。
ビジネスなら、未知の領域に飛び込み営業に行くようなものですね。
特に大事な交渉の場では、相手、ニーズ、状況を見極めるようにしましょう。
「前も同じことを言ったような・・・」と思う時はあるかと思います。
話しを聞いていない相手ならともかく、聞いてそうな相手にそう言われたら、それは伝えた側にも責任はあります。
相手の理解力を見誤って、伝え方を誤り、伝わらなかったということです。
相手に伝わっていないということは、その情報を相手に伝えるというのが目的ということで、自分が話すことが目的ではありません。
会話をする以上、受け手側にも問題はあるのかもしれませんが、まずは「自己責任」としてとらえなければ、いつまでも成長はできません。
つまり、誰かのせいにして生きていても、意味はないという事です。
相手の立場や理解力を把握することに努め、伝え方を変えてみましょう。
壊れかけのラジオみたいに同じ話を繰り返す人にも、有効手段はありまぁす。
人間には耳が2つ、口は1つしか存在しない。
これを意味することは、2つを聴いて、1つを喋る、ということです。
人間はそもそも、自分のことをしゃべりがちです。
自分の声、話すことを聞いてほしいから、我先にと、喋ってしまいます。
だからこそ、先に喋るということを控えてみましょう。
相手の話しを聴く。聞くとは耳に入ること。
そして、聴くとは耳を傾けることです。
常に、2つ聞いて1つ返すというテンポをイメージしましょう。
すると、相手は「話しを聴いてもらえた」と感じるようになります。
自分の言いたいことだけを、まくしたてる者の言葉は信頼されがたいです。
低レベルな詐欺師なんかも、自分のことをベラベラと喋ることに長けています。
ですが、他者の話しをしっかりと聞く者の言葉であれば、十分理解される言葉として受け入れられます。
聴く、聴く、話す、ということを意識しましょう。もちろん、会話のテンポも忘れずに。
嘘をついている人は、会話が途切れて静寂になることを嫌います。
自分が嘘をついていると自覚しているため「疑われている」「試されている」と勝手に思い込み、不安になるからです。
もし、疑わしい人と話す場合は、相手の言葉を聞き終えたら、しばらく黙ってみましょう。
うそつきは、その沈黙に耐えきれずに饒舌になり、不要な情報もペラペラと喋りだします。
もし、聞いてもないようなことを話し始めたら、その人は信用ならないでしょう。
逆に、信用してもらいたいのなら、余計なことをしゃべらないようにしましょう。
要点を簡潔にまとめて、熱意を込めて話す。
これだけで、十分です。
おしゃべりが好きな人もいますが、うわさ話や、余計な情報を教えられたら、あまり関わりたくなくなりますよね。
おしゃべり好きを否定するわけではないですよ。
テレビを観ていたり、ラジオを聴いていたりすると、話し方が上手な人ってたまにいますよね。
それは、会話の「間」のとり方が上手だったり、テンポのとり方が絶妙だったり、相手を喋らせたりするとか、様々です。
という私も、話し方や伝え方には気を付けているのですが、なかなかうまくいかないことが多いです。
常に、意識して、相手を観察して、努力することが必要ですね。
成功している人の話術、ビジネスの考え方のまとめです。
- 新しい出会いの場で、自分の話しばかりするのはやめましょう
- お願いをされたら、「ダメ」とすぐに否定するのではなく、可能性を探す
- 会話の「間」のとらえ方で、自分の意見を演出して立場を示す
- 押しつけがましい交渉はNG
- 自分の話しを伝えるコツは、伝え方を誤らない。相手を理解することが大切
- 二聴一言を徹底する
- 「この人ダマしている?」と感じたら、沈黙の時間を作り出す
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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