この記事はこんな人におすすめ
- 自分をもっと成長させたい、けど具体的にどうしたらいいか悩んでいる
- 面倒くさい上司、面倒な友達がいるけど、この人たちのと付き合い方がわからず悩んでいる
- コミュニティで活動しているけど、どうにも自分の成長につながらないような気がする
あのGACKT様の書籍を読みました。
ビジネスでは仕事の関係性づくりが重要
自分自身を成長させるための関係性づくりとはなんでしょうか。自分が心地よい環境だと思いますが、心地よい環境とは、ストレスがないニコニコ笑える環境のことでしょうか。大切なのは、適度なストレス下で自分と相手、相互に成長できる環境こそが、将来自分を成長させることのできる場所となります。成長するというのは、身を投じるということです。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
※このブログでは一般的な表現にしていますが、本書ではGACKT様の独特な言い回しで書いてありますので、読んでいるとGACKT様が語り掛けてくれるような気分になります。
↓文章を読み上げてくれます(.WAV)
残念なことですが、この社会の中には、自分以外の者、後輩や部下が結果を出すことが快く思わない人もいます。嫉妬心からくるものだと思います。
ですが、そういう人の前で、少し結果を出した程度では出る杭として打たれてしまいます。
しかし、「出過ぎた杭」になれば、杭自体は誰も打てなくなります。
要は、圧倒的な成果さえ出してしまえば、逆に誰も何も言えなくなってしまうのです。
努力の過程が誰にも認められず、孤独を感じるときもあるでしょう。
ですが、誰かに「頑張っている過程を認めてほしい」という考えは不要です。
頑張る、努力するというのは当たり前のことで、頑張らなければ課題をクリアできないというのは、本人次第だからです。
だからこそ、過程の努力は自分の中だけにとどめておいて、静かに評価しましょう。自分自身を鼓舞する場合に大いに使いましょう。
先輩方に生意気と言われても、運がよかっただけと言われても、反論せずに、結果のみで返事しましょう。
頑張っている姿は美しいですが、やはりビジネスは結果ありきです。
「また誘ってください」、「いつでも声をかけてください」と、先輩に対して受け身的な姿勢な人は、結局誘われないことが多いです。
もちろん、額面通りに受け取って、誘ってくれることもありますが、それでも誘う人の数自体は少ないです。
自分から勇気を出して声をかけてくれる人は可愛く感じますし、誰かに学ぶときも、積極的に声をかけようとしますよね。
学ぶ姿勢、話す姿勢を見せることで、「あなたに興味があります」と示すことができます。
先輩や上司でも、話すときには媚びる必要はなく、ありのままの姿で話すといいでしょう。
例えば、自分がボケを入れたら、突っ込んでくれる後輩だったら、可愛げを感じますよね。それと同じです。
ただ気をつけなければいけないのは、言葉と心の距離感です。
いくら仲良くなろうとしても、媚びなくてもいいといっても、適度な距離感と敬意は必要です。
敬意を持ち、丁寧にコミュニケーションを図ることで、いつしか心の距離が近づき、敬語などなくても良い関係性が生まれます。
初回の初回でいきなりグイグイ来られても、引かれることが多いですね。
コミュニティを形成し、仲間を作っても、傷をなめあうような関係性では意味がありません。
傷とは、なめている最中は痛みが和らぎますが、なめるのをやめれば再び痛み出します。
苦しみや悩みを打ち明けるだけの仲間も一緒です。過去の傷だけを吐露するような関係性だけでは何も解決しません。
大切なのは、できた傷を互いに取り繕うような関係性です。
傷を縫うという事は、痛みを伴います。けがをしたとき、傷口を縫合するときとか、痛みがあるかと思います。
ですが、傷口を縫えば、回復に向かっていきます。
もし大切な相手がケガをしたら、傷をなめるのではなく、相手の傷を縫うようにしましょう。
決してその場しのぎの解決策だけを講じるようなことはしないようにしましょう。
相手を救いたい場合は、ときには痛みも必要です。いわゆる、愛のムチです。
毎日コーヒー10杯飲んでいる友人を、愛のムチで止めさせたという話もききました。
よく、友達に振り回されたり、職場の仲間に振り回されてしまうという話しがありますが、それは「心の距離の決め方」に問題があるのかもしれません。
誰かに流されやすい性格の人は、心の距離を他人に合わせているのですが、自分で決めるようにしましょう。
心の距離は、友人関係、仕事関係、家族関係・・・様々にありますが、全て自分で決めるようにしましょう。
もう少し突き詰めると、自分の人生に関わる人間は、自分で決めるということです。
子どもの頃はできなくても、ある程度力を持った大人なら、できるはずです。
人生100年時代と言われていますが、一生を他人に振り回される必要はありません。
自分が「この人に振り回されたい」と考える人もいますが、自分で納得しているのならそれで問題ないかと思います。
過重なストレスがかかると、人間はメンタルをやられ、体調を崩し、体を動かせなくなります。
しかし、学校でも会社でも、社会生活を送っていればストレスを抱えるのはあたりまえです。
動物の世界だって、サバンナをイメージしてみると、草食動物が肉食動物に遭遇しないなんてことはあるでしょうか。
人間も同じで、嫌な人間に出会うという事は、必然なことで、生きていればどこかで必ず遭遇します。
ストレスをネガティブなイメージだけにとらえてしまうと、ただただ疲弊してしまいます。
生きていく上では、適度なストレスというのが必要です。
全くのストレスがない環境は、人間から成長を奪います。
このストレスとの上手な付き合いをこなしていくことで、人生の経験値を上げることもできます。
ストレスは、発想の転換で乗り越えていきましょう。
心が「これはまずい!」と思ったときは、一度身を引いて、状況を傍観することをしてみると、少し楽になります。
高校生くらいになると、進学するか就職するかで悩む人もいるかと思います。
そこで、自分の人生を逆算してみることをおすすめします。
もし、既に自分の進みたい道を見つけているのなら、すぐに将来目指すべき道に必要な環境に身を投じるようにしましょう。
ですが、まだ何をやりたいか具体的にわかっていないときは、進学は「1つの大きなチャンスが集う空間」と考えてみましょう。
もう少し言うと、やりたいことを探すための空間に視点を変えるという事です。
学校には人やモノがたくさんありますので、チャンスを見つける環境として周りを見渡せば、必ず何かが見つかります。
学校は可能性にあふれていますが、既に自分の人生を確定させている人にとっては、不要になることもあります。
ただなんとなく、ダラダラと学生生活を過ごすことだけはやめましょう。
もし就職するとなると、4年間何をしていたの?と聞かれたときに困ります。
自分の回りに5人がいれば、その5人の平均があなたです(総合的に見て。という話を聞いたことがある人もいるかと思います。
最高の能力を持っている人は、仲間に足を引っ張られることになりますが、最低の能力を持っている人は、大きな助け舟になります。(言い方が厳しいですが)
日本のことわざでも、「朱に交われば赤くなる」というものがありますが、これと同じような感じです。
人間というのは、周りの環境や人の影響を受けやすくなります。
つまり、よりよい人生、自分を成長させたい場合は人を選んで付き合う必要があるということです。
自分は何がやりたいのか、何を目指しているのか、何者になりたいのか。
はっきりわかっていて、そのために努力する仲間たちと共に時間を重ねていけば、いつしか自分も同じレベルになっていきます。
仲間であるということは、互いに近しい感覚を得ることです。
この人と切磋琢磨して成長したい、そう思える人と交わって生きれば、互いに向上していけます。
類は友を呼ぶ、なんて話し、聞いたことありますね。
相手との距離感というのは本当に大切です。
自分で良かれと思っていても、相手にとっては不快に感じられていることもしばしばあります。
特に、自分に身に覚えのないところで不快に思われていたら、嫌ですよね。
ずっと同じ仲間と過ごすのも大切ですが、自分を成長させるための深い関係性を築ける仲間も大切です。
もし、今の環境が自分を成長させることができないと感じたのなら、一度距離を置いた方がいい場合もあります。
本当に大切なものは、なくした瞬間に価値がわかりますが、もし何も感じないのなら、新たな環境に身を投じることが大切なのだと思います。
結果を出している人の関係性の作り方、ビジネスの考え方のまとめです。
- 自分の成功を否定する上司がいたのなら、圧倒的に結果を出し続けて黙らせる
- 上司や先輩には、積極的に話しかけて、受け身にならないようにする
- 傷をなめあう関係よりも、傷を取り繕う関係が重要
- 心の距離感の決め方は、自分で決めることで相手に振り回されずに済む
- ストレスは自分を成長させるための糧。ストレスへの視点を変える。
- 就職か進学か、まだ決まっていない場合は進学で、チャンスを見つける場所として捕らえる
- 共に成長をさせる相互関係を持てる仲間が大切
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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