この記事はこんな人におすすめ
- SNSで情報を集めているが、良い情報と悪い情報の区別がつかない
- 自分に頼んでくる人が大勢いるが、断り切れずに悩んでいる
- 合理的な判断をしたいけど、どうやってすればいいかわからない
結論は、視点を変えると選択肢が増えます
どんな物事や状況には多面性があるとは知りつつも、ついつい一面だけを見て判断してしまう時があります。
自分の大好きなYouTubeで紹介された、その界隈で権威や知見のある人が言ってた、それだけで受け止めてしまう。
しかし、情報は玉石混合で、真理情報かを見極める必要は当然にあります。
そのためには、視点を変えて考えることを習慣づけましょう。
物事や状況に対しての判断を焦る必要はなく、真理を掴んでから行動を起こしても遅くはありません。
自分の視点を増やすことは、最終的には前向きに考えられることにもつながるので、視点を変えるということを習慣化しましょう。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
オリンピック競技で金メダルを取った人や、大企業の社長を重要な人物だと感じるかもしれませんが、あなた自身も同じです。
あなたの社会への貢献度合いは大変重要です。
食事1つ見てみても、多くの人に貢献しています。
農作業に従事する人たち、農作物を加工する人たち、食品を小売店まで運搬する人たち、小売店で食品の販売をする人たち。
あなたは食事をするだけでも、多くの人の生活に貢献しています。
あなたが他の人たちの恩恵を受けているように、他の人たちもあなたの仕事に恩恵を受けているのです。
気づいていないかもしれませんが、行動1つとっても、あらゆるところに貢献しています。
取るに足らない仕事や生活なんてないし、重要でない人物などこの世に1人としていません。
「自分なんて」という発想はやめましょう
重要な人物を尊敬するなら、あなた自身も対象です
「いいタイミングが来たら御礼を言っておこう。」こう考えて、感謝の言葉を先延ばしにするときがありますが、すぐに伝える習慣をつけましょう。
親切にしてくれたりしたら、サポートしてくれたりしたら、その人に感謝の言葉をすぐに送りましょう。
感謝の言葉は、相手だけでなく、自分もいい気分になったりと良い影響を与えます。
また、誰かがいい仕事をしたときも、それを本人に知らせましょう。
「得意な分野で活躍している人を、改めて褒める必要もないか。」と考えるのは止めましょう。
どんな人でも、いい仕事をしたと褒められるのは気持ちいいものです。
それがたとえ、名人級の職人(スキル)であったとしても。
褒めることの効果は次のとおりです
- ほめ言葉はいつでも口に出せる
- 感謝を表現することで自分も寛大になれる
- 賛辞の言葉は向上心をかきたてる
言葉一つでやる気や自己肯定感が上がるんですね
ただ、気持ちのこもってない感謝や賛辞は効果がありません
私たちは現在の幸せを楽しもうとせず、幸せになるのを待とうとする傾向があります。
「〇〇を得れば幸せになれる」「〇〇ができれば幸せになれる」「〇〇だったら幸せになれる」
役職、地位、資産、スキルなどを手に入れる条件を満たせば、幸せになれると決めているのです。
しかし、このような姿勢は上手く行きません。
- 目標が達成できなかった場合は不幸になるのか
- 目標が非現実的すぎると、永遠に失望した状態になる
幸せを得るには待つ必要はありません。
自分の考え方、幸せの受け方を変えてみましょう。
「目標が達成できれば幸せだが、実現に向けて行動する今も幸せだ」と、考えましょう。
ブラック企業に勤めていても幸せかって?
悪質な環境下でも生きていけるから、今すぐ会社をやめても幸せでいられるんです
これまでの人生で何度も失望してきた経験がある場合、非現実的な期待を抱いていた可能性があります。
非現実的な期待を抱く原因は、小説、映画、ドラマや広告です。
非現実的な期待を抱くと、現実になるのをひたすらに待つようになり、その間に時間はどんどん過ぎていきます。
非現実的な期待を持てば持つほど不幸になりやすく、被害者意識も持ちやすい。
現実的な期待とは、アイデアに適切な行動が伴って、望んでいた結果を得られることです。
適切な行動でなく、希望的感想だと、失望の原因になります。
良いことが起こるのを期待してもいいですが、行動も必要です。
常に行動をすることで、その分チャンスをつかむ機会も増え、望んでいる結果を得られやすいです。
一般的な会社員がオリンピックに出るのと起業するのでは現実感は違いますね
行動して叶えられることからやっていきましょう
いつも誰かの世話になっておきながら、いっさいお返しをしない人がいます。
いわゆる「テイカー(taker:)」と呼ばれる、自分さえよければいいと考える人です。
テイカーは「自分は不公平なことをしてきた」と反省し、一方的な頼みごとをしてこなくなる日はまずありません。
テイカーからの頼みごとは、基本的に断ることをお勧めします。
詳細を聞かれても、答えなくても良いですが、もしどうしてもと言われたら
「助けが必要なときに助けてくれないから」と伝えてあげましょう。
ちなみに、テイカーの反対はギバー(Giver)で、奉仕や他人に喜んでもらえることを幸せだと思うタイプ。
マッチャ―(Matcher)は与えられた分だけお返しするタイプです。
世の中では、低所得者、超大富豪や成功者にはギバーが多いようです。
でもテイカーもギバーも、いまいち区別がつかないですよね
長く同じ環境にいると段々わかってきますね
あなたに頼みごとをしてくる人たちは、もしかしたらあなたの弱みに付け込んで引き受けさせようとするかもしれません。
虚栄心やプライドをくすぐって、説得してくるかもしれません。
すると、どの頼みごとを受け、どの頼みごとを断るべきかがわからなくなります。
相手を助けるべきか合理的な判断をするときの基準は、次のとおりです。
- 頼まれたことが本当に重要なら助ける
- 相手が自分だけでできないなら助ける
- 自分で問題を作り出した人には本人に解決させる
- 助けてくれたことのある人にはお返しする
ノート(メモ)のコピーを取らせてってのも同じね
「このくらいいいじゃん」から安請け合いは始まります
安請け合いや断るべき頼みごとはどういったものか、を見ていきましょう。
- 理不尽な要求
- やる気がない
- 信条に反する
- 不都合が発生する
- 自分でできそうなこと
今まで相手の頼みごとを聞き入れてきた場合、急に断るのは難しく感じるかもしれません。
しかし、一度断ると、次からは比較的簡単に断ることができるようになります。
断ったことで、相手が怒ったり文句を言ってきても気にすることはありません。
断ったことで憤慨する人は、自分中心の考えを持っている人なので、近寄るべきでない人間だからです。
NO!と言える日本人になろう
大切なことだけを聞き入れる取捨選択ができるようになります
SNSやうわさ話も含めると、現代社会では情報が飛び交っていますが、安易に信じ込むのは危険です。
権威者、インスタグラマー、著名人等が「そう言っていた」からと言う理由で信じないようにしましょう。
権威者や著名人が情報の真理を把握しているとは限りませんし、彼らの間でも意見や考え方は違います。
さらに、時間と共に考え方が変わったり、新しい発見も出ることで、意見が変わる可能性も十分あります。
「もしかしたら本当かもしれない」と疑念の余地は残しておきましょう。
マスコミの情報も同じです。
以前「老後2,000万円問題」が出て、今は「インフレで老後2,000万円では足りない問題」が出ています。
しかし、これも一般的にはそうなのしれませんが、自分自身にも当てはまっているかは別問題。
自分の年間の支出と収入を把握していれば、本当に必要な老後の金額はわかるでしょう。
信頼する人からでも言われたことをそのまま鵜呑みにするのは愚行です。
根拠や具体性を確認して、物事の前後関係を含め広い視野を持つなど、情報の真理を見てから判断しても遅くはありません。
疑わしい情報で行動することは避けるのがベターです。
情報一つで会社が倒産する可能性だってありますからね
相手の情報が正しいか考えるのも信頼の証です
私たちは出来事、状況や他の人たちを「良い」「悪い」かで判断しがちです。
ただ、本来はそのどちらにも振り分けられるものではありません。
自分の受け止め方次第で、「良い」や「悪い」と捉え方を変えられるからです。
例えば、学校の教員不足という点では、
「良い」・・・教職を目指す学生の採用枠が増えて就職しやすい
「悪い」・・・子どもが十分な教育を受けられない
企業の売上アップのことも
「良い」・・・去年より収入が増え、事業拡大や株主に還元できる
「悪い」・・・税額が増え、税金対策が必要になる
以上のように、視点を変えるとどちらにも捉えることができます。
つまり、言い換えるとこういうことになります。
- 全ての人の利益になるほどいい出来事や状況は存在しない
- 誰の利益にもならないほどの悪い出来事や状況は存在しない
- 物事には多面性がある
win-winの関係もあれば反対もあるからな
お互いにとってはそうですが、広い視野だとwin-winにはならないこともあります
幼少期に、人生や自分の信念は、とある考え方をひんぱんに繰り返して自分の思考回路に植え付けています。
思考回路に植え付けたことで、私たちは物事をあるがままにみることができなくなり、教えられたとおりに解釈するようにもなります。
この植え付けは人によって大きく違うので、物事をポジティブに考えたりネガティブに考えたり、あるいはどちらでもないと考えたりします。
過去の出来事に関係なく、物事はできるだけポジティブに解釈する方が、前向きな気持ちになれます。
ポジティブな考え方を身につける方法はいくつかあります。
- やる気がでるような本を読む
- ポジティブな人と付き合う
- 自尊心を高めて幸せになっていいと受け止める
ただし、ネガティブな考え方がダメということではありません。
物事を改善したり、最悪の事態を想定して対策を考えるためにはネガティブな考え方は必要です。
ですが、全てのことをネガティブな考え方だけで捉えてしまうと、幸福感が上がらずつまらない人生になってしまいます。
悲観的、楽観的、両方の視点で視て、できうることをしたら、後は楽観的にいきましょう。
「ここまでやったんだから」という所まできたら楽観的になろう
どんな辛い状況でも「それでも生きている」と楽観を持つことも大切です
物事や状況は多面性があります。
視点を変えることで自分の受け取り方を変えられます。
うまくいっている人が考えることのまとめです。
- 自分も偉人も同じくらい重要な人物
- 「ありがとう」「いい仕事です」と感謝や賛辞で自分も前向きになる
- 今の生活でも幸せだと受け止める
- 目標は現実的なことにすると行動しやすい
- 自己中心的な人(テイカー)の近くには寄らない
- 良い人ぶって頼まれごとを安請け合いしない
- 断るときは断って、大切な判断を誤らない
- 情報は鵜呑みにせずに真理をみてから
- 物事や状況の良し悪しは視点で変えられる
- どんな状況でも最終的にはポジティブな考え方にする
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