睡眠にまつわる噂話やまことしやかな話しは色々とありますが、本当なのかどうかと気になりますよね。
噂話というのは、いつの時代もネタになりますし、ついつい人に話したくなります。でも本当かどうかは別問題です。
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8時間睡眠、その噂はどこまで正しいのか
睡眠は量より質ということは何度も書いてきましたが、それではいったい何時間が妥当なのか。
一般的に言われているのは「人間は8時間睡眠が必要だ」と言われます。
そして、人間の睡眠時間は90分サイクルだから、「90分の倍数の7時間30分が最適だ」ともいわれています。
また、9時間以上眠ると逆に不健康になると言われたりもしています。
睡眠時間については、色々と理由もあり、説もあります。
これらが本当か嘘か、そういったことは今でもわかっていないようですが、とにもかくにも、良い睡眠を手に入れるには、こういう噂話には振り回されないように上手に付き合っていく必要があります。
睡眠の常識を疑うことで、睡眠と付き合う
睡眠を研究してきた人たちが、たくさんの人を観察したうえで上記の睡眠時間が標準的だと判断しているのかと思います。
つまり、標準よりも、質の高い睡眠をとれるようになれば、睡眠時間については必ずしも正しいとは限りません。
また、以前にも書きましたが、8時間睡眠というのはある程度時間にゆとりがあるかたであればとれますが、忙しい方には難しいでしょう。
バグるほどの質のいい睡眠をとれれば、6時間、5時間といった短い睡眠時間でも寝起きがバッチリとなります。
また、質のいい睡眠は
- 仕事のパフォーマンスが上がる
- 集中力の向上
- メンタルがポジティブになる
- はるか長時間眠るより、寝起きがいい
こういった状態になります。
質のいい睡眠の効果は、深く眠る以外の付加価値がある
バグるほどの質のいい睡眠をとると、まず最初に実感するのが「日中の集中力」の変化とのことです。
集中するというのは、かなり力を使います。
学生時代、スポーツでの試合や、テスト時間、かなり集中力を上がり、そして終わるとかなり疲れていたかと思います。
睡眠が改善され、深く眠れるようになると、仕事に集中でき、また物事を決断するスピードが速くなります。その結果、分からないことを先延ばしにしたりするということも減ります。
仕事中でもスポーツでも、決断の速さは生産性や結果につながります。
コミュニケーションも取りやすくなる?メンタルがポジティブになるから
人間は寝不足に陥ると、気分が落ち込みがちになります。
寝てないよアピールをして元気に見える人もいますが、さすがに寝不足が何日も続くと変化が起きてきます。
ちょっとしたことが気に障ったり、つまらない言動が気になったり、表情も暗くなってきます。
しかし、睡眠の質を高めている人は、脳の疲労が取れ、相手の話しを聞こうとする姿勢やその余裕が生まれます。
つまり、会話の中で否定的な言動が減り、相手の意見を受け入れることにつながっていきます。
あなたももし、身近にいつも不機嫌な人がいたり、否定的な意見ばかり言う人がいたら、もしかしたらその人は寝不足なのかもしれませんね。
良い睡眠はメンタル面をよくしてくれます。
大きくいうと、良い人生を過ごせるようにもなります。
いつもパフォーマンスが高い人、良い表情の人が近くにいれば、周りの人たちにもいい影響を与えることでしょう。
おわりに
睡眠は量よりも質となりますが、質のいい睡眠時間を長時間とっても、実はあまり効果はありません。
体力の回復やホルモンバランスの調整などは、眠りはじめの90分でほとんど済まされてしまいます。
つまり、180分後にノンレム睡眠は、最初のノンレム睡眠と比べると効果が薄くなるということです。
良い睡眠を迎えて、良い人生を送りましょう。
参考文献
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