脳を疲労させないようにするのも、良い睡眠をとるための条件となります。
脳は使えば使うほど、限界がくるのが早いので、なるべく思考せずに判断できるものはルーティーン化したほうがよいです。
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ルーティーン化をすることは、無駄を省くことにつながる
人間が意思決定できる量には限りがあると言われています。
意思決定をするごとに負担が脳にかかるからです。
本当に使いたい意思決定に脳を使えるように、無駄な脳の負担を減らすためには、日常生活のルーティーン化をするようにしましょう。
朝起きた時に「歯を磨くか、それともシャワーを浴びるか」と選択肢があると、早速意思決定をすることになります。
意思決定するということは動作が遅れます。
「どちらがいいかな。こっちのほうがいいかな」と考えているうちに時間も経過します。
ベッドから起き上がるのに時間がかかる人が多いので、まずは、朝ベッドから起き上がって一番最初になにをするのかをルーティーン化し、決めておきましょう。
少し極端な話しになりますが、毎日同じ服を着ている方もいるかと思いますが、あれも服を選ぶという選択を省くことで、脳に疲労を蓄積させないようにしています。
何かを選択する時は、大なり小なり脳を使うことになりますので、判断せずに済むことはルーティーンの中に入れ込みましょう。
帰宅後もルーティーン化する
帰宅後に一番になにをするのかもルーティーン化しましょう。
帰ったらまず荷物置きに荷物を置く。手洗い、うがいをする。靴を拭く。なんでも構いません。
帰宅後すぐにベッドに直行する人もいますが、ベッド、ソファーにスマートフォン、テレビはそこから動かなくなり、電気を点けっぱなしで寝てしまったり、身体に負荷をかける姿勢で寝てしまったり、いつの間にか時間が経ってしまいます。
何時に何をする。というスケジュールを組むと、帰る時間が遅くなったり、時間が過ぎてしまったりしていたとき「できなかった。」とストレスを受けるので、帰ってからの行動は時間を決めずにルーティーン化をするのがいいです。
ルーティーン化するのはコートをかける、靴を拭く、ごみを集めるなど、翌日の朝に気持ちよく外出できる準備につながるものだと継続しやすいです。
特に帰宅後というのは、仕事や学校帰りで疲れ切っているので、なるべくやることを減らしたり、判断することを減らしたいところです。
帰宅後にあれやってこれやってと、考えるのではなく、手を洗ったら次は・・・その次は・・・さらにその次は・・・と自動化できるようにしておくといいでしょう。
ルーティーン化のコツ
ルーティーン化のコツは、時間がなくても日常的におこなうことをルーティーン化することです。
日記をつける、ブログを書く、筋トレをするとか今の生活にプラスアルファで行うことでなく、歯磨きする、顔を洗う、寝ぐせを直すなど、外出するのに最低限必要になることがいいです。
ルーティーン化すると、頭がボーっとしていても身体が動いてくれますので、動いているうちに頭と身体のスイッチが入ります。
ルーティーン化とするには、すぐにはできないので、最初の内は意識して行っていきましょう。
1週間、1カ月と続けていくことで、ルーティーン化につながっていきます。
最終的に、特に何も考えずとも身体が勝手に動くようになっているれば、ルーティーン化したとなります。
おわりに
人間が意思決定できる回数というのは、一日の中で決まっていると言われています。
重要な意思決定を行うほど、脳への疲労が蓄積しやすくなります。
脳への疲労を蓄積させないようにするには、ルーティーン化をすることが大切です。
参考文献
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寝具選びのの参考に↓
昭和西川㈱のページ
ビーナスベッド㈱のページ
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