仕事で人に話しかけるとき、いったいなにから話していますか?
前段や理由を最初に話しては、あまりスムーズにいきません。
話しの要点をわかりやすくしてみよう
会社共用の車やパソコンを誰かに話して借りたい場合に、「この日に〇〇するために、車(パソコン)を使う必要があって、〇〇時間つかいたいのですが」
と話しかけてしまうと、なんだか聞いているほうはまだるっこしい感じがしますよね。この場合ですと、
「〇〇日に車(パソコン)を使いたいのですが、空いてますか?」と率直に聞くのが一番いいです。
相手から理由を聞かれた場合に、理由を伝えればいいです。
相手ももし時間がなく急いでいる場合は、「できるかできないか」の2択で答えることができるからです。
人に要件を伝える場合は、シンプルに結論から話してあげると、相手も理解しやすくなります。
映画や漫画、純粋なストーリー構成を作る場合は、余計な話しを盛り込んでないのがわかるかと思います。
一見関係なさそうな話しでも、それは登場人物との関係性を表したり、物語後半のフラグだったりと、意味合いがあります。
余計な話しがつくと、聞き手が何の話をしているのか理解できなくなってしまいます。
読まれるメールを送ってみよう。本文はシンプルに、タイトルで内容がわかるように
メールだとついつい、丁寧に書こうとして文章をたくさん盛り込んでしまうことが多いかと思います。
非常に長文であったり、前振りが長かったりすると、読むほうも疲れてしまいますよね。
メールを送信する場合はとにかく、「シンプルに」書くように心がけるといいです。
メールを送る相手側は、もしかしたら1日100通以上のメールを読んでいるかもしれません。
そんな相手側の負担を減らすためにも、要領よく伝えるためにシンプルに書いていきましょう。
ただ、あまりにもシンプルに書きすぎても、誤解されてしまうこともあります。
「シンプル過ぎないくらいのシンプル」を意識してみるといいかもしれません。
また、メールのタイトルには、「相手に何をしてほしいか」「どんな内容のメールなのか」と書いておくと、受け取り側は楽です。
本文を読む前に、ある程度内容が予測できるからですね。
例えば、「(6月1日締)〇〇について」というタイトルだと、6月1日までに〇〇をやらなければならないと理解できます。
また、「(変更)〇〇から△△について連絡があり」などと書いておけば、△△のことで〇〇さんから変更連絡があったと推測できます。
さらに、相手が多数の取引先とやりとりしている内容とわかっていれば、タイトルに「(自社名)〇〇・・・」と書いておくと、メールの送付元をいちいちみなくてもわかります。
余計なことを言わないように。受信側のことを考えよう。
余計なひと言、というのは「故意に言う」のと「意識せずついつい言ってしまった」と二通りがあると思います。
前者の故意に言うというのは、人間関係を築いていく上では、かなり邪魔なものとなります。
どんなにイライラする相手でも、余計なひと言は控えましょう。
その一言で、話しがあらぬ方向に進んでしまうので、話し合いどころではなくなります。
一歩進んで、自分の感情を管理しましょう。いわゆる、「大人の対応」というものです。
意識せずについつい言ってしまったというのは、これは意識するようにしましょう。これしかないです。
意識するというのは、自分の会話を振り返ってみて、「あの一言はよかっただろうか。余計だっただろうか。」
そう振り返って、意識をしていくようにするしかありません。
意識せずにベラベラと喋るのは、相手を尊敬していない、興味がないからかもしれません。
何が余計なひと言になるかは、完全に受けて側の判断になります。
相手を楽しませようとして喋るのはいいですが、聞き手側の意識をするようにすると、もっと話しがうまくなりますよ。
おわりに
スムーズに仕事をするには、要点のみを伝えていけば大丈夫です。
余計な話しを付け加えると、かえって話しがわかりづらくもなってしまいます。
もちろん、仕事のような口調でプライベートのことを話しても面白みが欠けてしまうので、
口調についてのオンとオフの切り替えをしていきましょう。