お知らせ

要約する力がなくっても大丈夫。意識すればだれでもできるようになります!

物事の背景を理解する

要約する力は大切ですが、上手くできる人と苦手な人がいるかと思います。

苦手だからと言ってあきらめずに、訓練をすれば養うことができるようになります。

身につければ、生活するうえでも、人とのコミュニケーションをとるときにも便利なので、養っておいて損はありません。

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要約力を養うには、みんなが見ないような視点でみてみる

本(教科書)にマーカーなどを引いて、大事なところを目立たせるということはよくやるかと思います。

頭のいい人は特に、特定のキーワードに対してのマーカーを引く力に長けています。つまり、要約する力を発揮しているという事です。

自分にはそういう力がないから、いつまでも要約する力が身につかないと思われるかもしれませんが、そうでもありません。

キーワードを拾う力もまた、日常の解像度を上げることで養えるものとなります。

どうすればキーワードを見つけられる力を養うのかというと、見るポイントを変えればできるようになります。

ものの見方1つで、簡単に要約できるようになります。

もうちょっとかみ砕いていうと、みんなが見ないようなところを見て要約力を高めているということです。

そもそものことを考えてみる

たとえば、歴史の教科書ですが、多くの人は、本文を読んで、「ナポレオンはこういうことをした」「1600年に関ヶ原の戦いが起こった」と、テストに出そうなところにマーカーを引いて勉強をします。

しかし、偏差値が高い学生は、歴史の教科書の場合だと、各章のはじめに「その時代背景」が書いてあるページがあります。「江戸時代にはこんな背景があります」「古代ローマというのは、こういう時代です」といった内容です。

試験やテストに出るような具体的なことは書いてありませんが、出来事の前提となる背景が書いてあるのです。

勉強ができる人は、ここを熟読して理解します。

普通なら「こんなところには1つも大切なことは書いてないから、とりあえず飛ばして、それよりも他の重要なところを覚えよう」という考えになりますが、そんなところをしっかり読んでから本文に入るのです。

これは当然、歴史の教科書に限ったものではありません。

ビジネス書だろうが漫画だろうが、まずは本の表紙や帯・目次を読んでその本がどういう本なのかを調べます。

つまり、具体的な内容に入る前に、前提や背景を調べるという事です。

話しの中身や本の本文に入る前に、そこに至る前の「上流」の部分を知ろうとしましょう。

余談となりますが、会議などで、話しが煮詰まってきたときに「そもそもそれは・・・」と発言する「そもそも論」というものがあります。

このそもそも論も、原点に振り返って話すことになるので、会議では使いようによっては使えますが、話しが煮詰まってきたときにそれを言われると、今まで話してきたことが無駄になります。

もし、会議でそもそも論を言うのであれば、議題の最初に「こういう背景があります」と伝えるようにしましょう。

物事の背景にある「上流」を見ることで本質に至れる

ペリー来航は1853年に起こりました。なぜ、この年にペリーが来航したのかという、その前後に発生した事件等と関連付けることで、その出来事の「原因」を探ることができます。

しかしそもそも、この19世紀というのは、どういう時代だったのでしょうか。より大きな視点に立つと、何か違うものが見えてくるのかもしれません。

1853年の前後に世界で起こっているイベントを調べてみると「1851年の第1回ロンドン万国博覧会」という出来事を見つけることができます。万国博覧会は通称「万博」といい、現在まで続いている国際的なイベントです。2021年はドーハで開催され、2025年にはまた日本で開催されます。(前回は2005年)

万博とは簡単に言うと、自国の経済力や産業力を見せて、「こんなに繁栄したんだよ」アピールするためのイベントです。

つまり、19世紀半ばの時代には、欧米列強は工業力を持ち始めていたのです。

産業が急激に発展する産業革命も、18世紀から19世紀半ばにかけてのことです。どの国も黒船が作れるくらい、他国に工業製品を売れるくらいに発展していたわけです。

だからこそ、その工業力でつくられた様々な製品を、いろんな国に買ってほしかった。それが、日本に開国と自由な貿易を要求するに至った背景です。

時代の流れがその方向に向いていて、その流れの中でペリー来航が行われたわけです。

こう考えると、単純な「原因と結果」では説明がつかない「背景」が存在していることがわかります。

物事をより深く理解し、重要な情報を抜き出す「要約」を行うためには、この「背景」を理解する必要があります。

要約するやり方をまとめると、

  • 具体的な中身に入る前に、それに至る流れを理解する
  • その流れの中で、具体的な中身がどのように位置づけられるかを考える
  • この2つのプロセスの中で、重要なポイントを探し、マーカーを引くようにその点を重点的にみて、覚えて、まとめる

ということが、要約するためのプロセスとなります。

おわりに

要約する力は非常に大切ですが、要約することが不得意という人でも、日常の解像度を上げることで養うことができます。

要約する時には、まずその出来事が起こった背景を知る必要があります。

つまり、中身に入る前に、その結果に至った流れを把握し(川に例えると一番上流から下流までを理解する)、具体的な中身はどこにあるのか(川の中のどこにあるのか)を考え、重要なところを抜き出す必要があります。

 

復習

頭のよさについて今まで書いてきたことです。

日常の解像度

普段の生活の中からでも、常に感度を上げている人はそこから知識を増やすことができます。身の回りのことをはっきりとみることで、自分で疑問を持つことができ、そこから考えを掘り下げていくことができます。

日常生活を常に「解像度の高いカメラ」でみているようなものです。

日常の解像度のあげ方

例えば、牛乳を例にとってみると、東京に住んでいる場合は生産地「群馬県」「千葉県」と書いてあります。牛乳は北海道とイメージがありますが、なぜなのでしょうか。

答えは小学生の社会の授業でならった「近郊農業」です。鮮度が大切な食糧は、近くで生産して輸送した方がコスパもいいですからね。

このように、日常生活の中にあるものからでも知識を増やす機会になります。これは、ビジネスにも役に立つ方法です。

覚えやすいものと覚えにくいものは人それぞれ

頭のいい人でも、全てのことを覚えられるわけではありません。

九九の段を覚えるのが得意な人と苦手な人がいるように、記憶力は人によって違います。

記憶するには関連付けておぼえると楽

物事(漢字や英単語も)にはなぜそうなったのかという背景や、歴史で言えばその出来事の前後の脈絡があります。

丸暗記でなく背景や脈絡を知ることで、記憶をしやすくなります。

記憶するにしても、頭の中を整理しながら覚えると記憶しやすいです

なんでもかんでも関連付けて覚えると言うよりは、きちんと頭の中を整理しながら覚えると、より記憶しやすくなります。

覚えるときも、クローゼットの中を整頓するがごとく、最小限の物だけを収納するように覚えてみましょう。

そのコツとしては、同じものでも違った角度でみることで、覚えやすい解釈を得ることができます。

原因があって結果が存在するため、「なぜ」という疑問を常に持ち続ける

物事には原因があって結果があるのですが、世の中のほとんどのものは結果しか見えていません。

それをいきなり覚えようとしても中々覚えられないので、まずは原因を追究するところからはじめると、理由を知ることで物事の記憶する力がついてきます。

原因を調べるための具体的な方法4つのコツ

  1. 特徴的な言葉や数字の原因を探す
  2. その言葉、数字を使って「何故」と考える
  3. その数字、言葉の背景を調べる
  4. 「何故」に対する解答を考える

これらを基にして、原因思考法を実践してみましょう。

他の物事に関連付けて覚える

関連付けて覚えることができれば、そのことを覚えやすく忘れにくくなります。

そして、記憶する努力も、最小限の力で最大限の成果を発揮することができます。

一つ覚えればまた一つ、関連付けて頭の中を整理して覚えることで、思い出すときも一つ思い出せば芋づる式に思い出すことも可能です。

具体的な関連付けるやりかた

  1. ノートやメモ用紙を用意し、一番上に「原因」と書く
  2. 原因から派生する結果を書く
  3. 原因と結果をつなげる
  4. そのノートをとっておき、他の結果と結びつけられるようにする

要約する力である要約力こそが頭の整理がよくできる人

人の話しを聞いたり、本を読んだりしたときに、その内容をまとめることができる要約する力もまた、頭のいい人と言われます。

要約するという事は、無駄なところを削ぎ落して必要なところだけを残すという力になります。

つまり、大事なところ、言いたいところを理解する力があるので、これができる人は重宝します。

 

参考文献



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