この記事はこんな人におすすめ
- これからファスティングを始めたいけど、何をしたらいいか悩んでいる
- ファスティングでやってはいけないことを知りたい
- ファスティングはどんな方法があるか知りたい
シンプルなファスティングが取り掛かりやすいです
新しいビジネスを展開する時も同様ですが、ファスティングをこれから始めようとする場合は、まずどんな自分になりたいのかという目標を立てたら、とにかく取り掛かりやすいシンプルなものから始めるといいでしょう。
いきなり高負荷のファスティングをしても、途中で挫折してしまうため、先ずは簡単な16時間ファスティングをすることがおすすめです。
また、絶対に忘れてはいけないのは、水分補給と塩分補給です。これを忘れると、逆に体調が悪くなります。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
ファスティングを始めようとする人は、おそらくファスティングについて色々と調べてから始めることだと思います。
ですが、数日間のファスティングをいきなり始めるのは挫折の元になりますし、なにより心身への負担もでかくなります。
ファスティングは定期的に継続して行うからこそ大切であって、人生で数回やるのではあまり意味はありません。
そこで大切なのが、自分に合った方法をみつけることです。
人間、誰しも少ない労働力で最大限の効果をだしたいものです。
ファスティングの最大のコツは時間を管理することです。
ファスティング経験者ならわかるかと思いますが、食べない時間をいかに長くとれるか、がポイントになります。
ファスティングを始める人は、たいていの場合「減量をしたい」という人が多いのですが、どんな人にとっても、食べる時間をコントロールすることから始めるのがいいでしょう。
そして、最もストレスのない方法でファスティングを始めるには、緩やかに始め、自分の状況に応じてスケジュールを変えていくということです。
うまくいきそうなら、食べない時間を増やしていって、ストレスを感じるようになったら時間を減らして調整しましょう。
仕事でもストレス抱えて、私生活でもストレスを抱える必要はありませんからね
食べない時間が長いと、消化器官もその分休憩できます
ファスティングをする上で欠かせないのが、目標です。
まだ決まっていないのなら、すぐに決めましょう。自分はどうなりたいのか、どんな人生を送りたいのか・・
目標は大切なので、時間をかけて作っても構いません。
この目標によって、ファスティングを自分のライフスタイルに取り入れることができるでしょう。
ファスティングのスケジュールをたてて、食事を抜く時間と、食べる時間を決めようとしてストレスを感じてしまう人が多いです。
そういう人というのは、厳格なルールを立て、正確にやらないと気が済まない人だと思います。
ブログやSNS、YouTubeでみても、ファスティングの方法はたくさん出てきて、どれが正しいのか困惑することもあります。
ここでは、シンプルな始め方をお伝えします。
ファスティングの結論としては「食べる回数を減らす」ということです。
これならば自分に合った計画を立てられますし、人によって方法も異なってきます。だからこそ、自分に合ったやり方をみつけやすいのです。
1日に8回(間食も含める)食べていた人が、5回、3回と減らすように変化させやすくなります。
ファスティングには様々な方法があります。
16:8方法・・・1日の中で食べている時間を8時間以内、残り16時間はファスティング
36時間方法・・・丸1日以上のファスティング
長時間方法・・・32時間以上のファスティング。数週間やることも。
16:8のファスティングがとっかかりやすいですかね
睡眠時間も換算すれば、決して難しくはないと思います
ファスティングを始めると頭がすっきりして、夜もよく眠れるようになり、体にエネルギーが湧いてくるという人も多くいます。
この効果は、初めてから数時間で実感できる人もいれば、数日、数週間経ってから実感できる人もいます。
ファスティングは誰でも効果はありますが、反応は人によってまちまちです。
なので、一般的に言われているファスティング方法が、必ずしも自分にとって最適解ということにはなりません。
簡単な方法で試して、そこから自分にあったファスティングを見つけていくしかありません。
そして出来ることなら、運動も取り入れるといいでしょう。
運動自体の消費カロリーは少ないですが、血流がよくなったり、心身も気分がよくなるので、運動は欠かせません。
普段、運動をする習慣がない人は、いきなりランニングなどをしてしまうとそれだけでも体の負荷が大きいので、ストレッチから始めましょう。
運動をするために、ジムに行く必要はありません。最初はストレッチだけでも十分効果があります。
慣れてきてから、ウォーキングやジョギングに切り替えていきましょう。
負荷のかけ方は大切ですね
運動も、緩やかに始めていきましょう
ファスティングを始める人は、自分の環境や健康状態を最初に確認しておくこともお勧めします。
それによって、どのレベルから始めるのかという参考にもなります。
例えば、インスリン値が高い人は常にお腹が空いている状態なので、長時間のファスティングに耐えるのは大変でしょう。
それに、治療中の人や、糖尿病などの健康問題を抱えている人は、数日にわたるファスティングはできません。
個人の習慣や仕事によっても関わり方が変わります。
1日に何度も食事をしなければいけない人もいます。当然、こういう人は丸1日のファスティングはできません。
ですが、今までの慣例をなくしたくないと言う人でも、ファスティングは自分に合った方法はあるので大丈夫です。
ファスティングを始めるときに心がけること2点
●緩やかに初めて、1~2週間ごとに少しずつやり方を変えていく
●着実にできることをやること
※ファスティングは難易度よりも継続力が大切です
体にストレスをかけるというのは、かけ過ぎは悪いのですが、適度なストレスは必要です。
適度なストレスは成長を助けてくれますが、かけすぎは挫折を生みます。
ストレスがかかりやすいと言う人は、まずは間食をなくしてみるところからでもいいでしょう。
本当に1日3食を実践して、次に16時間、36時間などと時間をかけて段階的に進めていくのもいいでしょう。
中には、間食のほうが食事回数が多いと言う人もいるので、これだけで効果はでます。
1日3食のうち、1食抜くのは難しく感じるように思えますが、これも毎日ではなく、週に2~3回実践するという方法でも構いません。
新しいことを緩く始めるのは、ファスティングだけでなく仕事でも趣味でも、普通のことだと思います。
物事には段取りというものがありますからね
段取りを組むことが、成功へとつながります
「ファスティングは水もとってはいけない」そう誤解している人も中にはいますが、そんなことはありません。
確かに、そういう方法もあるのですが、ファスティングを初めてやる人は、水、ボーンブロス(骨からとったダシのスープ)、紅茶やコーヒーなどは飲むようにしてみましょう。
体の水分量を保つために、水は飲みましょう。
紅茶やコーヒーはできれば砂糖やクリームは入れないほうがいいですが、それが難しい人は少量にとどめておきましょう。
また、脱水症状を防ぐためにも塩分は必要です。ファスティングをするとインスリン値が下がるためです。
インスリン値が下がると、腎臓は水分と電解質を排泄します。
ナトリウムは細胞外液に含まれる主な電解質で、失わないようにするのが大切です。
脱水症状を防ぐには、水分だけでは不十分で、電解質も摂らなくてはいけません。
ナトリウムを摂取することで、体内のほかの電解質も健康的なレベルを維持できるようになります。
ファスティングを始めた時は、脱水症状には気を配ったほうがいいですが、続けていくうちに慣れていくので、そのうち自然と飲まなくなってきます。
ですがやはり、夏場なんかは特に注意が必要ですね。
ファスティングすると、塩分摂取量も減るかしら
どんなものを食べるかによりますので、食べるモノをよく考えましょう
ファスティングについてのよくある質問をまとめました
Q:水以外にどんなものを飲んでもいい?
A;以下のものがいいです。
- ボーンブロス・・・ビタミン、ミネラル、電解質が豊富
- 低炭水化物の野菜スープ
- ピクルスジュース
- ライム、レモン果汁入りの水
- リンゴ酢(必ず水で薄めること。「リンゴ酢ドリンク」の場合は糖質が多い)
- 紅茶やコーヒー(ココナッツオイル(コールドプレス)を入れてもいい。砂糖や人口甘味料は避ける)
Q:効果を長続きさせるには、長期間のファスティングが必要なのか?
A:自分の目標次第です。資産運用と同じ考えです。
Q:ファスティングで何キロ痩せられる?
A:水分量を除けば、24時間のファスティングをするたびに体脂肪が230gほど減る。男女によって減量スピードは異なる。
Q:ファスティングと栄養失調の違いって?
A:ファスティングをする人は栄養状態は悪くない。体重が多かったり、栄養を摂りすぎたりしている人が実践。
栄養失調状態は、体調管理ができておらず、偏った生活をしている人。
Q:脂肪が燃焼するのは、ファスティングを初めてからどれくらい?
A:体内の糖質次第だが、16時間連続すると効果が出始める。
Q:オートファジーって何?
A:ギリシャ語が言語で、auto(自分自身)phagein(食べる)から来ています。壊れたり古くなった細胞を、体自身が取り除きます。反応は個々によるが、食べない時間が24時間を超えると始まり、36時間後で3倍になり、72時間経つと横ばいになる。(近年の研究でもわからないことが多いので、今後の研究成果に期待しましょう)
Q:ファスティング中は運動してみいいの?
A:もちろんです。ただ、アスリートでもない場合は、激しい運動は控えておきましょう。
Q:ファスティングをした後は、つい食べすぎてしまって結局太るんじゃないの?
A:そんなことはないです。実際食べると、すぐに満腹感が来ますので、ゆっくり丁寧に食べましょう
Q:ファスティングで栄養不足になって抜け毛が増えるのでは?
A:髪が抜けるのは、急激な体重減少が関係します。ファスティングは段階的に減っていくので、抜け毛の心配はありません。急激に体重が減った場合は、ファスティングを軽くしてみましょう。
Q:毎日水はどれくらい飲んだ方がいい?
A:どの程度かは人によるが、喉が渇いた感覚が来たら飲みましょう。お腹が空いた場合も水を飲みましょう。
Q:毎日塩分はどれくらい摂った方がいい?
A:どの程度かは人によるが、コップ1杯の水に小さじ4分の1程度の塩を入れてみましょう。これで頭痛や倦怠感がある場合は、少しずつ増やしていきましょう。
Q:ファスティング中にアルコール(お酒)は摂取しても大丈夫!?
A:お勧めできません。どうしても飲むなら、糖分や甘味料がないもの、例えばワインがいいが、食事中、それも1杯程度にとどめておきましょう
Q:ファスティング中にお菓子を食べても平気?
A:糖分が多いものはお勧めしません。インスリンの分泌が促されてしまいます。
Q:ファスティング中にサプリメントは摂った方がいい?
A:サプリはオートファジー機能を妨げます。代謝性疾患(糖尿病や肥満など、インスリン抵抗性に関わる疾患)を治すためにファスティングをしている場合、サプリの有効性は定かではないです。
Q:薬はのんでもいい?
A:主治医と相談しましょう。
よく、医者のいう事ならなんでも聞く人がいますが、減量に限ってはそうではないかと思います。
もちろん、医師本人が栄養学や減量について学ぶ人もいますが、全ての医者がそうではありません。
最終的な判断は、自分で決めることにして、自分の健康を作っていきましょう。
ファスティングについてのまとめです。
- 医師は多くのことを知っているが、知らないこともある
- 栄養学や減量について学んでいない医師は多い
- 医者にアドバイスを求めるときは、自分のことをはっきり伝える
- それでも医者になるには10年近くかかる
- ファスティング中の体調の変化を見落とさない
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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