ここまで睡眠に関係することを書いてきましたが、自分のパフォーマンスを最大限活用するために睡眠は必要となります。
そこで、理論上の最高の1日の過ごし方を紹介します。
↓文章を読み上げてくれます(.WAV)
起床:午前7時
- 朝は平日、休日問わず決まった時間に起きるようにしましょう。
- 目が覚めたら、カーテンを開けて陽の光を浴びる
- 窓から1m以内で5分間の日向ぼっこ
- (朝にシャワーを浴びる場合は、少し集めのお湯がいい)
- 朝食はおにぎりと具たくさんのお味噌汁をとり、末梢と中枢の体内時計を合わせる
- 通勤時はなるべく早歩きで歩く
起床2時間後:午前9時
- 何かを判断する大事なことをやりましょう
- 一晩寝かせられた自分の頭は、ある程度まとまって、クリアな状態になっています
起床4時間後:午前11時
- 最も頭が冴える時間帯なので、集中力が必要なことをやる
- 10時ごろに集中する仕事の準備をして、この時間帯から取り掛かれるようにしましょう
起床5~6時間後:午後12~1時
- 集中力が出ている状態で仕事の手をやめ、12時頃に昼食をとる
- 丼ものよりも定食系がおすすめ。とくに魚やサラダを摂れるようにする
- 食べるときは、野菜から食べ、よく噛むことを意識しながら三角食べをする
起床後7時間後:午後2時
- コーヒーなどカフェインを含むものを飲む
- 起床7時間後は頭の動きが鈍くなるので、あらかじめ計画仮眠をとる
- 仮眠時間は15分後に止め、机に伏して目を閉じる(横にならない)
起床8時間後:午後3時
- 単純作業をしやすいので、メール処理などを行う
- 能率が悪くなったら、アーモンドやチーズなど、トリプトファンが多いものを間食する
起床10~11時間後:午後5時~6時
- 体温が最も高くなる時間帯、記憶力が向上するので暗記物をやる
- 帰宅の際、電車では眠らないようにする
- 早歩きなどで軽い運動を取り入れる
翌日の朝ごはん10時間前:午後8時~9時
- 夕食は翌日の朝食まで10時間は空ける
- 野菜を中心に食べ、糖質はあまりとらないようにする
- 残業の場合は、会社であらかじめおにぎりなどを食べ、帰宅後にみそ汁など身体に負担がかからないものをとる
- 寝酒は割ける。アルコールを摂る場合は、同じ量の水を飲むようにする
起床14~16時間後:午後9~11時
- 寝る2時間前からはテレビ、スマホ、PC等のデジタル機器をみないようにする
- 寝る90分前くらいにお風呂に入る。浴室の電気は付けない
- (自律神経を整えるため、手足に水とお湯を交互に3セット交代浴をする)
- お風呂上りはマッサージをしながら保湿を心がける
- 部屋の電気を少しだけ暗くする
- 室温を26~27度程度に設定する
- 本を読む、アロマを焚くなど、電子機器を観ないようにする
- 自然に眠気が出てきたら、ベッドに入り眠るようにする
おわりに
以上が睡眠の質を上げるための、最高の1日を過ごし方です。
ですが、あくまでも理論上のお話なので、この通りに生活をできるかというとそうでもありませんし、個人差もあります。
また、1日、2日程度達成しただけではあまり意味はなく、これを継続する必要があります。
なので、全てを毎日規則正しく生活できる人はいないかと思いますが、だからといって何も実践しないのもまた違います。
全てはできなくても、1つずつできることから始め、実践できるようにしましょう。
自分への投資方法は世の中数多くありますが、始める場合は、まずは睡眠から始めることをおすすめします。
参考文献
|
寝具選びのの参考に↓
昭和西川㈱のページ
ビーナスベッド㈱のページ
前月のブログ状況報告↓
2021年7月近況報告
こちらにも参加しています↓