この記事はこんな人におすすめ
- ファスティングを始めたいけど、家族が許してくれるか心配
- 身近に食べ物があふれているけど、ファスティングできるか心配
- 男性と女性でファスティングの効果の違いが知りたい
ファスティングは食生活を見直すターニングポイントになります。
仕事をする場合でも、学校生活を送る場合でも、自分の身の回りの環境というのを整理することも必要です。いくら自分が頑張るといった意思表示ができても、周りに誘惑や妨害されるようなものがあっては成功しづらくなります。
ファスティングも同様で、まずは不要な食べ物を排除して、家族にも相談をしておくことが大切です。
健康的な体づくりは、周りの環境づくりができてるからこそ、成功しやすくなります。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
目標を決めて、何を食べるか、何を食べないかを判断できるようになって、ファスティングの効果を最大限発揮できるようにするには環境づくりも必要です。
自分の暮らす環境を見直して、キレイに片づけましょう。
冷蔵庫、食器棚、車、机の引き出しのほか、1週間に1時間以上過ごす空間をチェックしてみましょう。
特別な時しか食べないと決めた甘いものや加工食品は取り除きましょう。
手軽に食べられるもの、食欲をそそるものが近くにないようにしましょう。
代表的に、次のところは念入りにきれいにするのがおすすめです。
まずはキッチンからです。ここは必ず食べ物がある空間です。
- 食べないものは24時間以内に取り除く
- フードバンクに寄付をするか、友人や家族にプレゼントする
- 24時間以内に寄付もプレゼントもできない場合は、思い切って廃棄する
- 食べないと判断した食べ物を残しておくと、いつまでも捨てられない
ここにも食べ物がある可能性が高いです。特に、バッグの奥底に眠っている食べ物はありませんか?
- 奥のほうまで探してみて、食べ物はとにかく取り除く
- 移動中、仕事中に食べのもが目に入らないように取り除く
- 手軽に食べられる食べ物を取り除くことで、本当に必要な時にしか食べない工夫をする
もちろん、自宅だけではなく、職場も要チェックしましょう。
職場の同僚からもらった食べ物もあるかもしれませんが、これからもらう時は思い切って断りましょう。
食べ物は探せばいくらでもありますからね
とにかく、食べ物が目に入らないようにしましょう
家族と一緒に暮らしていて、彼らの食生活があなたと違うとしても、彼らの食べ物まで捨ててしまうわけにはいきません。
ここで上手くする方法が、彼らの食べ物と、あなたの食べ物を分けて、誰のものかをはっきりとしておくことです。
可能であれば、彼らの食べ物をおやつボックスや扉の締まるところに置き、目に見えないように、思い出さないようにしましょう。
逆に、自分が食べるモノを、よく見えるところに置いておきましょう。
冷蔵庫の中の野菜は、ボウルに入れる。キッチンを整頓してヘルシーなものをグラスの入れ物にいれたりします。
もっと頑張れる人は、数日から1週間のメニューを決めて書き出しておくのもいいでしょう。
そして、職場環境からも食べ物を一切取り除きましょう。
よくあるのが、雨、駄菓子、クッキー、チョコ、個包装された食べ物が多いと思います。
これらは全部、周りの人にプレゼントしてしまいましょう。
ファスティングを成功させる確率を最大限に上げるには、とにかく食べないものを自分が見えないようにするのがコツです。
営業職だと、間食する機会があまりないんですけどね
身なり、口臭などのエチケットを気にすると、自然と間食しなくなりますね
※独身や一人暮らしの人は、この項目は飛ばしていただいても構いません。
人の食生活は、一緒に暮らしている人の影響を受けます。例えば、食べる時間や何を食べるものです。
子供のころは親からの影響で、食べ物や食べる時間は決まっていたことでしょう。
結婚してパートナーが出来れば、パートナーの好みや食べる時間に合わせているかと思います。
食生活を変えるのであれば、一緒に空間を過ごしている人たちの協力というのはどうしても必要です。
思い切って、一緒にファスティングをしてみないかと提案することも必要になってきます。
自分がこれから取り入れようとしている生活を、パートナーが既に実践している場合もあります。
ヘルシーなものを食べて、間食をしないようにしているかもしれません。間欠的ファスティングを実践しているかもしれません。
もしそうであれば、自分が食生活を変える絶好のタイミングとなります。相手は必ず笑顔で受け入れてくれます。
一緒に暮らしていても、ライフスタイルの都合で家族がそろって食事をする機会がない場合もあります。
そういう過程であれば、ファスティングの同意を取り付けなくても、それほど問題ではありません。
ですが、相談はしておきましょう。
ファスティングを行うのは個人的な決断ですし、この決断を妨害される権利は相手にはありません。
しかし、問題が起こったり、相手と意見が食い違う可能性もありますので、自分がファスティングをしていること自体は共有しておきましょう。
人間関係のなかでも最も大切なものは、たいていの場合はパートナーとの関係でしょう。
あなたが取り組もうと思っている新しい食事プランについて、話し合っておくのがいいでしょう。
ファスティングを始めるからと言って、大げさにいきなり毎日ファスティングについて語る必要もありません。
少しずつ、ゆっくりと伝えていきましょう。
目標にしていること、達成するための計画、パートナーに具体的に何を協力してほしいかを伝えていきましょう。
新しいことを始める場合、応援、意見、詳しく聞きたい、等色々とあるかと思います。それら全てに、真剣に応えるようにしていくといいでしょう。
もし、自分が大切に思っているパートナーが、いきなりファスティングをしたいと言われたら、あなた自身はどう思うでしょうか。思うことは、そう違わないかと思います。
パートナーが一緒にファスティングを取り入れてくれれば特に問題はないのですが、パートナーにも事情があります。
ですが、あなたが頑張っている場合、パートナーから質問を受けることは多々ありますが、邪魔される権利はありません。
もし、非協力的な姿勢が見えたら、一度こう伝えるとよいでしょう。
「私はもっと健康になりたくて食生活を変えようとしている。あなたの愛と優しさがあれば、とても大きな力になる」
生活を変えようとする場合、大抵の場合は最初は苦しいです。
辛辣な意見を言いたくなったり、言われるかもしれません。
ですがここは、愛と優しさで乗り切るしかないのです。
結局は精神論って感じなんですね
そこにたどり着くまでの過程、それを積み上げてこその精神論ですね
一般的に、男性よりも女性のほうが体重を落としにくいと言われています。
体重は1キロ単位でも下がったり上がったりしただけで感情の浮き沈みが大きいです。
だからこそ、この世の中には様々なダイエット方法がありふれているわけなのですが。
そして世の中のほとんどのダイエット方法が「摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やす」といった方法が軸になっています。
こうしたダイエットはことごとく失敗する可能性が高く、失敗をすると自信を失います。さらには、基礎代謝も著しく低下するようになります。
ファスティングをするとホルモンバランスが整えられますが、女性ホルモンの働きは男性よりも複雑で、バランスを保つのが少々難しいと言われています。
代謝量が大きく異なるカップルの場合や、男性と女性が一緒にファスティングを始めた場合、体重の落ち方は大きく異なってくることがあります。
期間 | 男性 | 女性 |
1週目 | 約200g体脂肪が減る | 約100g体脂肪が減る |
2~4週目 | 1日するたびに、約450g体脂肪が減る | 約100g体脂肪が減る |
4~6週目 | 1日するたびに約200g体脂肪が減る。 体脂肪の落ち方は横ばいになる。 | 1日するたびに、約450g体脂肪が減る。 代謝量が男性と同じくらいになる。 |
6週目以降 | 1日するたびに約200g体脂肪が減る。 | 1日するたびに約200g体脂肪が減る。 |
24時間のファスティングをする場合、男性のほうが体重が落ちやすく、同じだけ体重を落とそうとしたら、女性は36時間ファスティングをする必要があります。
女性にとってはやきもきしますが、進み方は違っても必ず目標は達成できるので、二人でうまくその目標に向かって進むことができれば、イライラすることもないでしょう。
ファスティングは、一人でやるより一緒にやってくれる人がいると気持ちも楽になります。
常に学びの姿勢を忘れずに、共有しながらやってみましょう。
勉強も部活も、一緒にいる人がいると続けやすいですね
お互いの足を引っ張らないように、勉強するわけですね
ファスティングをしている時に起こるホルモンの変化は他にもあります。
特に、男性よりも女性に強く影響を与えるものがありますが、それが、ヒト成長ホルモン(HGH)の増加です。
ファスティングをしていると、ヒト成長ホルモン、ノルアドレナリン、コルチゾールが多く分泌されます。
この3つは拮抗ホルモンと呼ばれ、食べ物から糖を取り込めないときに、血糖値を上げる働きをします。
寝ているy間に脳下垂体で分泌され、子どもの健やかな成長に欠かせないもの。
大人でも筋肉量を維持したり骨密度を維持したりするために必要。
十分に分泌されないと、大人の場合は体脂肪が多くなったり、骨密度や筋肉量が低下する
ファスティングをしている間は、ヒト成長ホルモンの分泌量は増えます。
1988年に発表された研究結果によれば、2日間のファスティングをすると、分泌量が5倍になったそうです。
これは男性にとっても女性にとっても同様です。
ですが、筋肉量は体脂肪よりも密度は高いです。
ファスティングを始めたあとに体重計に乗ったとき、パンツは緩くなっても体重は落ちていないことを知ってショックを受ける人もいます。
男性の場合は、そもそも体重計に乗る機会がそれほどないので気にする人は多くいませんが、女性はやはり気にするようです。
結局のところ、男性も女性も、ファスティングを始めればもっと健康的な体が手に入りますので、時間の経過をおとなしく待っていましょう。
途中で投げ出すと、ホント、もったいないですね
続けていれば、成功する人って絶対います
ファスティングを始めると、特に家族と一緒だと環境の整理や変化をさせるのが大変だと思います。
それに、結果が出るのも時間がかかって、途中で半信半疑になるかと思います。
ですが、継続すれば必ず結果は出ますので、まずは1週間、そして1カ月と徐々に目標を大きくしてやってみましょう。
ファスティングについてのまとめです。
- ファスティングを行うには、身の回りの環境も整頓する
- 自分が食べるべきものは、他の人と分けておく
- パートナーがいる場合、パートナーの協力は不可欠
- ファスティングの効果が表れる時間は、男女で違う
- ヒト成長ホルモンが増加して、健康的な体つきになれる
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
本シリーズまとめページへ
前月のブログ状況報告↓
こちらにも参加しています↓