この記事はこんな人におすすめ
- ファスティングで目標設定する大切さを知りたい
- なぜかファスティングが上手くいかない、挫折してしまう原因を知りたい
- 減量を成功させるには、何が重要か知りたい
ファスティングでも目標設定は大切です
ファスティングで減量を成功させるには、目標設定が大切です。そのためには、開始~中間~達成時点での目標値をゴールトラッカーを作成しておくことで、モチベーションも維持することができます。
目標を達成するまでのプロセスは人によりますが、上手くいっているかどうかは検証が必要です。
実践と検証を繰り返すことで、ファスティングを成功させることができます。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
ファスティングを実践していくうちに、どれほどうまくいっているかを確認したくなるかと思います。
ですが、どれくらいうまくいっているかを判断する指標は、体重だけではありません。
これまでできなかったことができるようになった、薬を飲まなくてよくなった、ぐっすり眠れるようになった等、こういうところからもわかります。
ファスティングを始める前に決めた自分の目標は覚えているでしょうか。
忘れた人は、目標を書き出したリストを眺め直してみましょう。
目標を書き出してない場合は、今すぐ書き出してみよう!
これから、そのリストを使って、ゴールトラッカー(大きな目標に対して、日々の行動を落とし込みモチベーションを維持する)を作ってみましょう。
髪、メモ帳、スマホ、なんでも構いません。
ファスティングを始めた人、今日の日付と状態を書きます。
そして、中間目標をたてて、そこにも日付を書きます。
中間目標の日は、初めてから〇日後、自分の誕生日、記念日、なんでも構いません。終了日ではありませんので注意です。
ファスティングはあくまでライフスタイルであって、誰かと競争しているわけではないという意識が重要です。
できる限り、シンプルで見えやすい目標を示せるといいでしょう。
日付 | 体脂肪率 | 起床後の気分 | |
開始日 | 2022年4月1日 | 35% | ダラダラ |
中間目標 | 2022年〇月〇日 | 31% | まぁまぁ |
目標達成 | 2022年〇月〇日 | 25% | バッチリ |
競争と考えると、見合わない目標設定をしてしまいますからね
自分のライフスタイルは自分だけのものです
体重を量るべきかどうか。というのは、何を食べるか、いつファスティングを始めるかを決めるときと同じように、体重計も自分の役に立つかどうかは、自分で決める必要があります。
体重計で体重を量ることは、単なるデータ分析のツールの一つとして割り切ってしまうのもいいでしょう。
合理的な性格な人であれば、体重計に乗ることためらいはなく、数値として情報を処理することに長けているかと思います。
一方で、体重計に乗るかどうか、ためらう人もいるかと思います。
体重が少し増えただけで感情的になったりして、体重計が恐ろしくさえ感じるかもしれません。
しかしこういう人は、体重が減った場合は、大いに喜ぶことができることでしょう。
ぐんぐん毎日体重が減ったのを見ると、いい気分でその日1日を過ごせることでしょう。
体重に乗るかどうかは、人によっては精神衛生上よくないこともありますので、毎日量るのか、週1回に留めておくのか、それは目標と相談して自分で決める必要があります。
体重は全てを表しているということではないことは覚えておきましょう。
ファスティングは、やり始めは効果が絶大ですが、体もその環境に合わせようとして、少ないエネルギーでも効率よく栄養素を吸収できるように変化していきます。
ファスティングをしている人の体重80キロの人と、していない人の80キロでは、筋肉量や脂肪率が違っています。
つまり、服を着るにしても、ジーンズをはくにしても、サイズ感は全く異なってきます。
もしどうしても体重計を使うかどうか判断がつかない場合は、次のとおり実践してみましょう。
- 1週間毎日、同じ時間に体重を量る
- 体重とその時の気持ちの記録をとる
- 体重の増減に感情的にならなければ、そのまま続ける
- 体重の増減で感情的になったら、体重を量る頻度を減らす。もしくは乗らない
体重計を目標に組み込むかどうかも必要ですね
数値は正直ですが、全てではありません
体重以外にも、体脂肪率を測ったり、ウエストを測ったりすることも大切です。
ただ、こうした数値は日々大きく変化は見えてこないので、毎日や毎週図る必要はありません。
測る人、測る道具によっても、結果は多少変わってきます。
測る場合は、同じ人(自分なら自分)、同じ道具を使い続ける必要があります。
もし、お金がかかってもいいということであれば、医療機関で検査するももいいでしょう。
骨密度検査(DEXA)法というものがあり、この検査をすると、骨密度、体脂肪率、除脂肪体重などがわかり、自分の体を詳細に状態を知ることができます。
また、服を着たまま3Dスキャナーで計測するため、数分で結果がでますし、グラフやデータ化もされるため、前回の記録と比較しやすくなっています。
もっと健康的なところを目指そうとすると、血液検査などもありますが、ただ単に減量を目標にしているのであれば、ある程度のところで線引きが必要になります。
検査ばかりにお金をかけて、財布がやせ細ってしまっては、本末転倒な気がします。
体重以外にも考慮する必要があるんですね
体重に囚われて、栄養をおろそかにしてはいけません。
自分に合ったやり方で、経過を検証してみましょう。
- 毎月同じ日に、同じ服、同じ場所で、全身の写真を撮る。日付と体重を書いた写真を目に見えるところに貼る
- きつくなった服を、週1回に試しに来てみる
- 血糖値を1週間ごとに計測して、アプリ等で記録していく
- 血圧測定器で1日2回、結果を測定してグラフにする(アプリで管理)
- 家の周りを歩いて時間を計る。1カ月に1回計って、前月比を比べる
- プランク(体幹トレーニング)を1日1回やり、どれくらい長くできるか記録する
- ベルトの穴の位置を確認して、変化がどうか見る
- 階段を上ったときに、息切れしてないか確かめる
- 血液検査(健康診断でなく)を行い、食生活を改める
上手くいっているかどうか経過を検証してみないと、成功にはたどり着けません。
何を目指しているか、今はどこまでできているのか、それを知らなければ成功することはできません。
一度うまくいったものの、その後なかなか効果がでないかと思えば、ある日を境にどんどん効果が出るときもあります。
経過を記録して、自分を励ましながら成功に近づいていきましょう。
失敗や停滞を繰り返せば、成功にたどり着けます!
実践と検証、この2つは何をやるにしても必須ですね
根本的な原因を探すことは大切です
おめでとう!すばらしい!
目標を達成できたら、盛大な拍手と敬意で賛辞の言葉を贈ります!
さて、ここからどうするかということですが、一区切りがついたのでもう十分とすることができます。
今の状態を継続していくだけで構いません。
あるいは、もう少し目標を高くしてさらに攻めるか、もっと健康的になり、いい人生を手に入れるか。
どんな選択をするかは自分次第です。いつだって考え直すことができます。
もちろん、今の目標を達成した自分に満足することは問題ありません。自分の体に満足しているのなら、それ以上を求める理由、頑張る必要性がないですから。
自分をよく観察し、頑張ったと褒め、その結果を悦び、今の状態を維持していく方法を学びましょう。
今の状態を保てているかどうかをチェックするいい方法を自分なりにみつけていきましょう。
体重だけを目標にする必要はないことを忘れずに、目標を変えていっても構いません。
ただ、いったん目標を達成できても、それを維持するのは、目標を達成するよりもずっと難しいと感じる人が多いです。
例えば、オリンピックで金メダルを取ったら、次回以降も金メダルをとり続けるのは難易度がグッと上がるのは想像できるでしょう。
目標は達成しても、努力を継続することは必須です。
減量も成功後のほうが難しいってきくわよね
だからこそ、ライフスタイルの中に組み込むことが大切なんですね
目標を達成して、それを望み通り一定期間維持出来たら、もう少し頑張ってみようかと思うかもしれません。
その時は、新しい目標を設定するチャンスです。
目標を達成できればじゅうぶんで、それ以上頑張らなくてもいいと考えるのも大切です。
特に、なんでもやりすぎる傾向にある人は、ブレーキを利かせないと暴走しがちになります。
また、ふとしたときに、目標を変えようと思う時もあります。
ライフスタイル自体、年数が重なれば変化していくので、その状況にあった目標に変えるのもいいでしょう。
2度、3℃、4度と、目標を変えていったとしても、当初に達成した目標の価値が変わるわけではありません。
目標を変えること自体、なんの問題もありません。
自分が何を求めているかは自分が決めることです。
旅行に行って、自分がどこに行きたいのかを決めるのは自分自身ですし、途中で面白いものを発見したら、計画を変更するかどうかを決めるのも自分自身です。
ただ注意したいのは、目標を変えるにしても、目標は多く設定しすぎないことです。
そのほうがより集中して目標を達成できますし、うまくやり遂げるときのイメージもできます。
一つの目標を達成したら、次の目標へと移りましょう。
その時々で、最高の自分れいられるように努力を継続しましょう。
何のためにするのか、目標を増やすにも理由が必要ですね
なんでその目標を立てる必要があるのかわからなければ、設定する必要はないですね
目標設定は大切ですし、達成した後も継続することが重要です。
私もいくつかの目標を達成したら、それをライフスタイルの中に落とし込んで維持するようにしています。
達成と維持の重要性は、ビジネスでも勉強でも、とても大切だと、何歳になっても実感しますね。
ファスティングについてのまとめです。
- 開始時、中間時、達成時の目標のスケジュールをたてる
- 体重計に乗るかどうかは、その人による
- 自分の体を計測して、自分のことを理解する
- 上手くいっているか検証して、目標にずれていないか確認する
- 目標が達成できた時は、おめでとう!と、自分を励ます(私も賞賛します!)
- 更に高い目標を設定したり、路線変更して努力することもできる
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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