この記事はこんな人におすすめ
- 人生で何をすればいいか分からなくなって悩んでいる
- 自分のことをよく理解したいけどどうすればいいかわからない
- 他人へのアドバイスが上手くできずに悩んでいる
結論は、ノートを書き続けると固定観念が外れてチャンスが広がる
ノートを書くことの大切さは、目的を見失わないことと、自分自身を立ち止まって考えられること。
目的のために行動をするのは当たり前ですが、忙しくなりすぎると、なんのために行動をしているかがわからなくなります。
忙しくなると、精神的にも肉体的にも疲労が溜まり、やがて苦しい状態になり、目的も忘れてしまう。
自分自身を立ち直らせるためには、ノートを書くこと。
何のための行動か、何をしたかったのかを思い出すきっかけになります。
ノートを書くことは立ち止まって自分を見つめ直しているため、気づきや発見をするチャンスにも恵まれる。
行動と立ち止まって考える事をノートを使って行うことは、アドバイスをするときにも役立ちます。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
夢をかなえるため、人生でやりとげたいことがある場合は、目的を失わないこと。
「社長になる」「資産を増やして豪邸に住む」・・・
人の数だけ夢はあります。
しかし、自分自身とのつながりを持たずに動き続けると、やがて肉体的にも精神的にも疲弊していきます。
目的の見失わない大切さについて、ここで一つ、この本に登場するグルが話してくれた小話をご紹介します。
あるところで、男が木を切っていた。
そこに通りすがりの大金持ちの経営者が現われ、男にこう言った。
「気を切って、それを売って手に入れたお金で電動ノコギリを買いなさい」
男は経営者に尋ねた。
「電動ノコギリを買ってどうするんだ?」
経営者は言った。
「もっとたくさんの木を切って儲け、人を雇ってもっと儲けるんだ」
男は聞き返す。
「それで?」
経営者は答えた。
「儲けたお金で山を買って、もっとたくさんの木を切ってお金を儲けるんだ」
男はまた聞いた。
「それで?」
経営者は笑いながら答えた。
「儲けたお金で、長い休みを取って疲れた体を癒すため、海の見える高級なホテルに泊まり、高級な食事をしてリラックスするんだ」
男も笑いながら答えた。
「私はいま、リラックスして木を切っているよ」
仕事のためじゃなく、目的のために働いているんですね
タルムードでも似たような話はありますね
言われてみれば当然なのですが、目的に向かって進まないと、あらぬ方向へそれてしまいます。
先ほどの木を切る人と経営者のように、本来であれば「そんなことは起こらない」と思うでしょう。
しかし、人々の今の生活は忙しく、目的と行動がズレることはよく起こります。
グルノートを書くことで、1日を立ち止まって考えられるため、このズレを少なくすることができます。
夢や目的を達成するには、美しい状態が必要です。
生きている限り、苦しみや問題はなくなりません。
苦しみや問題をいかに小さくできるかで、美しい状態を保つかが、目的を達成するためのコツです。
人間は忘れやすいですからね・・・
忘れるから、ノートを書く
ノートを書き続けていると、気づきや新しい発見のチャンスが増えます。
特に、考え方の部分では制限を外しやすく、大きな視点で考えられるように変化していく。
たとえば「〇〇でなければいけない」「〇〇はこうあるべき」という考え方など。
ものごとに対して、こうあるべきというセルフイメージを持ち続けると、制限の中だけでしか生きられなくなります。
執着心へと発展し、自由が無くなり、自分自身への苦しみや問題に発展していく可能性があります。
子供のころ、親から「長男だから」「あなたは頭がよくないから」と言われたことはありませんか?
こういう制限に縛られ続けると、自分自身へのブレーキにつながって、本来の自分とはかけ離れた存在になってしまいます。
グルノートを書くことで、その言葉から無意識に感じていた感情に気づき、書き出すことで手放すことができます。
自分自身へのブレーキを外し、アクセル全開で目的地に向かえるようになることもできます。
大切なのは、制限がかかっているということに気がつくこと。
自分で認識しながら「自分はこうあるべき」と制限をかけるのは、時には大きな武器にもなります。
その認識を忘れないようにするためにも、ノートを書くことが大切です。
無意識的な制限は人生のブレーキになりやすいということですね
目的を叶えるために、制限をかけることはありますね
自分とつながるとは、ディバイン(理想的な状態)とつながることでもあり、つながるほどに人生はよくなる。
私たちは元々、心から望むものは、何一つ制限なく、幸せになることができます。
ディバインはいつでも自分の中にいます。
私たちは忙しく、苦しんでいる状態にいるときはディバインの声は聞こえず、幸せになる方法もわからなくなります。
それが実際に目の前にあっても気づくことができず、受け取れません。
だからこそ、苦しんでいる状態から抜け出し、自分の内側のディバインとつながることが大切です。
苦しんでいる状態は、永遠にゴール出来ない状態を作っているということ。
ここでひとつ、グルが話していたお話をご紹介します。
賢い農家は、一度植えた種を心配や不安から掘り返したりしません。
賢い農家は、風や天気が成長に影響を与えることを認識しているため、準備をしています。
賢い農家は、栄養が成長に必要なことを認識しています。
賢い農家は、成長には時間が必要なことを認識しています。
私たちの意識は種。
種を植えた後は、育てる必要があります。
不安や心配から何度も種に気にかけるのではありません。
苦しみを解放しディバインと共に成長していく必要があります。
そうしたら、いつかは種は木になり、葉をつけ、実をつける。
私たちは、その実をとればいいだけ。
苦しみの中にいては、いつまでも実は実らないし取れないってことか
理想的な自分こそが答えです
「あなたは何者ですか?」
この問いに答えられることはできるでしょうか。
すぐに答えられる人は、落ち着いて自分を観察することができる人でしょう。
答えられなくても大丈夫です。
インドには、瞑想や学びを行う寺院があります。
ここには人種や宗教なども越えて様々な人が集まります。
この寺院ではよく「ハムサ・ソー・エイカム」と唱えるそうです。
私の中にあなたがいる。あなたの中に私がいる。私たちはひとつ。
グルによると、私たちは宇宙のような無限大のパワーを持っている。
しかし、無限大のパワーが苦しんでいる状態にいるために使えていないとのこと。
「あなたは何者ですか?」という質問に答えられない状態と同じです。
自分の人生の目的が明確な人は応えられるでしょう。
自己観察でハッキリとみえてくるはずです
知っているということは、ただ単に知識があるだけにすぎません。
苦しんでいる状況の中では、役にたたないことも多いでしょう。
得た知識を実際に自分の人生で使い、知恵に変えていくことで初めて役に立ちます。
「知っている」ことと、「使っている(実践している)」ことには大きな違いがあります。
思うことを実践に移すから、言葉、態度、思考にパワーが宿り、拡大していきます。
自分自身の内側のパワーが宇宙のような無限大のパワーとつながり、自分自身の人生を自分で導けるように。
自分が何者かを知り、自分を自分で導けるようになったら、他に苦しんでいる人を導くことも可能です。
あなたが生きてきた人生の中には、誰かの役に立つこともあります。
誰かを幸福にして、誰かを豊かにすることもつながります。
1本のろうそくで、何千本ものろうそくに明かりを灯すことができる。
その1本のろうそくの命は短くなることはない。
幸福を分かち合うことで、幸福が減ることはない。
誰かに何かを教えるためには、自分が経験していることが重要です。
自分が苦しんでいる状態から抜け出すことは多くの恩恵があります。
インド式「グルノート」のまとめです。
- 夢を叶えるためには目的を見失わないように、明確にする
- 目的と行動はズレやすいため、ノートで立ち止まって考えることが必要
- グルノートを書き続けると、気づきや新しい発見を得られるチャンスが増える
- 人間は本来、やりたい願いを叶えられるが、苦しみの状態にいるためにできない
- 「あなたは何者か?」という質問に答えられるには自分を観察する
- 実践することで人に教えられるようになる
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