この記事はこんな人におすすめ
- ファスティング中に運動をしてもいいのか知りたい
- 運動を続けたいけど、なんだかモチベーションが続かずに悩んでいる
- 運動がなんでファスティングと相性がいいのか知りたい
ファスティングと運動は健康の加速装置になります
ファスティング中でもウォーキング、ジョギング、筋トレ等の運動は積極的に取り入れていきましょう。
運動をするとメンタル面や頭の回転もよくなりますし、何よりファスティングとの相性はとても良いです。
空腹状態で運動を始めると、とても集中してやることができるので、運動効率も大きくあがります。
逆に、減量を目的に運動を始めてしまうと、モチベーションが続かなくなりますので、健康のために運動をする意識を持つことが肝心です。
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
私自身、運動を週3日~4日程度は取り入れていますが、運動する習慣は何年と続けています。
普段、運動をしないかたが運動をしようとするときは、ストレッチ程度の軽めの運動から取り入れるとよいでしょう。
というのも、運動不足のレベルは人によりますが、長時間歩いただけでも、翌日筋肉痛になってしまったりします。
そのせいで、せっかくやる気になって始めたのに、またやらなくなってしまうことにもなりかねません。
人間の筋力は、脚から弱くなっていくと言いますが、運動をする習慣がないと、年を重ねてからが苦労をすることになります。
これは、太っているとか太っていないかに関わらず、誰でも起こり得ることです。
もしどうしても仕事で忙しくて、運動をする機会が無いと言う場合は、スクワット7回でもいいので、毎日やるようにしましょう。
いくら時間がないと言っても、スクワット7回であれば、歯を磨きながらや、料理をしながらでもできるはずです。
運動する習慣がない場合は、運動をする習慣をつくることから始めるのですが、やはり普段から運動していないとおっくうに感じることでしょう。
ですが、運動は健康的な体を維持するためにも、とても大切なことです。
30分以上のジョギング等の有酸素運動をすると、体がポカポカしたり、ストレスから解放されてスッキリとした気分にもなります。
1回の運動だけでも効果は表れますので、習慣がない方は是非やってみましょう。(もちろん、運動も継続が肝心です)
運動後は絶好調な気分になりますね
アスリートみたいな運動はしなくても大丈夫なので、軽めの運動を心がけましょう
ファスティングをしている時は、運動をしていいかどうか悩む人もいるかと思いますが、ファスティング中はむしろ積極的にしたほうがいいでしょう。
何年もファスティングをしている人の中には、子どものころよりも筋肉量が増え、体の調子がよくなっている人もいるそうです。
体脂肪が減り筋肉が増え、毎日が活力に満ちているということです。
運動をするとはいえ、別にルームランナーを購入しなくてもいいですし、ジムに行く必要もありません。
運動は楽しんでこそ続けられます。
運動をしている人の参考例を紹介します。
- 毎日、出勤時、朝の散歩は早歩きで歩く
- 1週間に1~2回、筋力トレーニングを45分する
- 筋トレをするときは、一人でなく友達やパートナーと一緒にする
- クロスフィットトレーニングを取り入れている
※クロスフィットとは、日常の動作を基本とし、全身の筋トレをするトレーニングです。体の栄養素を土台とし、心肺機能、体幹、全身の筋肉と、段階的に鍛えていきます。
トレーニングジムに行くことはもちろん否定しません。
それで運動をするきっかけになったり、運動をする環境としてはバッチリ整っているからです。
ですが、お金をかけずに運動も出来るという事は知っていても損はないでしょう。
自分に合ったトレーニング方法で、続けていくことが肝心ですからね。
ジムの幽霊部員にだけはならないようにしたほうがいいですね
30分かけてジムにいくなら、その時間でトレーニングするという方法も考えられます
運動をすることは、脳、心臓、肺、腸、筋肉、消化器官、細胞、メンタルヘルスにも、ありとあらゆるところに良い反応を出してくれます。
運動をやめてしまうと、気分も集中力も、日を重ねるごとに減衰していってしまいます。
運動はなにより、自分自身で、自分にあった運動を見つけなくてはなりません。
小学生、中学生の時に部活をやっていた人は、その時部活でしていたことを取り入れてもいいです。
部活をやっていなかった人は、公園を歩く、キレイな街並みでジョギング、土手沿いでサイクリング等でも構いません。
もちろん、運動をする以上は、なんとなくやるのではなく、腕、脚を動かすということも意識する必要はあります。
また、毎日というわけにはいきませんが、登山やハイキングということでもいいでしょう。
特に登山は、長時間動き続け、苦労と努力を重ねた頂上の先には、それは素晴らしい景色が広がっています。
日本では、四季折々の季節を満喫できるので、このチャンスを活かして挑戦してみるのもいい経験になるはずです。
運動をすると、こういった副産物も生まれるので、運動をすることはメリットのほうが非常に大きいことがわかります。
遠い将来、自分が何に趣味を持ち始めるかわかりません。
その時、体を動かすことに趣味を持ち、それが例えば登山であったならば、現役を退いてから体力をつけるのはなかなか大変な事でしょう。
普段から運動を取り入れることで、色んな趣味を持てる選択肢を増やすという意味でも、10代、20代から運動習慣を取り入れるメリットは十分にあります。
ファスティング以前に、体を動かし続けることができるのは案外、幸福なのかもしれませんね
運動はとにかく、健康へのコスパを考えるとおつりがくる投資法ですね。
それでは、ここでは具体的にどうすればいいのかという参考例を紹介します。
1.自分にできる範囲のもの、スケジュールを選ぶ
1週間に2時間程しか走る時間が無いと言うのであれば、マラソン大会に参加するのはやめておきましょう。
そして、料金の高いジムや個人レッスンなどは、金銭的に余裕がない場合はやめておきましょう
2.自分が楽しめるものを探す
運動が苦痛な人でも、全ての運動が嫌いという人はなかなかいないかと思います。
初心者でも誰でもとりかかりやすいのが、ウォーキングです。まずはこれから試してみてはどうでしょうか。
自分が好きな運動がすぐに見つからない人は、自分が楽しめる環境は何かを考えてみるのもいいでしょう。
ゆるやかなヨガ、ピラティス、プール、エアロビクス、ダンス、なんでも構いません。
思いがけないものが、自分が楽しめる運動だと発見できることでしょう。
3.有酸素運動でなく、無酸素運動である筋トレも視野に入れる
運動習慣がない人が有酸素運動をいきなり取り入れるのはハードルが高いという人もいます。
その場合は、筋トレからやってみることをおすすめします。
上記にも書きましたが、軽めのストレッチや、スクワット数回から始めてみるのもいいでしょう。
4.習慣にしている運動が楽にできるようになったら
運動を取り入れて、継続できるようになったら、おそらく楽に感じたり物足りなく感じるようになるでしょう。
体と言うのは、高い調整機能を持っています。
なので、変化を与えてあげないと、運動の効率が下がってしまいます。
もちろん、無理のない範囲でです。
5.毎週、自分のメンタルをチェックする
運動をしたときには、する前と比べてメンタル面が変わっています。
心が落ち着いた。気分がよくなった。思考が整理された。
運動は心の状態に大きく影響します。
6.運動する仲間をつくる
一緒にいて楽しい人と生産的な時間を過ごすのには、運動はもってこいです。
相手は、パートナーでも、家族でも、友人でも、コミュニティでも誰でもいいです。
もし、相手もファスティングをしているのであれば、これ以上ない仲間になるでしょう。
7.運動するのに最もいい時間をみつける
運動をするのに最もいい時間をみつけるために、ファスティングをしているときと、食事をしている時の運動を比較してみましょう。
ファスティングをしている時のほうがよく運動はできると思いますが、人によってはそうでない場合もあります。
論理的に運動を始めようと考えるとこんな感じなんですかね
もちろん、中には考えずにとりあえず始める人もいますが、最初はそれでもかまいません
運動は健康につながりますが、減量をするためと考えてしまうと、少し話しが変わってきます。
運動でカロリーを消費しようとするとこれほどコスパが悪いことはありません。
ランニングマシン等では、消費カロリーが表示されますが、カロリーカウンターをみると、大してカロリー消費がされていないことがよくわかります。
そうすると、「これだけ運動したのに、菓子パン1個分もカロリーを消費していないのか」と思うようになり、運動へのモチベーションが下がってしまいます。
摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ太らないと考えてしまっていると、体脂肪も思ったより減りません。
体重の変化にはホルモンによってコントロールされていますし、体脂肪の蓄積にはインスリンの数値がポイントとなります。
パリにいくと、太った人がほぼいないというらしいです。
そのため、エスカレーターもほとんどなく、地下鉄の椅子も小さく、通路も狭いそうです。
パリの人たちは、朝食を食べず、1日2食にしており、その食事もチーズや卵と言った、脂質が含まれているものもあります。
それでも、太っている人はほとんどいないのです。パリの人たちが全員運動をしているかというと、そうでもないはずです。
つまり、運動が直接減量につながると言うわけではないということです。
だからこそ、運動で減量するという意識を持っていると、結果が出ずに挫折することが多いのです。
運動はあくまでも健康への投資、と割り切ることが、運動を継続するコツとなります。
減量は副産物程度のものなのです。
私も減量しようと運動したけど、1週間であきらめたわ
運動をする目的が違うだけで、モチベーションが大きく変わります
例えば、格闘技をやっている人たち(ボクシングとかK-1とか)を想像してみるといいのですが、彼らは満腹の状態で戦っているわけではありません。
試合前に減量を終えて、試合前になったとしても、その時に食事をするでしょうか。
マラソンランナーもしかりで、これから長距離を走ると言うのに食事をしている人はいません。
※ここで言う食事は、肉や魚、ゴハンやパンを食べることです。
お腹の中が空っぽの状態のほうが、体も軽く、中身の濃いトレーニングを集中して行えます。
ファスティングしながらトレーニングをすると、インスリン値が下がりますが、ノルアドレナリンや成長ホルモンの分泌量は増えます。
こうした状態の時は、エネルギーがみなぎってて、よりきつい運動も出来るようになります。(ノルアドレナリンや成長ホルモンの影響によってです)
運動の後に食事を摂っても、成長ホルモンの値は高いままです。
成長ホルモンは筋肉を修復してくれるので、より早く回復することができます。
運動をする前に何か食べなくてはならないという、生理学的な理由はありません。
朝起きた時、何も食べないまま運動をするほうがいいでしょう。
それは、体には必要な燃料が全て蓄えられているからです。
人間の体は朝4時になると、ホルモンが分泌されてグルコースが血中に放出されるようになっています。
そのため、6時か7字ごろに運動をすれば(あるいは午前中)、そのグルコースを燃やすことができます。
ようは、何も食べる必要はないのです。
運動とファスティングは、とても相性のいい組み合わせです。
痩せるにしても、筋肉をつけるにしても、効率よくできます。
しかし、運動だけでは痩せられません。ファスティングをすることが大切なのです。
飢えた状態の方が、どう猛になれるというなのだ
良い飢餓状態は、集中力を極限まで高めてくれます
運動を取り入れることで、沈んだ気持ちも浮上させることができます。
もし、私が現在まで元気に過ごせている理由があるなら、それは運動を取り入れているからだと思います。
大人になったら、運動をやめてしまう人が多くいますが、大人だからこそ続けていきたいですね。長寿社会を無事に乗り切るには、運動は欠かせません。
ファスティングについてのまとめです。
- 運動習慣がない人は、スクワット7回から始めてみる
- ファスティング中でも、運動は積極的に取り入れたほうがいい
- 運動は個人に合ったやりかたでやるのが、モチベーションを維持しやすい
- 運動を習慣化する具体的な方法を書き出してみる
- カロリー消費のために運動をすると、続けられない
- 空腹の状態で運動をするのが、最も効率よく集中してできる
ここからは、このシリーズのまとめページに飛びます。
随時更新していきます。
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