この記事はこんな人におすすめ
- 時間がないなかでも、運動効率や効果を大きく上げたいがどうすればいいかわからない
- 腹式呼吸は体にいいと聞くけれど、具体的にどんな効果があるか知りたい
- 最近集中力が足りない、体のダルさが続いて悩んでいる
ただ息を吸い、吐く時代は終わりです
呼吸法の違いによる効果・影響をまとめました。
運動効果を上げたい人は呼吸法の見直しは必要ですが、健康状態を維持したい・改善したい人も効果がある内容です。
部活や競技で結果を出し続けたい、健康状態をずっと維持したい、体が重く集中力がないというかたは、是非参考にしてください。
・睡眠の質が向上
・運動時の息切れが減る
・EPOと赤血球が自然に増加
・運動中の筋肉と臓器に酸素が行きわたる
・乳酸の蓄積を抑え、疲労を軽減する
・ランニングエコノミーと最大酸素摂取量が向上する
・無酸素性と有酸素性パフォーマンスが向上する
・血中二酸化炭素濃度の低下
・口呼吸だと、一酸化窒素の利点を生かしきれない
・赤血球が酸素を持ち続け、体の隅々まで酸素が行きわたらない
・血管と気道の平滑筋が収縮する
・血液のpH値が異常になる
・運動中に筋肉や心臓、脳などの臓器に酸素が行きわたらない
・運動パフォーマンスの低下
・全体的な健康状態の悪化
このブログは、以下の書籍を参考に、自分の考えと経験を加えながら書いています。
目次
- 正しい呼吸で健康になって運動パフォーマンスを挙げられる!?呼吸法にも意識しよう
- 呼吸を増やしても運動効果が上がらない理由は、大きく酸素を取り入れても体は活用しきれないから
- 朝に起きられない、試合で結果が出せないのは呼吸法に原因があった!?正しい呼吸を調べてみよう
- ランニングエコノミーと最大酸素摂取量は運動するうえで意識したいインデックス
- 鼻呼吸で体をデトックス!!多くの人は呼吸過多で健康状態が崩れている!?
- 鼻呼吸はメリットがいっぱいある!!健康状態や運動性能にまで効果が及ぶ理由
- ストレスや不安感は胸式呼吸が原因だった!!腹式呼吸で落ち着いた穏やかなライフスタイルを身につけよう
- 試合の立ち上がりが悪いのはウォーミングアップ不足が原因!!リラックスした正しいウォーミングアップで絶好調状態にする
- トレーニングの効率化やパフォーマンスを上げたいなら「息を止める」を取り入れる!?
- 日常生活で息止めトレーニングをすることで、競技で自己新記録を出し続ける!!
- 集中力を最大限に発揮してハイパフォーマンスを発揮する「ゾーン」に入る下準備
- ゾーンに入るには、直感的に動くことが大切!集中力を高める方法は普段から邪魔な思考をしないこと
- 腹式呼吸に変えるだけでダイエット(減量)効果が出る!?リバウンドしないための呼吸法
- 運動することは体に悪い!?週末だけ激しい運動は控えたほうがいい理由
- 健康寿命を延ばす運動は激しすぎても軽すぎてもダメ。適切な運動レベルで気分もさわやかに!
- まとめ・個人的所感
呼吸と聞いても、普段から意識して呼吸をしている人はそうそういないかと思います。ですが、もし運動のパフォーマンスが上がらない、喘息やちょっと動いただけでの息切れで悩んでいる。
そういったことがあれば、もしかしたら呼吸が原因かもしれません。
まずは自分の呼吸を知ることで、自分の人生を大きく変えるきっかけになります。
深呼吸と言えば、大きく息を吸って、大きく息を吐くことをさしますが、運動中にはお勧めしません。
呼吸を大きくしたからといって、運動パフォーマンスが上がるわけでもなく、逆に下がることが多いです。
しかし、深呼吸には自律神経を整えリラックス効果もあるため、使い分けをすることが肝心です。
普段何気なくしている呼吸ですが、食事と同様に、呼吸も吸い過ぎ、吐きすぎは禁物です。
普段から運動習慣もなく、慢性的な疲れに悩んでいる場合は、呼吸過多の状態が考えられます。
息の吸い過ぎ、吐きすぎは効率的に体を動かすことはできません。
正しい呼吸の知識を身につけることが必要です。
体を動かす競技や、頭脳を使う競技も「いいのリズム」が作れると快適にプレーすることができます。
この要因の1つには、呼吸のリズムも含まれており、激しい運動をこなすトップアスリートほど静かで一定の呼吸を使用しています。
呼吸の改善により、持久力の向上、息切れへの耐性がつき、運動時のパフォーマンスを上げることができます。
体をデトックスするのは、何も食事だけではありません。
日常の中で常に行っている「呼吸」方法を変えることでも、デトックス効果はあります。
健康状態が改善されない場合や、運動パフォーマンスが上がらずに悩んでいる場合は、鼻呼吸を意識して、ため息やあくびで大きく息を吸わないだけでも効果はあります。
口は食事をするためであり、呼吸をするためではない。呼吸は鼻でしろ。
よく聞く話ですが、具体的に鼻呼吸のメリットと口呼吸のデメリットの最大の差は、健康状態が変わるということです。
鼻呼吸は、病気への耐性、生活習慣病の予防、運動パフォーマンスの向上と、メリットが多い呼吸法です
腹式呼吸は、ゆったりと落ち着いた呼吸につながるため、ストレス対策やリラックス効果が生まれます。
対して胸式呼吸は、呼吸が荒く、緊張状態を生み出すため、普段からイライラや不安感が募ります。
不安定な精神状態は、仕事やプライベートでも悪影響ができるため、落ち着いた健康的な生活をするには、腹式呼吸を身につける必要があります。
競技や運動開始直後、体が重たかったり、すぐに息切れをしてしまう場合は、ウォーミングアップが足りていません。
ウォーミングアップには、体の血流をよくする効果があるため、最低10分は行い、ジョギングやストレッチを入念に行います。
そして、鼻呼吸で、リラックスした状態で行うことで、競技や試合開始直後からハイパフォーマンスで動けます。
高地トレーニングや高強度トレーニングという言葉は運動をしている人なら聞いたことがあるでしょう。
トレーニング効果を上げるための手法ですが、場所や時間、過酷さといった課題が残るため、一般人には馴染めません。
それに代わる手法として、息を止めながら運動をするというトレーニングをすることで、高地トレーニングや高強度トレーニング効果を再現し、運動パフォーマンス向上につなげることができます。
アスリートともなると、いかにしてライバルと差をつけるかが重要になりますが、その方法の1つとして、息を止めるトレーニングがあります。
この方法は疑似的に高地トレーニングができるため、オリンピック出場選手も実践しており、強度を上げればその分記録も出せるようになります。
ただし、やりすぎは禁物であるため、高強度の息止めトレーニングは、一人では行わないようにしましょう。
集中力というのは、大どんでん返しを繰り出したり、思いがけないほどの結果を生み出すなど、とてつもない力を秘めています。
ですが、現代では集中できる環境は少なく、また持続時間も長く続きません。
長く続く集中力を身につけるためには、日々の訓練と瞑想を繰り返すことで可能となります。
集中力を高められる人は、直感力が高い人です。普段から無駄な考えや思考をすることなく、直感的な間隔で動けるようになれば、極限まで集中力を上げることができます。
集中力を上げるには、普段の生活からリラックスした状態を心がけることです。そのためには、瞑想をすることで、余計な思考をしないように練習することが必要です。
ダイエット(減量)と聞くと、運動量をこなすイメージが強いですが、食事と呼吸法で大きく変えることができます。
慢性的なストレスにより過食になることが多いですが、ストレス自体を腹式呼吸で低減・発散させることで、減量してそれを維持することが可能です。
何故、過食になるのか、何故、太ってしまったのか、その根本的な原因は、ストレスであることが殆どです。
健康を維持するために、運動をしている人は多いかと思います。
しかし、一般的な社会時だと、平日は運動せず、週末にまとめて運動する人もいるかもしれませんが、それはお勧めできません。
健康維持を目的にするのであれば、質よりも、週3日程度、軽い呼吸で行える程度に留めておくだけでも十分です。
正しい呼吸を続けていれば、将来的に健康状態を維持することにつながります。
普段からの積み重ねは将来に反映されるので、逆に今すぐ効果はでません。
呼吸法についてのまとめです。
- 鼻呼吸は人生を変える
- 腹式呼吸と胸式呼吸のメリットとデメリットは、天と地ほどの差がある
- 呼吸を大きくしても、体は酸素を十分扱えない
- 運動を重視する人は正しい呼吸法を身につけることは必須
- 慢性的な体調不良は呼吸法に原因がある可能性がある
- リラックスした状態と呼吸法で、超集中状態(ゾーン)に入ることができる
- 腹式呼吸は減量にもつながる
- 運動は週末にまとめてするのでなく、最低3日おきにやるのが効果的